諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

チョットだけ白山信仰と白の意味について考えてみた。〔白(シロ、シラ)編〕 その1

2012年12月22日 00時03分26秒 | 神道

前回、白山の「白(ハク)」について考えてみました。
これでお仕舞いと思いましたが、何故「シロ」と発音するのも気になってしまいます。

そこでまたまた調べました。暇でしたし・・・・・・。

っと言っても「白」を「シロ」と発音する由来はネットでも漢和辞典でも載っていないんですよねぇー。しょうがないからまたまた私の妄想の範囲内です。恐縮です。

まず、どこから調べるかというと、東北人故の発想ではありますが、アイヌ語です。

ところで、アイヌ語を見た事があるでしょうか。まー無いでしょうね。私も見たことありません。

これを言っちゃ御終いですが、アイヌ語の文字は存在しません。

だから北海道の地名なんかは、アイヌ語の発音に漢字を当てはめているだけなんですね。

では、どうやって昔からの出来事を伝承して来たかと言うと、糸の結び方でその意味を表し、後世に伝えて来たとのことです。

どんな結び目なのか、私も見てみたいもんです。

そんなアイヌ語ではありますが、現在の日本語の源流と言える部分は多々あります。

例えば「神」をアイヌ語では「カムイ」と言います。漢字で表記すると「神威」です。
まぁー発音から、同じ流れであることは確かだと思います。

「カムイ」の「カム」を直訳すると、「カ」は「蛇」で「ム」は「産む」となるそうです。つまり「神」=「蛇を産む」、若しくは「蛇女」となるんでしょうか。
こんな事からも、日本の古い神様は「蛇神」であると思えます。

さてさて、またまた脱線してしまいました。
調べたところ、アイヌ語で「白」は「レタル」と言うそうです。「礼文島の白浜」なんかは「レタリオタ」になります。

ここでチョットびっくりなのは、アイヌ語には色は黒、白、赤の3色しか無い事です。

「黒」はアイヌ語で「クンネ」で、他は「暗い」を意味し、「赤」は「フレ」で、「赤土や書け鉄分の為に赤茶けた川」も「フレ」と言うみたいです。

ここで悩んじゃいましたね。何故「白」を「レタル」なのか。発音からは「ハク」にも「シロ」にも繋がりません。どうしてなんだろ。

「黒」が「クンネ」なら「ク」が共通しているし、「暗い」と言う意味合いも「黒」がイメージ出来ます。

「赤」も「フレ」なら「紅(クレナイ)」の「クレ」と似た発音だし、「日が暮れる」と言うと暁のイメージから「赤」が連想されます。

しかし、「白」が「レタル」とは・・・・、うーん、今の日本語の「白」とは連想出来ません。こりゃ、参りました。

つづく。

















コメント (7)
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