昨日、午後2時過ぎに降り出した雨は、今日も降り続いている。その雨は細かい降り方だが、このような降り方は何と表現するのだろうか?
四季に降る雨はそれなりに情緒が異なるので、いろいろな呼名もある。 それには先人たちが生活の中で受けた雨からの恩恵に対する感謝の気持ちを表しているようで、日本人的な気の細やかさを感じる。
秋の雨は落ち着いた雰囲気でしっとりと、そして冷たく、さらに細かくと、これから冬に向かっていく感じが私にも伝わってくる。
秋の雨には
● 冷雨 (れいう)
晩秋に降る、シトシトとふる冷たい雨
● 白驟雨 (はくしゅうう)
激しく降る雨粒の大きい秋の雨
● 霧雨 (きりさめ)
霧のように粒が細かい雨のこと
● 秋微雨 (あきついり)
秋に降る長雨のこと
などと、どれもいい呼び方があるが、私の知らなかった秋雨の別名があることを知った。 この呼名から今日の雨は冷雨とか霧雨がその降り方に合っているようだ。
この雨で涼しくなったが、涼しさを通り越して肌寒い陽気になってしまった。 夜の気温も下がってあの熱帯夜が嘘のように涼しくなったが、予報を見ると10度代だから、昨夜は念のため掛け布団を用意した。
今日はMが歯科医院へ通院する日。雨の中での通院はあまり気が進まないが、中止することもできないので、嫁さんにも同道を頼んで行くことになった。今日も9時に予約してあった。
車が走り出すと、やはり少し寒い気がする。そこで今季始めてエアコンの暖房を使った。 昨日は冷房を使ったのにと、その温度差に戸惑ったが、すぐに車内は暖かくなった。
Mの通院の目的は 「歯のクリーニング」 だが、始めてから40分ほどで担当の院長先生からお呼びがかかって診察室へ。
「特に異常がありません。また気を付けて来てください」 と、コメントを戴いた。 雨の中、連れてきた甲斐があったとひとまず安心した。
次ぎは11月に予約したが、その頃はもう冬の入り口、それまで何事もないようにと祈るしかない。
14時過ぎの外気温は18度。まだ雨が降り続いている。 「今夜は鍋でも食べたいな!」 と思ったが、食生活を決めるのは嫁さんの仕事、私は一切口出ししないことにしている。 だが、もしかしたらこの願い、嫁さんに届いて夕食には 「鍋料理」 が出てくるかもしれない。
10時過ぎ、水の流れる空堀川を撮ってきました。
この雨の中、川沿いで咲くコスモスは元気に花開いていました。
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