諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

新築する怖さ。

2017年06月11日 07時53分05秒 | 人生

上棟式でお金や餅を撒く。

家を建てるのは生涯に一度あるか無いかの幸運。だから次に来るのは大不幸。それをソフトランディングさせる為にお金ゃ餅を撒いて散財する。あえて自ら損をする。それで正負のバランスを執る。昔からの仕来りには無難に生きる為のノウハウがあります。

以前「一発のパンチ力」と題して、2週間程度で新築したパチンコ屋を潰した人の話しをしました。これは私も含みますが、新築して家計が傾いたり、商売がダメになり廃業したり、命を無くしたり、兎に角、不幸を招くケースを多く見ています。

今回は新築したばっかりに、ある有名タレントの親に起きた不幸に付いて語りたいと思います。

この有名タレントはMとします。大抵の人はMを知っている。だから、どこの出身かは秘密です。

このMの親の職業は老舗の旅館業。有名人、芸能人も数多く宿泊しています。Mは海外留学するほど大変裕福な暮らしをしていました。

そしてMの父親は勝負に出た。事業拡大を狙い代々続いた旅館を結婚式場完備のデラックスなホテルに新築したのです。

私は記憶に無いのですが、かなりデラックスなホテルだったようです。Mの父親は自分の人生の集大成として、老舗の旅館から名門ホテルへと昇華させたかったのだと思います。

そして新築から間もない或る日、事件が起こります。何とウエディングドレスを着た若い女性が、新築したばかりのホテルから飛び降り自殺をしたのです。これはいくら何でも不味いですねぇー。

飛び降り自殺した女性はそのホテルで結婚式を挙げる予定でした。それが直前で婚約が破棄された。それを苦にホテルで自殺した。こんな事になるなんて。

新築されたホテルは結婚式場が売りでした。そして満を持して新築したばかりのホテルでウエディングドレス姿で飛び降り自殺されたら、そのホテルで結婚したいと思う人はいるでしょうか。いないですよね。こんな風になるとはねぇー。

その後、この飛び降り自殺を払拭するためにホテル名を変えて再出発をしましたが、噂は払拭できずホテル業は廃業。現在は大型マンションが建っています。

私、思うのですが、やっぱり身分相応の事業、そして家に住むべきだと思います。

豪邸に住む人は本当に没落している人が多い。家は住めれば十分。幸せと贅沢はボチボチの方が良い。余りにもデカイ事をするとデカイ不幸がやって来る。

説明は出来ませんが、正負の法則は物事の基本のように成立していると思います。何事も自信のない私もこれだけは確信しています。

最後にMは現在も芸能界で大活躍しています。しかし10年程前、結婚相手が交通事故に遭い半身不随の寝たきりに。言語にも記憶にも障害のある身体になりました。Mは献身的に障害を持ったパートナーに尽くしているそうです。

大成功している反面、不幸にもなっている。兎に角、成功したなら正負のバランスを取るのが大事だと思います。

幸せなら幸せのお裾分け。施しをしてやる。それがボチボチの幸せな生活を続ける上での秘訣だと私は考えます。

成功や幸せとは程遠い生活をしている私が語れる立場では有りませんけど。

 

ではでは。

 

 

コメント (2)
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