Kオジサンの新・山歩きの記

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奥越の名峰  大長山(オオチョウザン)(1,671.4m) & 赤兎山(アカウサギヤマ)(1,628.7m)

2012-07-12 21:59:43 | 水曜会

水曜会で福井県勝山市の大長山と赤兎山へ行ってきました。先に大長山に登り、その後に赤兎山に登りました。
登山口(8:18) ― 小原峠(9:02)~(9:13) ―  苅安山(9:43) ―  大長山山頂(10:42)~(11:03)

 ―  苅安山 ― 小原峠(12:10) ― 大舟分岐(12:42) ― 赤兎山山頂(12:55)~(13:09)


   ― 大舟分岐 ― 小原峠(13:39)~(14:15) ― 登山口(14:48) 

 

赤兎山へは03.07.26に登りました。もう、9年も前のこととなります。
一度登った山でも月日が流れ印象が薄くなっていて、断片的な記憶となっていました。
前回の印象が残っているのは登山口にソーラーの入山者カウントメーターが有ったのとオオバギボウシが咲いていた事くらいで、初めて登る山のような新鮮な気分がしました。
それに、小原林道の登り始めにゲートがあって入山料300円を払いました。
前回はこんなことは無かったです。その点でも歳月が経ったと感じました。
入山料で300円払いましたが、勝山市の温泉。「水芭蕉」の100円の割引券を貰いました。帰りに温泉に浸かり、汗を流して来ましたので実質的には200円となります。
地域環境保護協力金と言うのだそうです。以前に来た時はどうだったか覚えていませんが、トラロープで駐車場の区画割がして有りました。そのようなためのお金なら利用者として当然払うべきでしょうね。

前回は赤兎山に登っただけで、大長山には行ってません。それで、余計に新鮮に感じられたのかも知れません。


乱丸さんから頂いたGPS軌跡図。

大長山へ
登山口から40分ほど登り、小原峠から大長山を目指しました。
峠にあった指示標識には大長山まで2.4キロとなっていました。アップダウンがあり険しい箇所もありました。ブナ林が現れ、高度が増すに連れてササユリが顔を見せだしました。まだ、つぼみの花もあり次の土,日曜日頃には一番好いのではないでしょうか。
ニッコウキスゲとササユリが一緒に見れました。



登山口。ここから登山開始です。


登山口から入ると、すぐにソーラーのカウントメーターがありました。。
春の時期に設置して、冬を迎える前には撤去するのでしょう。
このメーターがあれば正確な入山者をカウントできることでしょう。データー的に、今年最高の入山者だ、と言うような日が在るのでしょうね。


サンカヨウは花の時期が終わり、結実していました。
何本かのサンカヨウで群落を形成していました。


小原峠に有ったプレート。
ここで小休止してから大長山を目指します。



再び、この小原峠に戻ってきます。
貴重品だけ携えて歩き、ザックはここへ残していきました。


大長山への道。
アップダウンの繰り返し。
立派なブナ林が迎えてくれました。


大長山の顔が見えてきました。
山頂まで、まだまだ有ります。


ササユリとニッコウキスゲ。
両方ともユリ科。と言うことは親戚同士ですね。


ゴゼンタチバナの群落。
花の中心が少し黒くなっていました。
花期の終わりを感じさせます。



あの頂の先が山頂です。
もう、一息です。


アップで。


残雪の白山と雲の中の別山が見えだしました。



白山をアップで。


最後の急な登りです。


大長山の山頂に到着しました。
向こうに残雪の白山が見えます。


山頂に有ったプレート。
山に登る前に、コツコツと彫ったことでしょう。


白山をアップで見ると、工事で出来た砂防堤が見えます。
砂防新道があの辺りに・・・・


秋の頃のような雲。

赤兎山へ
私たちは大長山から下山して赤兎山を目指しました。
大抵の登山者は登山口から小原峠を経由して赤兎山を目指します。
大長山に登ってから赤兎山に向かったのは私たち以外には、2人組だけでした。
正午過ぎに赤兎山を目指しましたので、赤兎山から降りて来るグループばかりでした。
赤兎山は人気がある山で、平日なのに、何組かのグループが来ていました。
幾組かのグループとのすれ違い。
滋賀県湖南市からは26人のグループが来ていました。


赤兎山へ向かう道。
ブナの林が向かえてくれます。


大きなブナもありました。


リュウキンカと思ったら、葉が違うからリュウキンカでは無いと言われました。


登山道で振り返ると今、登ってきた大長山が見えます。
好い姿をした山です。


赤兎山の山頂。
赤兎山の非難小屋でランチの予定でしたが、空の雲行きが怪しくなり、小原峠で遅めのランチをすることになりました。時間が無いので、非難小屋まで行くことは止めました。

 
非難小屋まで行かないのだから、せめてカメラに収めておこうとシャッターを押します。


非難小屋方向の風景です。



小原峠まで降りて来て、遅いランチとなりました。


豪華なランチ。
サラダやデザートが並びました。


登山口へ降りてきました。
気が付かなかったのですが、登る時にここでしっかりと雑草の種を除去していかなければいけなかった。


私たちが最後に下山してきましたので、私たち以外の車は残っていませんでした。


白山の眺望。
6月6日に鳴谷山から白山を眺めました。
6月30日には人形山から白山の北側を眺め。
そして、7月11日に大長山から白山の南側を眺めました。
白山を眺望する角度によって残雪の多少はありますが、季節の進行により、残雪が減少して行くのを感じました。
季節の進行とともに姿を変える白山。
春の顔の白山。
夏の顔の白山。
色々の顔をした白山が眺められ、良かったです。


今回は大長山と赤兎山のダブル登山でした。
山を始めたばかりの人が赤兎山へ登ったなら、花が有り、山の魅力にハマりそうな良い山です。
特に、ニッコウキスゲが咲く頃は駐車場の車が溢れるほどになるようです。


一緒に行った人のHPやブログ。
ジオンさん。「ジオンと山歩記」
http://www.ogaki-tv.ne.jp/~koike/

山たまごさん。「山たまごの東海岳行」
http://www.geocities.jp/tokaigakko/

ミレさん。「山おんな 岩おんな」
http://mire79.whitesnow.jp/

乱丸さん。「乱丸お出かけ」
http://ranmaru100.web.fc2.com/

あさひさん。「今夜も本をまくらに」
http://blog.goo.ne.jp/seikiti-y

yakoさん。「月が昇れば」
http://tukinobo.exblog.jp/

コメント (2)
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