岳友タンネの会の山行です。
京都一周トレイルの東山コースの伏見・深草ルートを歩きました。
春の青春18きっぷを使って京都駅に向かい、京都駅でJR線から近鉄線に乗り換えました。近鉄桃山御陵駅からJR稲荷駅まで伏見・深草ルートを歩きました。歩くコースを地図上で下調べしましたが、現地がどんな所かは、シッカリ把握していませんでした。行って見たら御陵への厳かな道や竹林に囲まれた良い雰囲気の場所を歩きました。
この京都トレイルの伏見・深草ルートを知ったのは23年3月に髭茶屋追分から京阪丹波橋駅までを歩いた時に知ったのです。
これは、いわゆる京街道です。東海道53次の延長なのですが伏見宿、淀宿、枚方宿、守口宿を合わせて東海道57次と言われています。
東海道57次街道歩き その1 髭茶屋追分から丹波橋まで歩く | Kオジサンの東海道旅日記・中山道旅日記 (ameblo.jp)
その時。旧東海道となっている街道を歩きF21ポストからF23ポストの区間が伏見・深草ルートとなっているのを知り、伏見・深草ルートへの興味が湧きました。
桃山御陵前駅 — 御香宮神社 — 奈良線踏切 — 桃山町三河 — 明治天皇御陵参道
— 聖武天皇陵道標 — 伏見桃山城大手門 — 伏見桃山城 — 伏見北堀公園 —
墨染通り — 八科峠標石碑 — 東古御香公園 — 深草鐙ケ谷町 — 大岩山展望所
— 大岩神社 — 堂本印象鳥居 — 深草鞍ケ谷 — 深草谷口町 — 仁明天皇陵指示石柱
仁明天皇陵 — 名神高速下 — 深草僧坊町 — 東山F28 — 池 — 観光トイレ —
青木ヶ瀧案内看板 — 弘法ヶ滝 — 深草篠山町 — 伏見神宝神社 — 根上りの松 —
奥社奉拝所 — 千本鳥居 — 十石橋 — 稲荷茶寮 — 伏見稲荷本殿 — 伏見稲荷表参道
— 大鳥居 — JR稲荷駅
同行したYさんから提供を受けた軌跡図です。
近鉄の桃山御陵前駅からJR稲荷駅までを歩きました。
右は東海道線で柏原から近江長岡に向かう途中に見えた伊吹山で、手前を新幹線の列車が横切りました。
左はもう直ぐ米原駅に着くと言う時でした。
2番ホームに着きますが、3番ホームに姫路行きの新快速が停まっています。
6両編成の米原行き普通列車でしたが行楽シーズンが始まって車内は混雑していました。
近鉄京都駅
(09:22)
JRの琵琶湖線で京都駅に着きました。
そして、京都駅で近鉄線に乗り換えました。
2番ホームへ天理行きの急行が入線して来るのを待ちます。
その電車に乗車して桃山御陵前駅へ向かいました。
着いた駅が桃山御陵前駅です。
左は乗って来た電車とプラットホーム。右は階段を降りて来たら改札口でした。
(09:50)
ここから京都トレイルのウオーク開始です。
桃山御陵前駅から出てきて、F1ポストの場所が判りませんでした。
最初のポストであるF1が有ったのは京阪電車伏見桃山駅の近くでした。
前方は御香宮神社です。
境内より良い香りの水が湧き出しボトルを持参して取水する地元民も多いそうですそう。
このお宮さん。
鳥羽伏見の戦いの時に官軍の本営となった所です。
前方にJR奈良線の踏切が見えてきました。
(10:10)
明治天皇御陵参道で、明治天皇陵に向かう道です。
両側の木々が独特の雰囲気となっています。
参道を歩いています。
本来の伏見・深草ルートは入口に有った石碑から右に向う道となっていますが、参道を歩いています。
木々が繁る重厚な雰囲気。
誰かが「お伊勢さんみたいやね」と話していました。
伏見桃山城大手門
伏見桃山城大手門へ来ました。
丁度、この時。
前方から生徒たちが歩いて来ました。
ガイドなのか制服姿の男性に引率されていました。
男子生徒3名と女子生徒3名。
「修学旅行?」と声を掛けたら、そうだと返ってきました。
「何処から来たの」と聞くと「新潟県から」という返事でした。
修学旅行にしても、こんな年度が押し詰まった3月の時期に実施するのだろうかと思いました。
伏見桃山城
(10:28)
歩いて来て見えてきたのが伏見桃山城です。
このお城、鉄筋コンクリートお城ですが耐震構造的なことから一般公開され無くなっています。
城の区域の中です。
サンシュユが咲いていました。
満開状態です。
伏見北堀公園の北側の道です。
伏見市民の散歩コースのような道です。
民家の表に有った八科峠標石碑です。
峠と言っても緩い坂でした。
(11:00)
住宅街で有る深草大亀谷古御香町です。
緩やかな坂を登って行きます。
坂を登って来て深草兜山町を歩きます。
竹林が現れ始めました。
両側の竹林。
その中を歩きます。
手入れの行き届いた竹林。
タケノコが顔を出すのも、もう直です。
深草鐙ケ谷町辺りを歩いています。
両側が竹林となった良い雰囲気の道です。
大岩山展望所のアンテナが見えてきました。
(11:15)
前方に大きなアンテナが見えます。
アノ場所が大岩山展望台です。
大きなアンテナの下まで来ました。
大岩山展望所
大岩山展望台に到達しました。
ここでランチにしました。
大岩山展望台からの眺望です。
南西の方角に先ほど通過してきた伏見桃山城が見下ろせます。
(11:53)
出発です。
大岩山展望台から下って行きます。
大岩山展望台から降りて行きます。
石段を下りて行きます。
常夜燈や石碑。
この先。大阪 會榮講、大阪徳輝講の文字が彫られた石碑が散らばっていました。
堂本印象鳥居
大岩展望台から大岩神社へ降りてきました。
珍しい形の鳥居が有ります。堂本印象鳥居です。
手前は上部の横石が無い鳥居で柱だけが立っています。
左の石には講員11856名。右の石柱には大正15年と刻まれています。
この講は大阪徳輝講となっています。
講の組織でこの神社を祀っていたのだろうか。想像が膨らみます。
堂本印象鳥居の柱です。
石工の名や卯の歳男、卯の歳女の文字が読めます。
この辺り。
不思議な場所でパワースポットだろうかと思いました。
竹林の中を歩きます。
(12:14)
大岩展望台から降りてきました。府道35号線に来た所で大岩神社参道鳥居が有りました。
鳥居の下に有ったのが大岩神社の解説板です。
堂本印象鳥居について触れています。
これから進む方向。右側が深草鞍ケ谷です。
大岩神社の参道脇に有ったF21ポストから、この先の仁明天皇陵指示石柱が有るF23ポストにかけての区間が旧東海道となっています。
この辺り、深草谷口町です。
この道は京街道と言われる街道で京と大坂を結んでいた道です。
時代を感じさせる家屋を見かけました。
(12:24)
仁明天皇陵指示石柱に来ました。
この場所、鋭角で折れて北に進みます。
仁明天皇陵の入口と宮内庁の表示です。
この先、名神高速道の下をくぐります。
(12:38)
名神高速道路の下を潜り抜け、西に歩いて来ました。
F26ポストから北へ歩いて来るとF27ポストが有りました。
ここから東に向います。
トレイルのポストだけでなく補助の指示標識は役に立ちます。
六地蔵です。
(13:03)
観光トイレで休憩しました。
歩きだすと、また、竹林が見れるようになりました。
整備された竹林です。
今にもタケノコが顔を出しそうです。
青木ヶ瀧案内看板です。
この場所。
歩いて来て、先に進みましたが、道を間違えてると指摘して貰い引き返してきました。
矢印の方角に進みます。
細い道を歩きます。
この道には案内図が下がっており、どの場所に居るかが判りました。
案内図。
横文字で表しています。
何人か、外国人とすれ違いました。
両側が竹林となっています。
竹林です。
(13:19)
深草笹山町辺りを歩いています。
竹林が続きます。
トレイルのルートを歩いて来て、この辺りに来たら横文字表記の指示標識が現れました。
実際、外国人を何人も見かけました。
2人の外国人女性とすれ違ました。
何処からかと声を掛けたらフランスと言う言葉が返ってきました。
伏見神宝神社に来ました。
(13:26)
伏見神宝神社から歩いて来て伏見・深草ルートの最終番号がF35となっています。
東山2-2・F35のポスト。
東山コースと伏見・深草ルートの接点となる場所です。
京阪伏見稲荷駅の近くに京都一周トレイルの東山№1の標識が有りました。
東山2-2は京阪伏見稲荷駅から始まる番号の続きです。
ここから稲荷駅に向かって歩きます。
奥社奉拝所へ来ました。
そして進んで行く方向が千本鳥居となっています。
伏見稲荷の本殿の方に来ました。
沢山の人で賑わっています。
外国人も多かったです。
朱色の楼門です。
アソコを通ってきました。
JR稲荷駅
(13:50)
JR稲荷駅に着きました。
ここから京都駅に向かいます。
Fポスト
廻ったコースのポストです。
F33とF34のポストが掛けているのはその場所に行かなかったからです。
ウオーキングの開始時と終了時の歩数です。
1万6千歩余り、歩きました。
最後に
今回のコース。
歩いて見ていいコースで、もう一度歩きたくなるような好いコースでした。
トレイルのポストを探しながら歩いてみてオリエンテーリングをしているような気分になりました。
面白かったです。
はじめに明治天皇陵への道を歩いた場所は厳かな気分でした。
竹林に挟まれた所を歩いた時は良い雰囲気で、嵯峨野のような混雑している所に行かなくても竹林の雰囲気を味わえると思いました。
今回の歩いたコースは京都一周トレイルの最初のコースです。
16年5月28日に、その続きとなるコースを岳友タンネの会の例会として実施しました。
私のブログ。Kオジサンの新・山歩きの記を貼ります。
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