私、集団行動が苦手なタイプです。理由は自分の性能が低いに付きます。人並みレベルのことが出来ない。人の足を引っ張る。その罪悪感、絶望感、そして自分の才能の無さを思い知るのか辛い。だからなるだけ集団行動はしない様にしています。
さて、ジャズトランペッターの日野皓正が中学生でのジャズオーケストラで、ドラム担当の男子中学生に暴力を振っている感じのシーンをニュースで見ました。酷いと思いました。多分、ドラムの中学生が音程を外した等々のミスをした。何もミスしたくてしたのではないだろうに。それなのに暴力を振るうのかと腹が立ちました。
私もしょっちゅうミスするんですよ。だから人様に迷惑が掛かるから人様の目に触れないように生きているのです。その私が間違ってそのジャズコンサートでドラムを担当する事となった。ミスを指摘されて暴力を振るわれた。そこまでされたら私はその場で退場します。私の精一杯が通用しないのなら止める。それが一番良い結果になりますからね。
しかし、あの中学生は違っていた。日野皓正にステックを取り上げられても手でドラムを叩いている。どうしたんだ、これは。
そして日野皓正は中学生の髪を掴み、彼の行動を止めた。殴ったかどうかは判らない。何がどうしたのか。
後で知ったのですが、ドラムの中学生は30秒の自分のソロパートを2分間も叩きまくっていたらしいですね。それは許されないと思います。オーケストラはチームですので。
この中学生は人気者になろうとしたのか、自分のパフォーマンスで目立とうとした。それはチームに対する背徳行為。否、テロと一緒です。やんちゃでは済まない。
こんなクダラナイ中学生の自分勝手な行動を許してはオーケストラは成立しない。私なら殴ることはしないまでも体を張って彼の演奏を止めます。そして退場を求める。出て行かないのなら警備員を呼んで連れて行ってもらう。そして彼を二度と自分のオーケストラには呼ばない。これほどオーケストラの仲間と観客に迷惑をかけたのだから。
日野皓正はその後、ドラムの中学生と握手して和解したそうですが、それは怒鳴ったりして大人気なかったと考えたからかも知れません。でも彼の行為はオーケストラへの否定。音楽への冒涜です。私なら彼とは握手なんてしません。絶対許さないです。私は大人ではないので。
そう言う事で私は日野皓正の行動を支持します。オーケストラの邪魔をした者を排除した。それだけの事。殴ったかどうかは判りませんが、昔だったら殴って当然。迷惑行為で慰謝料を請求しても良いと思います。
彼はドラムの才能が有るのでしょう。だから30秒もパートを貰えた。でも才能が有ってもそんな根性では人の心は掴めない。技術だけが音楽の全てではない。彼の行動は不快な雑音以外の何物でもないです。楽しみにしていた客も不快だったと思います。
もう、こんな行動をする馬鹿者が出ないためにも、徹底的に彼の責任を追及して貰いたい。中学生でもやった事の責任を取らすべきだと思います。彼の今後の為にも。
ではでは。