諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

シマヘビの味、マムシの味。 その1

2014年04月23日 00時13分00秒 | 料理

以前、小学校の教室で豚を飼って育て、生徒達で多数決で食べるかどうか決める映画がありましたね。食育と言うヤツで。

私はそんな映画見たくも無いので結果は知りませんが、その考えには反対です。教師のエゴだと思います。私だったら完全にトラウマになってしまいます。

どうしても飼っていた豚を食べると言うなら、私は全力で阻止します。それが出来なければ小学校を辞めます。

確かに食べ物を大切にする考えには賛同します。でも食事をするごとに愛情を注いで飼っていた豚を思い出していたら、精神が崩壊すると思いますよ。

私は心が弱いから精神が狂う筈です。多数決だからと言って決められたら、ショックで登校出来なくなります。本当にそんな学校嫌です。

そんなこと考える馬鹿教師は何でも自分中心に考える「先生病」に掛かっていると断言出来ます。自分はそれで教師として優越感に浸れる。しかし、人間には個性があります。出来る事と出来ない事がある。それは人それぞれです。避けて通るのもその人の生き方です。人によってはトラウマになる事は、やるべきではないと思いますね。

さて、大それた事を述べさせて頂きましたが、私もね、食事でトラウマになっていることがあるんですよ。

第一に私は父親とは正反対の人間です。ハッキリ言って軽蔑してます。だから父親の好むものが嫌いです。

親父はパチンコが唯一の趣味ですが、私はパチンコの音を聞くだけで気が狂いそうになります。
タバコも父親の吸っている姿を見て嫌いに成ってます。臭いだけで咳き込みます。そしてビール。親父は毎晩飲んでいたもんですから、私は自動的に飲めない様に成りました。無理に飲もうとすると吐きそうになります。匂いだけでも駄目です。

これらは皆、精神的な問題から来ている様に思いますね。

それとは別にトラウマになって余り食べれない物があります。その話を聞いてやって下さい。

話は40年近く遡ります。故郷の福島県いわき市に里帰りした時の事です。

以前、小説「洟をたらした神」の舞台となった、いわき市好間町に住んでいました。そこで新聞販売店をやっていたんです。

その向かいの呉服屋さんと私の親が仲良かったもんですから、チョット寄った訳です。

親達は世間話に花を咲かせていた時、私の親とも顔見知りの米屋さんがやってきました。1メートル位のシマヘビを持って。「さっき此れ捕まえたんだけど、食べてくんち」と言いながら・・・・・。

向かいの呉服屋さんも「何時も悪いわねぇー、ありがとねっ」なんて言ってます。これって変でしょ。

普通、魚でも大漁に釣ってきて、御裾分けで魚を持ってくるのなら分かります。でも蛇を捕まえたから食べてくれって持ってくるなんて有り得んでしょ。

そんなデカイ蛇持って来たら、都会なら完璧に嫌がらせになります。警察に通報されて新聞に載ります。こんな事がまかり通るなんて考えられませんよ。

まぁー何と言いますか、いわき市は何故かシマヘビがそこらじゅうに居るんです。そして大変貧しい土地柄でした。特に好間町は常磐炭鉱の町です。炭鉱が閉山になってからというもの貧しさに拍車をかけた様な町です。だから貴重な蛋白源と言うヤツで、蛇も食べる習慣があるようなんです。

私は唖然としました。「蛇を食べるのかよ」と。


つづく。







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