諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

車中泊でトラブル続出。その3

2020年08月18日 12時07分30秒 | 車中泊
続きます。

朝5時。暑さと背中の痛み、そして足の痒みで起きる。痒みは何で起きるのかわからん。もしかしたら、草木を運んだ時の木の葉が残っていたが、それに被れたのか。

更に身体が汗だくでバキバキに硬い。ぎっくり腰も再発したみたいだ。暑い、痛い、痒い。三重苦だ。

寝たのが3時半過ぎ。正味1時間程度しか寝られなかった。

窓は全部全開にしていた。しかし風が吹かない。夜でも26度の暑さ。朝の5時で30度は超えていると思う。こう暑いと寝てなんていられない。

道の駅の情報局は、8時半にならないと開かない。どうしよう。とりあえず移動するか。6時半に道の駅を出る。

暫し、平の街並みを当ても無く走る。廃れている感じがしていたが、震災でアパートやマンションが増えている。復興バブル、放射能バブルがこの街を潤している。地価も仙台より高い。

いわき市の地価の上昇は一段落した。帰宅困難地域が解除され、そこに賃貸住宅が建設ラッシュとなったからだ。

放射能は半永久的に続く。皮肉な事に負の雇用が地元経済を潤している。

本当に不思議な話だが、地震、津波、そして疱瘡(放射能)の神である鬼渡神の負が、福島県浜通りの経済を支えている。大いなる負が大いなる正を生んだ。これも正負の法則。

福島県と宮城県は鬼渡神信仰の地。東日本大震災は鬼渡神の禍。

今のコロナも疱瘡と言えるから、鬼渡神の禍が世界中に広がった感がある。これは何を意味しているのだろうか。

そんな事を思いながら、昨日、花を買った「やっちゃば」近くのファミリーマートにクルマを止める。アイスカフェラテを買って、休息スペースで本を読む。やっぱりエアコンは良いなぁー。

8時30分。「鮮場やっちゃば」が開く時間。また150円の花束を2つ買い求める。

昨日は白い菊の花が売り切れていたが、今日は沢山ある。2つとも白い菊の花を購入した。

白い菊の花は仏に供えられる唯一の花。だから「こけし」には菊の花が描かれている。

「こけし」は間引きされた女の赤ちゃんの位牌。だから「子消し」。浄土の色は白。だから仏には白い菊の花が最適なのだ。

さて、母方の墓が有る曹洞宗・龍雲寺に向かう。

亡くなった従兄弟の名は「龍」と言う。そう言えば永井龍雲と言うフォークシンガーがいたなぁー。

以前「龍神に恐怖した日本。目には目を。龍神には龍神を」と題してブログを書いたが、日本に龍神信仰を広めたのは行基。

朝鮮を統一した新羅の王・文武王が、龍神をその身に宿し日本を襲いに来る。日本は龍神を恐れ恐慌となった。

そこに行基が現れ、「相手が龍神なら、こっちも龍神だ」として日本に龍神信仰を広めた。龍雲寺と言うからには、曹洞宗は行基が関わっているのだと思う。龍と言う名の従兄を事故死で失った私としては複雑な想いがある。

本当は龍などいない。いるのはタツだ。

神道は以前、タツと呼ばれていた。タツは地から天に昇るもの。植物、虹、竜巻がタツ。冬眠で土から出て来る熊、蛇、蛙もタツ。大地の恵みがタツ。そのタツを龍としたのが行基。本来ならタツと呼ぶべきだと思う。

母方の家系は落ちぶれはしたが会津の名門。つまり武士の家系。人殺しの家系。父方程ではないが、多くの命を左右した家系だ。恨んでいる者も多い筈。複雑だ。

盆の墓参りは3年前から再開したが、1年目、2年目とも、どこに墓が有るのか分からなかった。住職の奥様に花と線香を預け、墓参り出来ずに帰った。許されなかったと想えた。

今回も墓を探す。割と簡単に見つかった。許されたと言う事か。

やっぱり墓参りも神社と同じで、午前中に参るべきなのかも知れん。今後はそうしよう。


続く。
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2 コメント

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Unknown (木方)
2020-08-18 13:25:41
無事にお墓参り良かったです。
龍と言えば朝どの辺かな?って地図見てたら駅近くにあるお城の別名。でこの場所にあった物が動かされているようではあっと。

行基さんの関係はこちらも多いんでですけど、うまくお参りできました。辰は地面と一体化していそうで龍は浮遊しちゃいそうなイメージ。そう思うと動かずずっと同じ所にいるのが辰かな?とも。誰にも動かす事も出来ないはず。その土地に宿る何かが一番魅力的ですもん。
繋ぎ留めている者も大事ですよね、そういう役割を担っていた方々が減ってしまってるのかな?なんて思いました。本物の関わりと愛情をその土地ごとに持ってくるならば住む方も安心ですよね。コロナで悪化にどう変化が起こっているか?も気になります。

行基は相当動いていていますよね、辰に会いに行っていたならば嬉しいですよ。龍にしてどこかに持って行ってないといいですよね。辰もベストポジションじゃないと最高のパフォーマンスは果たせないでしょうから。
歴史の中でもそこに来て動かなくなったというようなお話もありますけど、最初からそことの縁持ってそうに思う方が事象の分析としても妥当に思ってしまうんですよね。動かない物の方が芯があり今必要なようにも、ある種のカリスマ性も感じます。絶えずその地に縁を持ちコツコツその地の為に頑張っている人を応援したいですよね。それがどんどん注目されてくるといいのになあ。
国司より郡司さんに注目しています、そこがしっかりしているか?それも大事そうですよね。龍と辰だと辰のが見てみたいですね。土地と人間との間で絆みたいな赤い糸みたいに繋がって見えるといいなあと思いますね。
綱永井さんも綱で福島と繋がってそうですよね、菊と一緒で赤じゃなく白でもいいなあと思います。
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本来の目的。 (綱永井寵生)
2020-08-20 01:26:19
木方さんへ

墓参りが本来の目的でしたので、十分満足しています。

行基は仏教界に龍神ブームを巻き起こしましたが、竜と龍は違う。龍は王符と言う人がデザインした装飾の竜です。

霊感商法で龍が見えると言って騙していますが、見える訳が有りません。大体、日本にはいなかった。行基を調べれば、こんな事、直ぐに分かります。それにタツは大地から立ち昇る見えないエネルギーですし。

いわき市の三和町は土蜘蛛の伝承があります。そして多くの妖怪の話が残っています。そして武内宿彌も訪れている。

負けたら北に逃げると書いて敗北。永井平九郎の伝承もそうですが、敗者に優しい土地だと言えます。



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