諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

チョットだけ白山信仰と白の意味について考えてみた。  〔白(ハク)編〕

2012年12月18日 01時00分02秒 | 神道

前回、「白山信仰はさておき、白の意味について考えてみた」なんてタイトルで記事を書きましたが、今になって思うと白山信仰を馬鹿にしているのではないかとお叱りを受けるタイトルでしたわね。

考えてみたら「菊理姫」であっても、「瀬織津姫」であっても大変怖い神様であり、当方も今更ながらに祟りが怖くなりましたので、上記のタイトルに訂正します。全てにおいて私の至らなさをお詫び致します。申し訳ございませんでした。

更に更に考えてみたら、「白」の意味についても何も語っていませんし、「済みません」の一言です。

さてさて、早速、白について語ろうと思うのですが、前回、紫波姫町・白山神社の神主さんの話をしましたが、この紫波姫町の「紫波姫」は「瀬織津姫」のことであるとされています。

理由は・・・・、これまた長くなり、今回も「白」意味を書かずに終わりそうなので、今回は省きます。
またの機会、「鬼渡神」を交えて、何故、紫波姫と呼ばれるようになったかお話します。っと言っても私の妄想の域ですが・・・・・。

それでは「白山」です。イメージ的には雪山ですわね。雪も白いですし・・・。
では何故、「白山」を「ハクサン」と発音するのか。
こんなこと考えるの私ぐらいでしょうかね。まぁー考えてみました。どこを調べても出ていませんでしたので、考えるしか術はありませんし・・・・・。

さて私の拙い思考の末の結果です。

故郷の福島県いわき市に「白水阿弥陀堂(しろみずあみだどう)」があります。
建立は平安時代末期の1160年。建てたのは当時の城主・「岩城則道」の妻の「徳姫」です。旦那の墓前を弔う為に建てた訳です。

この「徳姫」ですが、親父さんは奥州藤原家初代「藤原清衡」です。

そして「白水阿弥陀堂」は実家、平泉の庭園を真似て造られたんです。

っと言う事はどう言う事かと申しますと、「白水阿弥陀堂」の「白水」は「平泉」の「泉」から取ったと言う事です。「白」と「水」をたして「泉」となる訳ですね。

何故、「泉」を「白水」と表記するのか。

泉は綺麗な水という意味で「白」と「綺麗」と言う考えが浮かびます。
「白ける」とは「色が薄れる」、つまり「透明」になる事。
昔は「無色透明」なものは「白」と呼んでいた訳です。
もっとも透明な水も波、瀧等、気泡で泡立ったりすれば「白」くなります。
雪だって氷だってそうです。だから「透明」も白なんだと思います。
つまり「白」は、水の色でもあると言う事です。

では何で「白」を「ハク」と発音するのか。

これは「泉」は山や渓谷から出ているから。いや、山が水を吐いたのが「泉」。つまり、「吐く水」で「白水」。つまりは「泉」となるのではないかと考えます。

つまり、「白山」は「吐く山」。「水を吐く山」、「泉が涌く山」だから「白山」です。

「泉が湧く山」なら「ワクサン」ではないかとの疑問をもたれる方もいると思います。まぁ、「吐く」も「湧く」発音が似ていますし、無責任ですが、勢いが違うだけの話です。

多分、山は神様だから「湧く」よりも「吐く」の方がしっくりくるからじゃないのでしょうか。

まぁ、私の考えなんてこの程度です。

つづく。







コメント (6)
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