水曜会で石川県白山市の鳴谷山へ行ってきました。
平日にもかかわらず登山口の駐車場には尾張小牧と富山。石川。福井の北陸三県のナンバーの車が7~8台が並んでいました。中には軽四輪で、でこぼこの林道を登って来ていました。
花の多い山なので人気が有るのでしよう。
以前に、福井県の山で荒島岳や取立山に登った時、白山が見えましたが距離が有り大きく見えませんでした。
登山口(8:41) ― 鎧壁(9:45) ― 砂御前山分岐(10:16) ― 鳴谷山山頂(11:45)~(13:13)
― 砂御前山分岐(14:15) ― 鎧壁(14:32) ― 登山口(15:19)
大まかな時間で、行きは3時間。写真を撮りながらでしたので時間が掛かっています。帰りは2時間でした。
山頂へお昼近い時間に到着しました。白山はガスっていて、見えませんでした。
ランチを摂っていると白山南側の別山方向から晴れだし、徐々に白山が顔を見せてくれました。
恥ずかしがっていて顔を隠していた、お山がようこそと歓迎してくれたような気分がしました。
登ってくる時に何組かのグループとすれ違いました。
多分、その人たちは白山と対面していないと思います。
乱丸さんからいただいたGPS軌跡図。
平日の駐車場でしたが、既に何台も車が停まっていました。
乱丸さんの話しによると、休日には沢山の車が押し寄せ林道にも停め、一杯になるのだそうです。
登山口から10分もすると、ミズバショウの群落がお迎えでした。
ここのミズバショウは時期的に、花の時期が過ぎて葉ばかりになっていました。
葉野菜のような感じ。
食べれる物なら食べてみたいという声が有りました。
私は野沢菜のようにして、「目はり寿司」にしてみたらと考えました。
あの方向が鳴谷山の山頂です。
鎧壁を通過します。
まだ、残雪が有りました。
登山道の脇にミズバショウ。
高度が増してきた場所で、こちらのはまだ、花をつけていました。
近くには、リュウキンカが群落となっていました。
リュウキンカ。
足元にもミズバショウが有りました。
踏まないように気をつけて撮影します。
近くにはザゼンソウも咲いていました。
ザゼンソウとミズバショウはサトイモ科で兄弟です。近くに咲いていて不思議では有りません。
あの場所が鎧壁です。
斜の線が入っています。あの場所を通過してきました。
所々で大きな杉が迎えてくれました。
ミツバオウレン。
ツバメオモト。
鳴谷山では沢山の花を目にしましたが、このツバメオモトは1株だけ見かけました。
数ある花の中で一番綺麗な花で、ミス鳴谷山の称号を与えたいと思いました。
高度が増してきて、残雪が顔を表しました。
山頂の手前で昼食中の4人グループ。
私たちグループのDさんの友人がその内の1人でした。
この先が白山方面ですが、ガスっていました。
これから山上のランチ。
色々の食材が出ました。
左の画像が11時44分。右が12時49分。
1時間ほどの間に山の様子はこんなに変わりました。
私たちを待っていた山が、ベールを脱ぎ美しい顔を見せてくれました。
丸で山が歓迎してくれているような気分です。
山のベテラン。ひろろとろろさんが白山を差して御前峰。大汝峰の場所を解説してくれました。
雲が薄れ、御前峰。大汝峰が見えます。
下山の時となりました。
美しい白山。何時までも見ていたい気分でした。
沢山の花々。
バイカオウレン。イワナシ。
ショウジョウバカマ。イワウチワ。
シャクナゲ。ノリウツギ。
サンカヨウ。ハルリンドウ。
帰路、勝山市の水芭蕉に寄って来ました。
山でミズバショウを見て、水芭蕉の温泉に浸かってこようと思っていたのです。
残雪の白山が望める時期は4月から6月に掛けてですが、間も無く梅雨入りとなります。
4月頃は登山道に雪があり、登るのに困難が伴います。
これから雨の時期で雨の時に登るのは避けたいです。
となると、今の時期しか有りません。
山頂でベールを脱ぐ「お山に会えました。」
考え方によっては非常にラッキーだったのかも知れません。
登山口近くで見たミズバショウは既に大きな葉となって、まるでレタス畑のようでした。
高度が増してきた場所のは見頃で、他にも沢山の花々を目にすることが出来ました。
素敵な仲間と素敵な山。
北陸の花一杯の山を楽しむ事が出来ました。