朝方、バッタタタタッっと天井から音がした。屋上に誰かいる。誰なのか直ぐに判った。来やがったな、カラスの野郎。
屋上に行ってみた。やられたぁー。総工費6000円の巨額な大金を注ぎ込んで修復したエアコン配管断熱カバーに穴が開いている。チクショー、直したばかりのなのに。
腹立つぅー。一番高いカバーに穴が点々と開いている。チクショー。バカヤロー。
何で夏なのに配管カバーに穴を開けたのだ。巣の材料にするんだったら冬の筈。今はこんな断熱材、要らないだろ。
私の子供の頃からの長所は「人の身になって考える」です。考えましたよ、カラスの身になって。何で配管カバーに穴を開けたのかを。
判りました。カラスの野郎、暇つぶし、ストレス解消、そして面白がって開けたんですよ。間違いなく。
私の場合は「あっー、世の中上手くいかない。何時も失敗の連続。腹が立つ事ばかり。やってられねぇー、チクショー。死ね、死ね、死ねぇー」っと、配管カバーをクチバシでブスッ、ブスッ、ブスッっとやっちゃいます。ストレスが溜まっているので。
思っている以上にカラスは人間の思考に近いのではないか。否、私がカラスに近いのか。どっちにしろ、好敵手現るって感じ。これは負けてはならん。何か対策せねば。
すぐさまカラス撃退策をネットで検索。一番安く済みそうなのはキラキラに光る銀色のテープを配管の上に風に靡かせる様に張る事みたい。その他、釣り糸も張る。よし、それもやるぞ。
釣り糸は持っているのでカラス撃退キラキラテープをアマゾンで探す。あったノーブランドの50m×2と、アメリカ製の3Dキラキラテープ60mが。どちらも送料込み約1000円。どっちにするか。
コメントを見る。ノーブランドは効果を疑問視している書き込みがある。アメリカ製は効果を絶賛している。何時もならお得な方を絶対に選ぶ私。しかし今回は強敵。40m短くても定評のあるアメリカ製に決める。そしてアマゾンをポチッた。
そして大型の100均ショップへ。ここでプラスチック製のトゲトゲが付いたカラス避けの装置??を発見。一応、4つ買ってみた。多分9つ位、否、全分の配管に付けるなら十数個必要だが、試しで太い配管のみに付けてみよう。これだったらカラスの嘴は届かない筈。効果があったら全部の配管カバーに装着してやる。
この2つで最初は対応してみっか。ダメなら母方の伯母の梨畑にあった様な精巧な案山子を吊るしてやる。カラス共め、目に物見せてくれるわ。
この結果は何れまた報告します。
ではでは。