Kオジサンの新・山歩きの記

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隠れた里山  本巣古城山 (680.7m) ・舟 山(564.6m)

2017-03-22 23:47:37 | 弐水会

弐水会の3月例会に参加しました。もともとは3月9日の予定でしたが、その日は雪が降り延期となりました。
古城山は各地に有ります。何れの山も、かつては山頂に城郭が有ったのでしょう。
本巣古城山は本で紹介されていませんし、ホームページに紹介されるのが少ない山です。地図に標高を表示していますが、山名は記されていません。そんな、マイナーな山です。三角点名が宇津志と言うポイントでして宇津志山と言う呼び方をする人もいます。
本巣古城山も古城山と言うので、かつてはお城が有ったのでしょう。山頂に石垣は有りませんし、城跡を想像させるモノも有りません。いわゆる砦のような場所だったのだと思います。ネット検索しましたら高科砦と言うのに当たりました。ですから城跡に関連していると捉えても間違いないのでしょう。山の名は言ったモン勝ちかも知れません。
本巣古城山の位置は樽見鉄道の高科駅の北になります。東西に横長の山でして、南側が揖斐川町の谷汲。北側は本巣市の根尾となっています。



根尾川の右岸。
県道255号線を北上しています。
前方に本巣古城山が見えてきました。




(9:26)
樽見線の高科駅を過ぎると高科集落の公民館が有ります。
公民館に車を停めさせて貰います。
リーダーが下見に来た時、地区の自治会長に車を停めさせて貰らえるよう、お願いして有りました。ここにはゴミの集積場所が有りました。邪魔にならないよう1列に停めました。




(9:35)
前方の山がこれから登る舟山と本巣古城山です。
高圧線の鉄塔が見えます。




(9:38)
道路から簡単に登山道に入れました。
入山を遮断するように縄が張ってありました。これは車で入っていけないと、しているように感じました。
村人が榊か、何かを採取しているように見えました。



(9:40)
車が入って来れそうな道です。
立派なウラジロが目に入りました。




登りだして、すぐにお宮さんの場所に出ました。
ここのお宮さんへ来る道が付けてったのです。
このお宮さん。地図に載っていませんので名が判りません。
検索しましたら白倉神社と言うようです。




(9:42)
白倉神社の横の道を登って行きます。
ハッキリした道です。




(9:47)
神社から5分で鉄塔の下に来ました。
西部幹線の№121への矢印で表示しています。
ですからここは、№120なのでしょう。



登って行く道。
ハッキリしています。




(10:06)
登山道らしき道を登って行きます。




左はイノシシの糞。右はシカの糞です。イノシシの糞の右上、大きな塊となっていました。
両方の糞。短い距離の間で遭遇しました。
猪と鹿。ここで、チョウチョが出てくれば、猪鹿蝶です。




ところどころに目印が残っていました。




(10:24)
細尾根の横の大木。
太い根で持ちこたえています。





(10:31)
今日のKオジサンの後ろ姿です。
隊列の後部を歩いています。





(10:45)
左は人工林。
右は天然林。
筆境を登っています。





イノシシのヌタ場。
ここで、イノシシが体に泥を塗りたくったのでしょう。




(11:07)
ナナメに斜面を登ってきて、向かう方向を外しました。
右に進路を取り、急登をピークに向かいます。




道なき道を登ります。




(11:13)
もうすぐ、舟山の三角点に到達します。




(11:15)
舟山の三角点で小休止をした後、出発しました。
この先、向かう本巣古城山が見えます。





舟山からは歩き易い道となりました。




日陰に少し雪が残っていました。
歩き易い道が続きます。




(11:22)
尾根を歩きます。
歩き易い道です。




木の幹に赤スプレーでマーキングがして有ります。
右の岩のは、下山するときに見かけたものです。
この山。植林してある場所が有りました。と言う事は個人の所有です。
山に登らして貰うという謙虚な気持ちなら、このような行為は出来ないハズです。
山を汚す事は感心しません。





(11:23)
山頂が近くなってきました。
今の時期ですから、このように樹間から山頂方面が見えますが、葉が茂りだすと視界が利きません。




(11:40)
歩いて来て、林道に出合いました。




林道に降りました。
この林道。地図には表示されていません。
消滅しそうな林道でなく、ハッキリとした林道でした。



(11:46)
林道がの字の形になっています。
右から来て、左に向かいます。
ここにも大きな木が有ります。




(11:52)
林道に松が有ります。
わざわざ、松を植えたみたいです。
と言う事は、林道を廃止してしまうつもりなのでしょう。
林道を造成する時、税金の投入は無かったのだろうか。
何年か経てば、用途変更しても良いものだろうか・・・・・・・。
山頂に向かうには、この辺りから右上に上がらなくてはなりませんでした。
先方隊と間が開き、姿が見えなくなってしまいました。前方隊に声を掛け、林道を進み過ぎたと察し、少々戻って山頂へのコースを辿りました。





(12:04)
本巣古城山の山頂。
三角点です。
マイナーな山で山名のプレートも有りません。




(12:04)
山頂から、早々に撤退します。




(12:07)
下山していく時、視界の広がった場所が有りました。
南の方角です。
凹の字をした山。
赤坂の金生山だと思います。



林道出合いへ下りてきました。
振り返りました。
本当は、この辺りから山頂への登山道に入らなければなりませんでした。




(12:11)
林道を下ってきました。
風を避けて、この場所で昼食にします。





林道からの眺望です。
遠い山の線。小島山の方角だと思います。
そして、伊吹山の頭が見えます。





(12:51)
昼食時間を終え、出発します。





林道を歩いて来て、林道から離れます。
林道から離れるポイントで、目印が着いていました。





(13:03)
細尾根を下って行きます。





(13:08)
細尾根の途中。
ミンナの視線が左の方向を向いていました。
濃郷白山の方角を見ていました。






緩やかなコースを歩き、下って行きます。





根尾村と村名が刻まれた赤い杭。
根尾村は合併して本巣市となりました。ですから合併する前に打たれた杭なのでしょう。
この杭は根尾村と谷汲村の境界杭だと思います。




シカの害。
何本か、樹皮をめくられた桧を見ました。
こんな状態なら、やがて枯れてしまうでしょう。




(13:39)
桧林を下りていきます。




ここにも大木が。
カヤだと思います。




(14:19)
№120鉄塔まで下山して来ました。




(14:26)
縄が張って有る入口の所まで下りて来ました。





(14:28)
高科集落へ来て、樽見鉄道の列車が走り去るのを見かけました。
樽見行きの下り列車です。窓がスモークになっていて、何人が乗っているのか判りませんでした。
車体にモレラと描かれています。
少しでも営業収益に結びつけばとの努力でしょう。




(14:28)
ミンナの視線が列車に向かいます。
14時25分に高科駅を発車した列車です。
2時間に1本程度しか有りません。このような列車を見れたのはラッキーです。

お疲れ様でした。
駐車した場所はすぐそこでした。



感想
ネットで検索すると宇津志砦が出てきますし、宇津志城も出てきました。ですから、古いお城が有ったことに間違い有りません。本巣古城山をネット検索しても、ほとんど出てきません。三角点の名の宇津志で、宇津志山で検索すると少しヒットします。それ程マイナーな山に行って来ました。
リーダーに連れて行って貰ったと言うような山行でしたが、誰でもが登れるような山ではなく、そのような山に登れた事を嬉しく思いました。登り始めはハッキリした登山道でした。それが、段々薄い道に変り、舟山へは道なき道を登ると言った感じでした。舟山から本巣古城山へは緩やかな尾根歩きでした。不思議なのが、あれ程シッカリした林道が地図に載っていないことです。隠れた里山を歩きました。余り、人の登らないような山。このような山行も面白いと思いました。
遠方や下界が見渡せました。これも葉が茂りだす今の時期ならではだと思います。
弐水会にはリーダーを支えようという雰囲気が有ります。リーダーの人柄と言う事も有りますが、こんな弐水会が好きです。



 

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2 コメント

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知られない山 (Mota)
2017-03-29 08:54:52
一般には知られないこういう山もあるんですね。
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知られない山 (Kオジサン)
2017-03-30 20:37:32
Motaさん、今晩は。

今回登った山は宇津志と言う三角点で宇津志山が一般的な呼び方です。
それでも、ホームページに紹介されているのは数少ないです。
このような山に来れるのは、リーダーが熟知しているからです。
一人では来れない山。
こう言う山も面白いですよ。

コメントありがとう御座いました。
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