諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

金華山黄金山神社に拒まれた私。 その4

2014年07月16日 08時57分52秒 | 神道

くだらない話で寄り道してしまいましたが、続きます。

3連続参拝の最後の参拝です。天気も良かった。参拝日和です。そりゃーもう丁重に参拝しましたよ。清々しい気持ちで。

そして充実感。金運招来の集大成ですからね。「やったー」ってなもんです。マラソンで走りきったような達成感もあります。満ち足りた気分で参拝を終えました。

参拝の帰り、スズメバチから避難するために入った中腹のお土産屋に入りました。私は観光地のお土産にはロクなものが無いと思い込んでいるもんですから土産を買うという風習はないのですが、3年連続参拝達成の記念に何か買い求めようと思ったんです。

そして土産屋の中に。前回、木彫りのご飯ヘラなんか買っちゃいましたが、あれはひどかった。小学生が工作で作ったような出来でした。

避難させて貰って麦茶を出してくれたお礼に買ったもんですから、余り吟味せず買ってしまったんです。

私は本来、熟考に熟考を重ねて何も買わずに帰る商売人泣かせの困った質なんですが、人情には至極弱い。人情で買った商品に当たり無し。それでちょっと後悔していたんです。600円で買ったものですけどね。

そこで今回は必ず吟味して買おうと思いました。そして店を徘徊。うーん、何も欲しいモノがないです。

こりゃ参った。しょうがない、100円の鹿煎餅でも買って鹿にくれながら帰るとするかと思った瞬間、金華山のお土産屋に不釣り合いなものが売ってました。乾燥させたニンニクのスライスです。

500グラムだったか1キロだったか忘れましたが、かなり大量に入ってました。価格は一袋600円。これは安い。

カリカリに焼いてステーキに乗せるも良し。スパゲティーに入れるも良し。これは良しです。パブロフの犬みたいにユダレが出そうです。これは買いです。「買います、買います、ハアハアハアハア」と言う勢いで買いました。買い満足感タップリです。良い買い物をしたと思いました。

しかしその光景を妖しく見つめる奴らがいたとは・・・・・・。

私はお土産屋を後にして船着場を目指そうとしたその瞬間、背中に衝撃が走った。私は数メートル飛ばされました。「何だ、どうしたんだ」と振り向いたら奴らがいました。子分を従えた大きなアイツがいたのです。そう、そのアイツとは金華山の神の使いである鹿です。鹿の親玉です。

私は「この野郎、何するんだ」と思い鹿たちを睨みました。

すると鹿の親玉は「そいつを寄こせ」と私に話しかけてきました。テレパシーで。

私は「馬鹿だなぁー、馬と鹿で馬鹿だから仕方ないか。もうやったろか。いやいや、こいつら、これでも神の使いだ。暴力は駄目だ暴力は・・・・」と思いとどまりました。

鹿の親玉は「人間のくせに鹿煎餅を食うのか。情けない奴だ」とテレパシーで話しかけます。

私も「これは鹿煎餅では無い。乾燥したニンニクのスライスだ。お前たちには刺激が強する。食えたもんじゃないぞ」とテレパシーで返答。

そして何事も無かったように立ち去ろうとしたら、また背中に衝撃を受けて私は飛ばされました。前回よりも強い力で。

この鹿の親玉、私の背中に頭突きを食らわして来たんです。当時の私の体重は確か86キロ。今は87キロ。その私の体を簡単に宙に浮かせます。凄い力です。

鹿の角は毎年角切りの行事があり切り取られていましたが、これは結構危険です。背筋力230キロの私だからこそこの程度で済んでいるのです。お年寄りや子供でしたら本当に危険だと思いましたね。

私は「判らねぇー奴らだだなぁー」と目で威嚇。そして襲いかかる素振りをして鹿たちをひるませた瞬間、身を翻し走って逃げ出しました。

鹿たちは総勢7~8匹。全員が私を追いかけます。「鹿煎餅置いてけぇー」とテレパシーで発しながら。

其の光景を目撃していた男性の参拝客が「その荷物を離せぇー」と叫びます。

私は離しません。例えこの身がどうなろうと。

するとまたまた鹿の頭突きが背中に炸裂。走っているから痛みは大した事ないですが、参拝客からは悲鳴が上がります。「キャー危ない~、早く逃げろぉー、追いつかれるぞぉー、わぁー」等々の声がです。


続く。









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする