平成29年5月21日 さんデジ
イノベーションセンターに研究会 津山高専、地元企業と新製品開発
つやまイノベーションセンターが立ち上げた3研究会の発足を記念した式典
産学官連携で地元企業支援に取り組む津山高専内の「つやまイノベーションセンター」(津山市沼)に、同校教員でつくる
・「メタル(金属)」(小林敏郎教授、6人)
・「ロボット」(則次俊郎校長、10人)
・「IT(情報技術)」(寺元貴幸教授、8人)
の3研究会が立ち上がった。それぞれの得意分野を生かし、地元企業発展に向けた新製品開発などを進めていく。
市内のホテルで5月17日に開設記念式典があり、高専や、センターに加盟する中小企業の関係者ら約160人が出席。
センター長も務める則次校長が「ロボットや人工知能といった産業分野の構築が近年の課題。
センターは今後、3分野を軸に研究開発能力を持った人材育成に取り組んでいく」とあいさつした。
この後、各研究会が研究内容や今後の目指す方向性を発表。
人に装着できる介護支援ロボットの開発に取り組むロボット研究会は、趙菲菲講師が「介護者は高齢者を持ち上げる機会が多く、腰痛になる可能性が高い」「浴場などの高湿度環境でロボットの作業を行うと故障の原因になる」などと現状や課題を指摘し、「体にかかる負担を空気の圧縮で補え、軽量で誰でも使えるパワーアシストロボットを目指す」とした。
メタル研究会は企業と連携した新素材や次世代インフラの開発、IT研究会はあらゆる機器をネットにつなぐIoT(モノのインターネット)を活用した製品・製造工程管理システムの支援などに取り組むとしている。
同センターは昨年10月、同高専と、商品化やマーケティングに力を入れる市の「つやま産業支援センター」(山北)、専門性の高い技術を持つ日本原子力研究開発機構人形峠環境技術センター(岡山県鏡野町上斎原)で発足。
津山地域の企業から製品開発や課題解決に関する相談を受け付けており、研究会立ち上げについても準備を進めていた。
イノベーションセンターに研究会 津山高専、地元企業と新製品開発
つやまイノベーションセンターが立ち上げた3研究会の発足を記念した式典
産学官連携で地元企業支援に取り組む津山高専内の「つやまイノベーションセンター」(津山市沼)に、同校教員でつくる
・「メタル(金属)」(小林敏郎教授、6人)
・「ロボット」(則次俊郎校長、10人)
・「IT(情報技術)」(寺元貴幸教授、8人)
の3研究会が立ち上がった。それぞれの得意分野を生かし、地元企業発展に向けた新製品開発などを進めていく。
市内のホテルで5月17日に開設記念式典があり、高専や、センターに加盟する中小企業の関係者ら約160人が出席。
センター長も務める則次校長が「ロボットや人工知能といった産業分野の構築が近年の課題。
センターは今後、3分野を軸に研究開発能力を持った人材育成に取り組んでいく」とあいさつした。
この後、各研究会が研究内容や今後の目指す方向性を発表。
人に装着できる介護支援ロボットの開発に取り組むロボット研究会は、趙菲菲講師が「介護者は高齢者を持ち上げる機会が多く、腰痛になる可能性が高い」「浴場などの高湿度環境でロボットの作業を行うと故障の原因になる」などと現状や課題を指摘し、「体にかかる負担を空気の圧縮で補え、軽量で誰でも使えるパワーアシストロボットを目指す」とした。
メタル研究会は企業と連携した新素材や次世代インフラの開発、IT研究会はあらゆる機器をネットにつなぐIoT(モノのインターネット)を活用した製品・製造工程管理システムの支援などに取り組むとしている。
同センターは昨年10月、同高専と、商品化やマーケティングに力を入れる市の「つやま産業支援センター」(山北)、専門性の高い技術を持つ日本原子力研究開発機構人形峠環境技術センター(岡山県鏡野町上斎原)で発足。
津山地域の企業から製品開発や課題解決に関する相談を受け付けており、研究会立ち上げについても準備を進めていた。