スリーデーマーチの3日目です。瀬戸田市民会館から尾道駅前広場までの30キロを歩きます。
3日目は生口島から因島、向島と歩き、橋は生口橋と因島を渡り、最後に渡船で尾道駅前広場に着きました。
瀬戸田市民会館(7:30) ― 5キロポイント(8:37) ― 生口橋 ― 因島ふれあいセンター(9:36)
― 万田酵素接待所(10:14~10:17) ― 因島フラワーセンター(10:53~11:26) ― 因島大橋
― 立花臨海公園(13:07~13:15) ― 尾道市民センターむかいしま(14:34) ― 渡船のりば(14:41)
― 向島運行フェリーのりば(14:57) ― 尾道駅前広場(15:00)
主催者から渡されたコース地図。
しまなみふれあい交流館での朝食です。
瀬戸田市民会館をスタートするのが7時30分です。交流館を6時15分に出発するので、5時30分からの食事となりました。
施設には調理室が有りましたが、調理できる人がいなく、コンビ二の弁当でした。
スタートを今か、今かと待つウォーカーたち。
関係者が挨拶をしていましたが、皆が背を向けています。
7時30分にスタートのスタンプを押して貰って、一斉にスタートです。
まだ早く、朝日が横からさします。
井口橋が見える場所まで来ました。
橋が高いところにあり、坂道を登って行くのですが、これが応えます。
井口橋の上です。
橋の上から穏やかに瀬戸内が見下ろせます。
渡り終えて振り返ると井口橋が望めます。
万田酵素接待所。
自社製品のPRが有りましたが、無料でお茶やスポーツ飲料が提供され、ありがたいことです。
黒い甘納豆のような豆や自社製品の提供も有りました。
お昼の場所となる因島フラワーセンターに到着です。
フラワーセンターの接待所でもみかんや飴のお接待が有りました。
ごぼう天も振る舞われました。
保温容器に入れられ、暖かかったです。
スリーデーマーチのコースはサイクリングコースにもなっていました。
ウォーカーの横を自転車が走りぬけます。
陽気な外国人はカメラを向けると応えてくれました。
パンクをしたのでしょうか。
心配そうに覗き込むウォーカーたち。
因島大橋は1階が車道で地下が歩行者と自転車用となっていました。
歩行者のコースと自転車・バイクコースは区別されていました。
反対側から歩いてくるグループ。
聞いてみたら、大阪からしまなみ海道を8回に分けて踏破するそうでした。
自宅で検索してみたらT社主催のバスツアーが有りました。
1日に10キロ程で歩くのでしょう。
歩行者の道は籠の鳥状態です。
安全のためには仕方が無いことですが、少しは窓を開けて欲しい物です。
渡り終えて振り返りました。
絶景ポイントから眺めた因島大橋です。
立花臨海公園の接待所です。
ここで、すだちを買いました。
のんびりした瀬戸内の風景。
渡船乗り場が見えて来ました。
高い場所に有る建物は尾道側です。
フェリーボートがやつて来ました。
待たされていました。
フェリーが接岸し、早速乗り込みます。
尾道駅前広場に着きました。
尾道までの道にはキロ数が減少していき、尾道が近づいている事がわかりました。
愛媛県内は標識型のキロポストで広島県に入ると道に表示するスタイルとなりました。
標識型だと目について所在が判りましたが、路面表示型ではウォーカーの目に留まりませんでした。県域の違いによって異なる表示方法ですが、統一して標識ポスト型にして欲しい物です。
今日の歩行数です。7時30分にスタートしましたが、撮影するのが少し遅れました。
普通列車で福山駅に向かいます。
福山からはのぞみに乗りました。
こんなに早く尾道に着けるとは思っていませんでした。
17時23分の望みのチケットを取っていましたが、早く到着できましたので、窓口で1時間早いのぞみに変更して貰いました。
初めての参加
このしまなみ海道スリーデーウォークを知ったのは何時だったか覚えていません。
でも、1年以上前から、しまなみ海道を渡ってみたいと思っていました。
そして、しまなみ海道を歩くことを目標として来ました。6月にスリーデーマーチの募集が開始して、申し込みましたら受付番号が17番でした。
歩いてみたい願望と初めて30キロも歩く事に、歩けるだろうかと不安がありました。参加者名簿が作成され、8月13日の名簿の締め切り段階では岐阜県からは私だけでした。
おもてなしの心
第1日の大浜接待所では大浜漁協女性部が。第3日の万田酵素接待所では万田酵素の人によるお接待がありました。万田酵素ではテントに万田酵素の旗が立っていましたので万田酵素の人と分かりました。大浜接待所は大浜漁協女性部によることが新聞に載っていて知りました。
恐らく他の接待所でも地元関係者の方々がお世話くださったのだと思います。このように、世話をして頂けたのは、ありがたいことだと感謝しております。
柑橘類王国と造船所群そしてタオル
今治市はタオルの生産で有名なところです。スリーデーマーチのゼッケンがタオル地になっているのには、さすが、今治だと思いました。
第1日にコース沿いに西造船が有り、そして糸山接待所から今治造船や桧垣造船が見下ろせました。第2日のスタート地点近くにはしまなみ造船が見えました。宿泊した大三島のしまなみ交流館から本州側に造船所を確認できました。
瀬戸内海にこれ程多くの造船所があることを知りませんでした。巨大な造船所を目にすることは海無し県の岐阜県に住む私にとって、新鮮に映りました。
各地の接待所では早生のみかんが振る舞われました。宿泊したしまなみ交流館近くの畑にはレモンが実っていました。第3日に立花臨海公園の接待所ですだちを販売していました。
岐阜県の最南端の所では、みかんが収穫されますが、このように瀬戸内で色々の柑橘類が獲れることをしまなみ海道に来るまで知りませんでした。知らないことを知ることが面白いです。
歩いてみて
時速5キロほどの速度で歩きましたが、車で走ると見えない景色を見れました。来島海峡大橋は4キロ余りの長さなのですが、45分程で渡りました。
橋を歩いていると小さなフェリーが小島に寄って、次の島に向かっていくのが見えました。
橋の上から船の動きが見えたのです。こんな風景を見ることが出来るのもウオーキングならではでしょう。
因島大橋では車道の下に歩道が設けられていました。金網が邪魔になりましたが、雄大な景色を目にすることが出来ました。そのように風景を眺めることが出来るのが、ウオーキングの特権でしょう。
スリーデーマーチの30キロ。20キロ。30キロを完歩する事が出来ました。我ながら、良く歩いたなと言う感想です。スリーデーマーチに初めて参加しました。当方の地域では長浜、若狭、志摩などでツーデーマーチが開かれます。そちらにも参加したくなりました。
最後に
1日で30キロを歩きましたが、何人かの人に追い抜かれました。ウオーキングは競争でなく、自分との戦いだと言い聞かせました。終えて、よく歩いた物だなとと思いますし、これからの自信に繋がりました。