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奥美濃の秀峰 小津権現山(1157.7m)

2023-05-10 23:35:59 | 弐水会

冬季に木曽川の堤防を走っていると奥美濃方面に冠雪した尖った山を見ることが出来ます。権現山です。山麓に有るのが小津集落で、小津権現と呼ばれている山です。
弐水会の5月例会で行ってきました。


林道を登ってきて到達した所が杉谷林道終点地の駐車場です。
整備してあり、10台余りが停めれます。
アーチが設けてあり、ここが登山口です。



歩き始めは緩やかな勾配の道を辿ります。




山頂まであと3.2Kmの表示が有ります。



緑一色の中を登って行きます。



山頂まであと2.6Kmの表示が有ります。



ユズリハが花を付けていました。
沢山のユズリハです。
ユズリハ平と呼んでも良いような場所でした。



山頂まであと1.9Kmの表示が有ります。



高屋山まで来ました。

 




私たちの後から登って来た男性。
彼は私たちが登って行く途中に追い越していきました。
そして、後ろから登って来たのです。
途中、横道に外れてエビネを見て来たそうでした。




彼が撮影してきた画像を見せて貰いました。
画像では判り難いのですが、エビネを撮って来たのでした。
彼は今の時期、何度かこちら方面に足を運んでいるのだそうな。
前回来た時に有ったエビネが盗掘されてしまっていると憤慨していました。
そして、語ったのがヤマップなどの山情報です。

私たちパーティーの中には盗掘をする輩は居ませんが、彼はどの辺りに咲いていたか明らかにしませんでした。
自慢げにヤマップやヤマレコなどの山サイトに山野草をアップする事が盗掘を助長している事は否定できません。軽い気持ちでエビネ情報をアップする事を控えるべきではなかろうか。
こんな事柄。登山者の自然に対するレベルが低下してきているのではと思います。



下山して行くと言う男性。
男性は山頂に到達するのが目的ではないのです。
そんな彼の背中を見送りました。



山頂まであと1.4Kmの表示が有ります。



可愛らしいイカリソウ。
数センチしかない大きさです。
誰かが行っていました。
よう、こんなのを見つけるネーと。
何人かの眼。
こういう事は団体だから花に逢える特典かも知れません。



高度が上がってきた所から小津集落を見下ろします。



シロヤシオをズームで。




シロヤシオを見上げます。




シロヤシオに接近しました。



更にアップで。



シャクナゲも見かけました。
でも、最盛期は過ぎています。



山頂の方角を見上げます。
あそこまで、もう一息です。



小津権現に続く花房の方角です。



山頂に到達です。



大権現白山神社と三角点。



山頂から北の方角。
冠雪の白山が見えます。



下山して行きます。
雪の重みからでしよう。
幹が曲がっています。



登山口へ下山してきました。


最後に
私たちが山登りを始めようと準備をして居た時、男性は横に車を停めました。私たちが先に出発しました。
そして頂上まで2.6kmの表示辺りで私たち休んでいる時、男性は追い越して行きました。その際、何方からかと言葉を交わしたら岐阜からだと応えてくれたのです。
山と向き合う姿勢が色々でピークハントなどのスタンスが有ります。今日、出会った男性は山の花を楽しむと言うスタンスでした。私たちへは撮って来た画像を快くカメラ画像を見せてくれました。
昨今のヤマップやヤマレコなどの山情報の有り方です。自慢げに花を揚げることが盗掘に結びつく。前回来た時に有った花が無くなっていた。彼の心中は残念に思ったに違いない。
久しぶりの小津権現です。どんな花に逢えるか期待していませんでした。でも、高度が増すに連れてシロヤシオが現れました。根元に花が落ちていなく、満開状態でした。
一度登った山でも印象が薄れる。改めて登った時期が花の好季でした。良い時期に登ることが出来たと言う印象。こういうのも山の面白さの1つでしょう。

2000.10.28に小津権現に登りました。もう23年も前の事です。山の知識や経験の乏しい時期でした。山頂に祠が有ったくらいの印象しか残っていません。
今回、改めて登ってみて良い山だと思いました。

2000.10.28に登った時のもので、sekisuiさんに提供受けたものです。
20年余と言う歳月。
登山口の姿が変わりました。


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