安東伸昭ブログ

安東伸昭の行動日記

防災、減災、危機管理展(その1)

2017年05月19日 | 安全・安心
平成29年5月18日
防災、減災、危機管理展を視察(第5回)
中部ライフガードTEC
会場:ポートメッセ名古屋2号館

南海トラフ地震に対する緊急防災対策シンポジューム聴講
基調講演
 産官学民の自助、共助で南海トラフ地震を克服する
 福和伸夫教授
 名古屋大学減災連携研究所センター長


基調講演2
南海トラフ地震の被害の最小化に向けた三重県の取り組み
三重県知事、鈴木英敬氏

現代の火山噴火や地震のおき方は、9世紀の貞観地震のころとよくにている。
東南海地震が発生し、社会が大きく変動した。
ちょうど1000年たって、同じような大地動乱の時代に突入している。
これから30年の間に70%の確率で南海トラフ地震が発生する。
その時、高層建築物がいかに危険か。
埋立地の地盤がいかに軟弱か。
元の地名によって家を建てていい場所、いけない場所は予測できるという。
名大減災連携研究センターは2012年の東日本大震災後に、福和教授らの働きかけで名大に誕生した研究所である。

 地方都市の市役所や県庁は城郭の中にあります。
中心市街地も良い地盤の上にあります。
昔ながらの集落も必ず良い所にあります。
それは歴史がちゃんとつながっているからです。
そして鉄道を通す時には、人が住んでいるところを避けて作りました。
当時の蒸気機関車は火の粉を吐いて煙を吐くので、木造住宅は燃えてしまうから鉄道は迷惑施設だったのです。
東京で言えば、京浜東北線は、全部武蔵野台地のちょっと下側を通っていて、中央線は全部谷筋を通っているわけです。


・サンズイの地名が付くところは、軟弱である。
・サプライチェーン(SC)の対応
・海抜ゼロメートル地点
・大企業の本社ビルは、丘陵地に建っている。
30分という短時間でしたが、先生のお話は、大変参考になりました。
以下のサイトを紹介させていただきます。
福和伸夫教授のWEBサイト

出展者に津山市から、つやま産業支援センターとして、シート天井システムと耐震ステンレス配管を紹介していました。
ブースには、沢山の方訪れて、熱心に説明を受けていました。




会場入り口の案内


津山市産業支援センターに来場者を確認しました。(5月23日)
来場者総数は2万人
 支援センターの展示ブースでの名刺交換は、250件
  ファインアートさん関係 150件
  オーエヌ工業さん関係 100件 「ナイスジョイント」

 BCP(業務継続計画)を考えられている企業や行政関係者が熱心に説明を聞いたとの報告です。
  
 
 

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