まだまだ続きます。
宮城県丸森町にあるベテラン・スピリチュアルヒーラーの実家に行く途中、私の意見で蔵王の麓に鎮座する刈田嶺神社へ参拝する事となった。
刈田嶺神社は蔵王の山頂にもある。つまり蔵王権現だと言える。
「蔵王」の意味は「妊婦が座って分娩をするスタイル」の事である。つまり蔵王権現は女神だと言える。
刈田嶺神社の祭神は通称・水分さん。つまり天之水分神・国之水分神。天候の神。水を分け与える神と言える。勿論、鬼渡系の神社にも祀られている。
私的には台風が近づいても何故か蔵王付近で進路が変わり、海に抜けて行くので仙台への台風直撃が少ない。
蔵王の御釜に水が湛えてあるのが理由なのかも知れないが、蔵王の山頂に水神が鎮座しているのは、台風を遮ってくれる神だから水分様が祀られている様に思える。
刈田嶺神社で参拝した帰り、お守りやお神籤を売っている女性に対し例の教祖は不思議な発言をした。
「私はこれからも天之水分神・国之水分神を変える事無く、神社で大切に守り続けて行って欲しいのです」的な発言をした。
彼は水分様を瀬織津姫だと思っている。「それ自分の瀬織津姫を大切に守り続けて欲しい」と言っている様に聞こえた。
売り場の女性達はきょとんとした表情になった。
当然、神職は祭神を大切に鎮座させるのがお役目。ただの参拝者が言うべき発言ではない。私も一緒に参拝したヒーラーや主催者も彼の発言に違和感を感じていた。
私はその時悟った。彼は神様病を発症していると。
彼は元ファーストレディともコラボでセミナーを行った。多くのスピリチュアルヒーラーが彼に集い、彼に認められる為に彼を称賛した。
「彼には瀬織津姫に託された大事なお役目がある。瀬織津姫を宿している」等々、ヒーラーに言われ続けた。それで本人もその気になった。自分が神になった。そんな素振りをし始めた。
最初に彼と会った頃は、瀬織津姫の参拝記を書いたものの瀬織津姫への知識が無い事に彼は怯えていた。事実、私にその発言をした。それで私は結構高額な神道の本を彼に譲った。
しかし、神道の根本の知識が無いとその手の本は理解して読み切れるものではない。神道の知識が無いと考えが組み立てられない。何を言っているのか素人には分からないのである。
だから大抵のスピリチュアルヒーラーは神道を知らない。神道が語れない。それでは商売にはならない。
だから「自分は瀬織津姫と話が出来る。自分は瀬織津姫の生まれ変わりだ。瀬織津姫を心に宿している」等々の発言で、自分の発言を正当化する。
基本、神道も瀬織津姫の伝承や神格も全然分かっていないから、神道の知識の知識が必要な質問には答えられない。
しかし、それを認めたら自分が偽者だとバレてしまう。だから話題をそらす。逆に質問してかわす。
それでも駄目なら「この悪魔っ」と言い放って激高し、強制終了する。
そうするしかないのです。神様病を発しようした詐欺師のスピリチュアルヒーラー達は。
彼も神様病となった。自分は神を宿しているのだから、神道の知識など必要ない。自分が神道だ。
だから神職に対して彼はあのような発言をした。
神様病は病名的には精神疾患に入ると思う。だから自分の感情が抑えられず激高する。
私のブログにコメントを書いて来た「脳脳の健忘症??」だったか「腿の腱鞘炎??」だったかのブログ主も同様。
彼女も最後には正当に神道の知識で返答している私に「ボケナス、うざい」と言い放った。
正体がバレるのを恐れて聞いてもいないのに「俺は男なんだよ」と正体を誤魔化した。「のの婆さん」と言ったら消えた。
これも神様病を発症した事例と言えます。神様病は精神疾患だと言えます。
続く。
貴女の哀しみ苦しみ、そしてスピリチュアルに走った経緯は忘れていませんよ、Nさん。
短い人生です。神様病が早く完治することを祈っていますよ。
九州のくまもんさんへ、宜しくお伝えくださいね。