諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

いわき市を旅して来た。【浄土宗・九品寺、曹洞宗・龍雲寺墓参り編】

2017年09月01日 12時29分04秒 | 旅行

いわき市に最初に到着した日、いわき市平の「やっちゃば」に行きました。

この「やっちゃば」ですが、東京だったら「アメ横」みたいなものでしょうか。亡くなった父方の祖母も歩いて買い物していました。わざわざ私に土産を持たせる為に。懐かしいです。

話は代わりますが、私、東京にいた頃はしょっちゅう「アメ横」に行ってました。格安なアウトドアウェアなんぞを買いに。好きなタラコや二木で菓子なんかも買いましたね。

そして赤と黄色い看板のカレー専門店「クラウン・エース」でビーフカレー、ポークカレーを食べたっけなぁー、1人で。確か当時400円だった筈ですが、丁寧に焦がしたトロミが少ないカレーは美味しかった。肉もとても柔らかい。美味しかった。また食べたいなぁー。

回転寿司の東尋坊にもよく行った。一皿130円均一。普通の寿司屋よりもネタが大きい。美味なのかは??ですが、お得に弱い私。腐っておらずネタが大きければ良いです。カレー食べてから行ったりもしました。ここにもまた行ってみたい。

さて、この「やっちゃば」で白い菊の花と線香、ライターを購入。そして車中泊して先ずは父方の墓がある浄土宗・九品寺へ行きます。同じ平で近いので。

街中にある九品寺ですが立派ですねぇー。何となく感じていたのですが、「いわき市」は仏教都市だと思います。徳一法師の心が流れているのかなぁー、宗派を超えて。

でも九品寺は平の中心地に近い場所にある為か、墓の一つ一つがが狭い。迷路になっているし、無縁となった墓も多いみたい。やっぱり私は街中のお墓は嫌だなぁー。

本家の墓石の色は黒。黒の大理石。黒の墓石の方が劣化が少ないのだろうけど、私は白の方が良いなぁー。黄泉の国は黒ではなく白だと思うので。

仏教では黒でも良いのだろうけど、日本の仏教は神道の枝の様なもの。やっぱり墓石は白だと思うなぁー。墓の下の先祖達はどう思っているのだろう。黒い墓石で困っていなのかなぁー。

死んだら無になる。無になったのだから白でも黒でも問題無いのか。そんな事考えても仕方が無いのか。

取りあえず白にしといた方が無難だと思うけど、今更変更しろと本家には言えないし、悩んでもしょうが無い。悩むのが間違いかも知れない。

墓で眠る先祖で面識があるのは従兄弟と伯父、そして祖母。とても良い人達だった。でも悲しみの人生だった。人生と言うのは法則が無いと思うが、どうしても因果を考えてしまう。そんな事ばかり考えていると成仏出来ないのかも。それも判らないな。

そして次ぎは母方の祖先が眠る北好間の曹洞宗・龍雲寺。途中、私が住んでいた家があった向かいの白土屋でジャンボシューを一つ買う。300円。うっ、甘い。美味しいのだけと糖分制限の人生を歩む様になった今の私には甘過ぎる。糖尿病は辛いわ。

それと私の住んでいた家は白土屋の駐車場になっている。ちょっとガッカリ。白土屋さん、儲かっているんだなぁー。私も仙台でシュークリーム屋、やろうかしらん。否、糖尿病が悪化しそうだから、やらない方がいいか。

曹洞宗・龍雲寺は凄い立派。雰囲気も良い。ここのお寺はすばらしい。でも、ここは久しぶり。先祖の墓の場所が判るだろうか。

小雨の中、探す。判らない。以前は自然石のお墓ばかりだったか、今は真新しい墓が目立つ。ここは山の半ぺたで段々畑の様にお墓がある。もしかしたら震災で墓が倒れて新しく建て替えられたのだろうか。どこにあるのだ先祖の墓は。

雨が降っている。私はチョット薄い緑色のフォックスファイヤー製ゴアテックスマウンテンパーカーを着ていたか暑くて脱いだ。そして探したが見つからない。

しょうがないので、お寺の社務所??のデラックスな建物に向かい住職の奥様と思われる方に場所を聞いた。

私「○○家の墓はどこにあるでしょうか?」。

奥様「梨をやっている○○さん?」。

私「そうです。そうです」。

それで道順を聞いたがさっぱり分からす。奥様が連れて行ってくれる事に。

そしたら私がマウンテンパーカーと花を置いていた場所から直ぐだった。分からないもんだなぁー。

奥様は「この傘、差し上げますから使ってください」と。

有り難いじゃないですか。私、考えたら他人に親切にされることって滅多に無いなぁー。何年ぶりだろう。

私は「有難う御座います。合羽もあるし大丈夫です」と。

奥様「雨が激しくなっていますよ。どうぞ持って行って下さい」。

私は「結構、立派な傘だなぁー」と思いつつも、禊の旅ゆえ雨に濡れるのも良いなと思い、満面の笑顔で「そのお気持ちだけで」と頭を下げた。奥様も分かっていただけたみたいだ。私が雨に濡れたい気持ちが。でも奥様の親切に触れて心が洗われた。これも一つの禊でしょう。

しかし、良い人柄の奥様だった。あんなお方がお寺を守っていれば、お布施もバンバン集まるだろうな。あっ、私もお布施をやらなけれはいけなかったかも。しまった、すみません。

龍雲寺を離れてもう一つしまった事を思い出した。先月亡くなった伯母のお墓はどこにあるのだろう。もしかしたら龍雲寺ではないか。うーん、今からだと戻れない。どうしよう。

旅から帰って来て母親に聞いたら、やっぱり龍雲寺に伯母の家の墓が有り、本家の墓の斜め上との事。失敗した。私は何時も何か抜けるんだよなぁー。

また墓参りに来よう。伯母の墓にも詣でよう。墓参りは確かに禊になる。何か腫れ物が多少取れた感じがする。また来よう。

 

ではでは。

 

 

 

コメント (1)
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