Kオジサンの新・山歩きの記

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晩秋の湖北の山    己 高 山 (コダカミヤマ) (922.6m)  

2013-11-22 20:42:31 | 水曜会

水曜会でSIVA隊長から召集がありました。愛知、岐阜、滋賀、福井の混成部隊で出撃先は滋賀県木ノ本町の己高山です。
隊長は福井の住人で、隣県の山ではありますが、ご自分のテリトリーであり、熟知した山です。
SIVA隊長は先頭に立ち、隊員をリードしてくれました。
今回の出撃目標の中にナメコ掃討作戦がありまして下山途中に遭遇し、一定の戦果を得ることが出来ました。
山を周回のコースを踏破できましたし、下山してからは麓の寺の紅葉を楽しめました。



駐車地から山頂に向かい、時計回りの周回です。そして頂上からは尾根道を辿り石道寺、鶏足寺を経由して駐車地へ戻りました。
登山口から山に入り、高度を稼いで行くと「ドーン、ドーン」と大きな音が聞こえました。

息子が金沢に住んでいた時に息子の所へ行きましたが、冬の雷で雷鳴が轟いたことがありました。
己高山は北陸に近い場所です。雷鳴なのかと思いました。
ここは湖北ですが、湖西の高島市に饗庭野の演習場があったことを思い出しました。大砲の砲撃の音です。
湖西から湖北へ。対岸で遠く離れていてもすぐ近くで演習しているように聞こえます。
砲弾が着弾して爆音が山で共鳴し、近くでやっているように聞こえたのではないかと思いました。 

駐車地(8:30)  ― 登山口(8:57)  ― 六地蔵(9:46)~(9:56) ―  馬止岩(10:16) ―  牛止岩(10:18)

 ― 鶏足寺跡(10:54~10:58) ― 己高山山頂(11:19~12:26) ― 鉄塔77(13:06)  

 ― 高尾寺跡分岐(13:31) ― 逆杉(13:42)  ― 林道出合(14:13) ― 石道寺(14:34~14:38)

  ― 鶏足寺(14:44~14:56) ― 駐車地(15:10)



乱丸さんから戴いたGPS軌跡図。

これから登ります

これから登山道に入ります。
登山案内図でルートの確認です。



1時間あまり歩いて到達した広場。
ここが六地蔵です。
ここには6体のお地蔵さんと可愛い石仏があります。
この石仏を含め、七地蔵と呼んだほうが良いではと思います。



馬止岩と牛止岩。
二つの岩は10メートル。離れているか離れていないかの距離です。
馬止岩が下のほうにあります。
誰かが言いました。
牛の方が馬より強かったのだと。



二つの岩の場所は展望の良いところです。
中央に山本山。
そして竹生島が霞んで見えます。



鶏足寺跡を通過します。

己高山の山頂
己高山へは08.05.26に登ったことがありましたが、過去に登ったことをすっかり、忘れていて初めて登る山と言うイメージでした。
思い出しました。
この山頂の標識を見てです。アレッ、これッて以前に見た事が有る。
それで思い出したのです。
過去に登った山でも時間が経つと印象が薄くなります。
それに当時は新緑の時期でした。
今回は紅葉の時期で、丸で違った山に登ったように感じました。

 



豪華ランチの始まり

ランチが始まります。



豪華なランチです。
若いYさんが言いました。
「バザーのようだね。」
凄い量です。



左はチョイスした食材。右は乱丸さんの肉ウドンとSIVAさんの野菜タップリのお汁。

山頂のゴミ

山頂で木に何枚ものプレート結んであるのを散見しました。
その大きさは10センチ前後の大きさで、己高山の山の名と日付。それに自分たちの名が記されています。
このようなプレートはゴミだと思います。

ゴミがゴミで無いかは、人の役に立つか否かではないでしょうか。
山頂にたどり着き、標柱も山名板も無いところでは、山の名が漠然としています。
そんな場所で山の名が書いたプレートがあるとありがたいです。
自分たちの名を無くし山の名だけに留めるべきです。
自己満足的に樹に掲げられたプレートならゴミだと思います。ゴミを増やすことは謹んで欲しいものです。

 



沢山の人で賑わった山頂。

麓の鶏足寺が紅葉の名所であり、ここにも訪ねる目的が有ったのしょうか。
多くの人が訪れました。
私たちを追い抜いていった長浜市の女性3人組み。
ランチをしていたら19人もの人がやって来ました。その後に男性2人組。ご夫婦。そして下山するときにはまた女性3人組。
平日なのに凄く沢山の人が訪れていました。
19人のグループは石川県の白山市から来たのだそうです。北陸はは冬の嵐状態で、こちらに来たと話していました。
白山市の隣の野々市市に息子が住んでいます。そのグループの人と言葉を交わしましたら野々市市の人も参加していたそうです。

 これだけ沢山の人が訪れた己高山。
人気のほどが窺えます。



下山を開始

ランチを終えて下山を始めました。
山頂に近い高度の場所で、木々の葉が落葉しています。



落葉している木々が有るものの、最後の紅葉が映えます。
このあたりは勾配が緩く歩きやすい道でした。



ナメコを発見

ナメコを発見です。
立木が枯れてナメコが出来たものでなく倒木にナメコが出来たものです。
草むらの中で見つけました。



ナメコを採取している場面です。
隊長に上から写真を撮られちゃいました。
頭が薄くなったところで、気になります。(笑)



戦利品を自宅に持ち帰り、夕飯の一品にしました。
左は洗ったところです。
夫婦二人には丁度良い量でした。
右は入れてくれた味噌汁です。


下山していきます。
鹿の害から樹を守るため青いテープが巻いてあります。



光る琵琶湖。
鉄塔77辺りへ来ると眺望が良くなりました。
琵琶湖の湖岸が弧を描いています。


正面には山本山と竹生島が望めます。



紅葉の林の中を下山します。

激下りルートへ

高尾寺跡への分岐に到達しました。
ここから逆杉に向かいます。



紅葉の林の中。激下りです。
こちらのルートに入ってしまった後に隊長から謝する言葉が有りました。
実は負傷兵がいたのです。
謝する言葉に、負傷兵からは「もう、遅い!」と帰ってきました。
もう、下山して行くしか道はありません。
帰って来た言葉の後は、「笑い」みたいな空気が有りました。
隊長は少しでも、ナメコの戦利品を挙げさせようと考えたのでしょう。
こちらのコースなら立ち入る人が少なく、戦果に結びつく可能性が強かったのです。



巨大な逆杉のところまで下山してきました。



登山道から下りて林道を歩き始めました。

下山してきて、寺巡り

石道寺に向かいます。



石道寺のモミジ。



モミジの枝で先の方が濃く紅葉を始めています。



石道寺から鶏足寺に向かう時に有った案内図。
この辺りの位置がわかります。




集団で鶏足寺(旧飯福寺)に向かい、戻って着ました。



赤く紅葉するモミジと黄色く紅葉するモミジ。



鶏足寺遊歩道を歩き駐車地へ戻ります。
ガイドを先頭にして団体客が歩きます。
ガイドの旗はクラブーツーリズムでした。
紅葉の名所と言う事で、何台かのバスが来ていました。



お疲れ様でした。
駐車地に帰って着ました。



今回の隊員は全員で、12名でした。
山は晩秋の時期を向かえ、紅葉が映えていました。それに下山してきて石道寺と鶏足寺のモミジを愛でる事が出来ました。
先導してくれたSIVA隊長に謝意を表します。
有難うございました。

そして、一緒した皆さん、楽しい一日を有難うございました。

山の面白さには、当然、山に登る面白さが有りますが、山へ行って来てからの画像の交換があります。
撮影された自分の姿。
こうしてやり取りできる事が嬉しいですね。



コメント (6)
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