諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

狩野英孝の実家、櫻田山神社。【ミヤギケンタウルス編】 

2014年04月11日 00時08分59秒 | 神道

前回に続きまして、またまた櫻田山神社のお題です。

本当は今回の問題が切欠で、櫻田山神社に付いて書いて来たのです。神道とはどう言うものなのか判らなくなって。

先日、深夜のローカル番組を見ていました。「サンドのぼんやりーぬTV」と言う番組です。地元出身の漫才師・サンドウィッチマンが宮城県や東北をその時々のテーマでぶらぶらと回り、出会った人を茶化す・・・・じゃなかった、触れ合う番組です。

私はアシスタント??の鼻がデカイところがコケティッシュでチャーミングな、和久井麻利アナウンサーがチョットだけ好みなもんですから、時間が合った時、深夜が再放送の夕方、毎週見ておりました。

その時のゲストがまたまた狩野英孝氏でした。そして番組の内容は、以前、狩野英孝氏がプロデュースした「宮城ケンタウルス」なるオブジェ??、もしくは像??を実家の櫻田山神社に置きたいと言うものでした。

この宮城ケンタウルスなる代物は、仙台駅内に設置されていた伊達政宗の騎馬像が取り除かれると言う話から、仙台の貴重な待ち合わせスポットが無くなる。それは困ると言うことで、宮城ケンタウルスを作成し、仙台駅前のパルコ前に置いた様です。

しかしながら、伊達政宗騎馬像に変わる待ち合わせスポットになる訳でもなく、その不気味さからか無用の長物と化したのか、或いは期間限定なのか撤去と相成り、哀れ宮城ケンタウルスは地元・秋保??の鰻屋にドナドナされた模様です。

この宮城ケンタウルス、画像は検索して見て欲しいのですが「天才バカボン」に出てくるウナギ犬のような生物に、仙台名物・笹かまぼこ状のコブを背中に二つ付けた様な格好です。

しかもウナギ犬の顔に狩野英孝氏のデスマスク。笹かまぼこ状の二つのコブにそれぞれサンドの伊達、富澤両氏のデスマスクを付けた気色の悪い代物です。石膏で出来ていると思われます。割と大きい代物です。

今回は鰻屋に呉れてやったウナギ犬・・・・、じゃなかったミヤギケンタウルスを取り返し、自分の実家である櫻田山神社に設置。これを名物にして櫻田山神社の人気を盛り上げようとする魂胆・・・・、じゃなかった企画の様です。

勿論、こんな事考えたのは狩野英孝氏ではないでしょう。多分、番組の放送作家が企てた企画の筈です。

しかし、それをOKする狩野英孝氏の気持ちが判りません。あんなの神社に置いたら、大変お怒りになる存在が神社にはいると思います。それは狛犬です。

狛犬は阿吽の呼吸で神を守り、神の使役を果たす存在。つまり神の使い、眷属です。

眷属は一般的には動物霊とされているから、狛犬の形を取っていると言えます。お稲荷さんでは狛犬ではなく、白狐が社の両脇に置かれています。白狐が眷属だからです。

眷属は神でもなく人間でもない。神と人間との中間に存在するものです。その眷属が神社の境内に存在すると言うのに、あの人を食った宮城ケンタウルスを置いていいものでしょうか。

宮城ケンタウルスには狩野氏、サンドウィッチマン両氏のデスマスクが付いています。「我々も神の使いである眷属だそ」と櫻田山神社の眷属に喧嘩売ってるのと変わらないと思います。正直、洒落になりません。私の考えすぎかも知れませんけど。

「触らぬ神に祟り無し」と言います。触らぬ神とはお稲荷さんの事と聞いています。でも実際は眷属が使役です。眷属が神に変わってご利益も授けるし、祟りを落とすと考えています。

眷属は一つの願いを何倍にもして叶えてくれる。そしてその反対に、無礼は何倍にも膨らませ返す存在だと聞いています。大変例えが悪いですが眷属は動物霊ゆえ「なあなあ」が効きません。その愛情と嫉妬はペットの如くです。怒らせると怖いのです。

故に櫻田山神社境内に、眷属を挑発し小馬鹿にしたような宮城ケンタウルスを設置するのは宜しくないと思います。絶対止めるべきです。今まで日本の神道を考えて来た私はそう思います。

櫻田山神社は近年、度重なる震災で被害を受けました。そして一昨年前は狩野英孝氏の父上である先代宮司も60歳の若さで急逝してます。狩野英孝氏も盲腸からの腹膜炎で入院したと聞いています。不運が続いているのです。

それが何を意味するのか私には判りませんが、少しでも神や眷属を怒らせると考えられる事はしないに越した事が無い。因果な家系に生まれた私はそう考えます。

4月18日に後編が放送される様ですが、あんなウナギ犬なんか神社内に設置せず鰻屋に返して欲しい。返すべきです。老婆心ながらそう思います。


ではでは。

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