Kオジサンの新・山歩きの記

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奥静岡の山   山 伏 (ヤンブシ)(2013.7m)  

2013-11-09 23:29:06 | アウトドア

山伏は静岡市の最北部に位置する山で、北側は山梨県に接する所に位置します。山の本では、山伏岳と紹介されていますが、地図では山伏となっていて岳は付いていません。
読み難い名前ですが、(ヤンブシ)と読みます。
登り始めは作業用のモノレールが並行していますが、今は使われていなく錆びています。わさび田に使われていた物では無いかとAさんが話していました。
登山口の周囲は紅葉真っ盛りと言った感じでした
渓流沿いに上っていきますが、登山道は整備されていて歩きやすいです。渓流からの音が大きく聞こえ、水の激しさを感じさせます。
所々には木の橋が架けてあります。まだ、新しい物ですが、このように整備して貰えたことは、ありがたいことです。
蓬峠までに土砂の崩落で崩れた所がありますが、順調に登れました。特に蓬峠から牛首峠分岐までが険しく難儀しました。

山伏登山口駐車場(9:00) ― 西日影沢登山口(9:05) ― 廃わさび田(9:36~9:40) ― 

大岩(9:52) ―  蓬峠(10:36~10:40) ― 牛首峠分岐(12:12~12:13) ― 

山伏山頂 (12:25~13:00) ― 牛首峠分岐(13:09) ― 蓬峠(14:09~14:12) 

― 廃わさび田(14:53) ― 西日影沢登山口(15:44) ― 山伏登山口駐車場(15:47)

 
新東名の新静岡ICで降り、安倍川沿いを北上しました。
初めは川幅が広かったのですが、北に向かうにしたがって狭まっていきます。何度も川が氾濫したのか、大きな石がゴロゴロしています。


駐車場の見える所まで来ました。
山伏があの山なのか、判りませんがあの頂の方角を目指します。
山の上の方は冬の装いです。



駐車場には7台ほどの車が止まっていましたが、ほとんどが地元で浜松や静岡ナンバーでした。地元の人たちに愛されている山といえるのでしょう。


ここが山伏の西日影沢登山口です。
ここから山に入ります。



登り始めは登山道にモノレールが並行していました。



登山道には、所々に橋が架けて有りました。
木製ですが、まだ、新しい橋です。
鉄砲水に流されないよう高い位置に設けてあります。
このような橋が3箇所ほど有りました。
こうして整備して貰えたのは、ありがたいことです。



わさび田に来ました。
廃業してからだいぶ時間が経った様子です。



大岩まで来ました。
とても大きく写真に納まりません。


雰囲気の良い所を登ります。


崩落箇所を渡ります。


私も、後に続きます。


 
落ちないように、慎重に進みます。



崩落した場所にロープが渡してあり、助かります。



蓬峠まで上がってきました。



蓬峠から見えた大澤崩れです。
工事車両の音がここまで聞こえました。



蓬峠を過ぎて雰囲気の良い道を歩いていますが、この後急な登りの道に変わりました。



藪笹が刈られています。



登る途中、ご夫婦とすれ違いました。
このご夫婦はすれ違う時、待っていてくれました。
この前の時。
上から男性が下りてきたのです。こちらから挨拶の声を掛けても、返事が有りませんでした。それに男性の方が下って来るのだから、上りを優先してくれても良いのでは無いかと思いました。
そんな後でしたので、道を優先して貰えて嬉しかったです。



高度が増すにつれて勾配が緩くなりました。
間も無く、牛首峠分岐に着きます。



山頂が近くなり、鹿の食害から守るためネットが設置してあります。



なだらかな道を進みます。



山伏に到着しました。

山頂には先客が10名ほどいました。



山伏岳と表示して造られたのでしょう。
ここは山伏で岳が着かないのです。
それで削ってしまったのでしょう。



こちらも山伏岳で制作したのでは無いでしょうか。
下側に留めたと思われる穴が残っています。
山伏は2013.7メートルの山です。
四捨五入して2014となっています。
丁度、来年の年号の山に登れたのはラッキーです。


頂上の様子です。
思い思いの場所で昼食を取っていました。



山頂からの眺望。
北側に冠雪の山が見えましたが、山名の同定には至りません。



東側の眺望。
ガスで富士山が隠れていましたが、一瞬。雪の富士山が見えました。
3秒か4秒ほどのことです。
カメラで撮りたいと思ったのですが、間に合わなかったです。
残念でした。
でも、本物の富士山と対面する事が出来て良かったです。



下山を開始しました。



蓬峠までは急な下り道が続きます。



大岩の場所まで下山して来ました。
何かのオマジナイでしようか。
大岩に杖のような木が立てかけて有ります。
つっかい棒で岩が落ちるのを止める言う意味があるのでしょうか。



続いて下山します。



廃わさび田まで下りてきました。



登山口まで下りて来ました。
振り返ると。



華を見かけませんでしたが、唯一見たのがリンドウです。



駐車場まで来ました。
私たちが遅かったのです。
他の車が無くなり、私たちと湘南ナンバーだけになりました。


登山口の辺りの標高は900メートルほどでした。
山頂が2013.7mです。
確実に1,000メートル以上は登っています。
自分で自分を褒めたい気持ちなのですが、こんな体力は何時まで続くことやらと思っています。

登山口から蓬峠までは晩秋の景色でした。そして蓬峠から山頂までは初冬の景色でした。
蓬峠からの上りはキツかったですし、景色が変わりました。
考えようによっては、2山分の景色が見れたことになります。


私たちが行って来たのは、11月9日でした。

山友のMotaさんと仁べえさんが、その後。11月26日に行ってきました。
Motaさんのホームページをご覧下さい。
http://www.katch.ne.jp/~mota/tozan113.html
私たちは見る事が出来なかった富士山をお二人は見る事が出来ました。
仇討ち、何て言葉は変ですが、富士山の姿の写真を見せて貰い、溜飲が下がりました。

コメント (4)
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