以前、「瀬織津姫の正体は人間!?」と言うお題で記事を書きました。
正直言いまして、学術的には瀬織津姫は川で人の衣類を脱がせ禊の手伝いをしていた「水の女、禊の女と呼ばれていた人々」なのかなぁーとも思います。
それに付いては私なんぞが「あーだ、こーだ」言っても仕方ないです。それを肯定・否定する知識は私にはありませんから。多分、誰も明確には答えられないと思います。瀬織津姫と言う神様は、そんな神様なんだと思います。
そして今回のお題「瀬織津姫は神か悪魔か!?」です。こんな事書いちゃいますと瀬織津姫フリークのお姉様方に大変怒られそうなのですが、瀬織津姫に興味を持っている方々は一度は考えたテーマだと思います。勿論、私も考えてきました。
いやいや、そんなに考えて来たとは言えませんね。だって解答は出せませんから。
ただ、二つある説のどっちかだと思います。その二つの説を、ややこしくなるので簡単に述べたいと思います。
先ず神道は何においても清浄が第一なんです。何を清浄するかかと言えば穢れですね。
祭りで神を迎えるにしても神は不浄を嫌います。不浄な身なれば祭りは成立しない。
故に祭りを成立させる為、心身の穢れを取ります。禊をするのです。
これは黄泉の国からイサギナミ命に追われて逃げて来たイザナギ命が、海に入って穢れを落とした事に由来します。
その流れで神社によりけりですが、井戸水や川の水を使用したり、海に浸かったり滝に打たれたして身を清めている訳です。
この祓い清めには「しきたり」があります。その中に「雄詰行事」と言うのがあります。「沼矛印」でもって、上から下に「エイッ」っと声を挙げ切り落とすんです。
「沼矛」と言うと、イザナギ命・イザナミ命が手に手にとって地球??を掻き回し日本列島を造った矛の事ですね。その力にあやかって清めると言う事なのでしょうか。
この「沼矛印」の作法ですが、人差し指と中指を前に伸ばし、残りの指は畳んだ格好を取ります。そして、そのまま上から下に「エイッ」っと気合を込めて切り落とすのです。悪魔であるマガツヒ神を調伏する為に。
っと言う事は「マガツヒ神=瀬織津姫」と成りますから、瀬織津姫は悪魔と言う事になっちゃいますよね。マガツヒ神も神の字が付いているから神なのでしょうけど、穢れた悪い神になるんでしょうか。
其処の所、チョット判らないんですが、これが一つ目の「瀬織津姫悪魔説」となります。
二つ目は沼矛印で調伏された後のマガツヒ神です。
調伏とは「心身をととのえて、悪行を制する事。悪魔・怨敵を下す事」を意味しますが、調伏されたマガツヒ神はどうなるのか。
何と調伏した者の守り神になります。調伏した事で悪魔を神に生れ変らせ、自身の守り神とする訳です。
これはマガツヒ神が生れ変って瀬織津姫になるとも考えられますよね。これが私がシドロモドロになって考えた「瀬織津姫神説」です。
何か人間が瀬織津姫を創り出す感じなのが釈然としませんが・・・・・・。
ここで注目すべき点ですが、マガツヒ神は祓い清められる存在。瀬織津姫は祓い清められた存在となる事です。
瀬織津姫は祓い清めの神ですが、元々は穢れだった事に成ります。私、これが神道の心理だと思うんです。
私が因縁を感じている鬼渡神は疱瘡神です。麻疹とか水疱瘡で子供を殺す神です。それ故、疱瘡で子供を殺さないで欲しいとの子の親の願いから「おぼこの神」、つまり子供の命を守る神に生まれ変わりました。
鬼渡神に限らず、地震を引き起こす鹿島神も地震を防ぐ神に変わっています。多くの神々のご利益はその裏返しであると言えます。
そう考えると瀬織津姫は神でもあり、悪魔でもあると成るのでしょうか。言い方を変えれば日本の神々は善でも有るし悪でもある。悪神、つまり怨霊を祀り上げて神とする宗教と言えると思います。
その点に付きまして、私の今の知識では何んとも言えませんが、ただ確かな事は瀬織津姫は畏怖するべき存在だと言う事です。
まっ、それは他の神々にも言える事だと思いますが、特に瀬織津姫はその様な存在だと思います。穢れの神なのですから。
特に特に女性には厳しい点が多々有る様に見受けられます。瀬織津姫は穢れの神様なのでね。
その点に留意して、くれぐれも丁重に参拝して頂きたいと思います。祟りに遭わない様にね。
ではでは。
正直言いまして、学術的には瀬織津姫は川で人の衣類を脱がせ禊の手伝いをしていた「水の女、禊の女と呼ばれていた人々」なのかなぁーとも思います。
それに付いては私なんぞが「あーだ、こーだ」言っても仕方ないです。それを肯定・否定する知識は私にはありませんから。多分、誰も明確には答えられないと思います。瀬織津姫と言う神様は、そんな神様なんだと思います。
そして今回のお題「瀬織津姫は神か悪魔か!?」です。こんな事書いちゃいますと瀬織津姫フリークのお姉様方に大変怒られそうなのですが、瀬織津姫に興味を持っている方々は一度は考えたテーマだと思います。勿論、私も考えてきました。
いやいや、そんなに考えて来たとは言えませんね。だって解答は出せませんから。
ただ、二つある説のどっちかだと思います。その二つの説を、ややこしくなるので簡単に述べたいと思います。
先ず神道は何においても清浄が第一なんです。何を清浄するかかと言えば穢れですね。
祭りで神を迎えるにしても神は不浄を嫌います。不浄な身なれば祭りは成立しない。
故に祭りを成立させる為、心身の穢れを取ります。禊をするのです。
これは黄泉の国からイサギナミ命に追われて逃げて来たイザナギ命が、海に入って穢れを落とした事に由来します。
その流れで神社によりけりですが、井戸水や川の水を使用したり、海に浸かったり滝に打たれたして身を清めている訳です。
この祓い清めには「しきたり」があります。その中に「雄詰行事」と言うのがあります。「沼矛印」でもって、上から下に「エイッ」っと声を挙げ切り落とすんです。
「沼矛」と言うと、イザナギ命・イザナミ命が手に手にとって地球??を掻き回し日本列島を造った矛の事ですね。その力にあやかって清めると言う事なのでしょうか。
この「沼矛印」の作法ですが、人差し指と中指を前に伸ばし、残りの指は畳んだ格好を取ります。そして、そのまま上から下に「エイッ」っと気合を込めて切り落とすのです。悪魔であるマガツヒ神を調伏する為に。
っと言う事は「マガツヒ神=瀬織津姫」と成りますから、瀬織津姫は悪魔と言う事になっちゃいますよね。マガツヒ神も神の字が付いているから神なのでしょうけど、穢れた悪い神になるんでしょうか。
其処の所、チョット判らないんですが、これが一つ目の「瀬織津姫悪魔説」となります。
二つ目は沼矛印で調伏された後のマガツヒ神です。
調伏とは「心身をととのえて、悪行を制する事。悪魔・怨敵を下す事」を意味しますが、調伏されたマガツヒ神はどうなるのか。
何と調伏した者の守り神になります。調伏した事で悪魔を神に生れ変らせ、自身の守り神とする訳です。
これはマガツヒ神が生れ変って瀬織津姫になるとも考えられますよね。これが私がシドロモドロになって考えた「瀬織津姫神説」です。
何か人間が瀬織津姫を創り出す感じなのが釈然としませんが・・・・・・。
ここで注目すべき点ですが、マガツヒ神は祓い清められる存在。瀬織津姫は祓い清められた存在となる事です。
瀬織津姫は祓い清めの神ですが、元々は穢れだった事に成ります。私、これが神道の心理だと思うんです。
私が因縁を感じている鬼渡神は疱瘡神です。麻疹とか水疱瘡で子供を殺す神です。それ故、疱瘡で子供を殺さないで欲しいとの子の親の願いから「おぼこの神」、つまり子供の命を守る神に生まれ変わりました。
鬼渡神に限らず、地震を引き起こす鹿島神も地震を防ぐ神に変わっています。多くの神々のご利益はその裏返しであると言えます。
そう考えると瀬織津姫は神でもあり、悪魔でもあると成るのでしょうか。言い方を変えれば日本の神々は善でも有るし悪でもある。悪神、つまり怨霊を祀り上げて神とする宗教と言えると思います。
その点に付きまして、私の今の知識では何んとも言えませんが、ただ確かな事は瀬織津姫は畏怖するべき存在だと言う事です。
まっ、それは他の神々にも言える事だと思いますが、特に瀬織津姫はその様な存在だと思います。穢れの神なのですから。
特に特に女性には厳しい点が多々有る様に見受けられます。瀬織津姫は穢れの神様なのでね。
その点に留意して、くれぐれも丁重に参拝して頂きたいと思います。祟りに遭わない様にね。
ではでは。
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