諸行無常なる日々。或いは鬼渡神と神々の源流。

呪われた家系を生きる私の人生観や日常。それに立ち向かう為の神道的な考え。そして因縁の鬼渡神、神々の源流について考えます。

日本のど真ん中に鎮座する鬼渡神。その10

2024年03月11日 18時45分18秒 | 神道
今日は3.11。私の人生を一変させた日です。テレビで3.11の特集ばかりやっていて、分かってい入るのですが視てしまい鬱が酷いです。続きます。

さて、桜の花びら。

桜の字を社名に入れている神社、桜の花びらを神紋にしている神社は多くあります。塩竃神社も「塩竃桜」と言う神紋です。境内に桜の木を植えている神社も大変多いです。

桜と言えば木花咲耶姫が思い浮かびます。木に咲く花と言えば桜が浮かびますし。

スピリチュアル界では「木花咲耶姫=瀬織津姫」との考えから、桜のピンク色と水色を「セオリツカラー」と呼んでいます。私、こう言う言い回し大嫌いです。まっ、スピリチュアル女性はうっとりするのでしょうけど。

「桜」に戻ります。

神社にとって「桜」とは何なのか。それは御利益の印だと言えます。「桜の花びら」は眷属を表しているので。

疱瘡は「桜の花が一斉に咲いて、一斉に花が散るが如く広がる」と呼ばれています。そう、「桜の花びら」は疱瘡神の眷属を表しているのです。

つまり、桜がテーマとなっている神社は、少なからず疱瘡神に関わりを持っている。私はそう考えています。

しかもです。

塩竃桜が神紋の志波彦神社・塩竃神社はどうなのか。私の考えでは桜は志波彦神を表していると思います。

疱瘡神とは大歳神や素戔嗚尊を指します。志波彦神が阿須波神であるなら、親は大歳神と天知迦流美豆姫。天知迦流美豆姫は歳徳神とも呼ばれてます。どちらも歳神。二神一体で大歳神だと言えます。

しかもです。塩竃神社の境内には「撫で牛」の像がある。牛は撫でられると細長いゆだれを流す。だから商売が細く長く続く様にと撫でるのです。

私とは考えが違います。祀られている志波彦神である阿須波神を抑える為に、陰で素戔嗚尊ほ祀っている。私はそう思います。

阿須波神は「庭神、柴神、にわとりの神、旅たちの神」とか言われてますが、一言で言うと境界線の神です。

境界線。それは生と死も境界線。性交も境界線です。生と死の神。

それが阿須波神です。


続く。












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