令和4年3月13日
美作市長選 萩原氏が4選
任期満了に伴う美作市長選は13日、投票が行われ、無所属現職の萩原誠司氏(65)が、
無所属新人で元三重大副学長の後藤基氏(69)を退け、4選を果たした。
当選確実の知らせを受け、萩原氏は選挙事務所で「選挙戦で示した公約の一つ一つが市民の心に届くように実行に移していきたい。
人口の維持につながるあらゆる政策を打ち出していく」と抱負を述べた。
人口が減少し続ける中、移住定住につながるまちづくり、観光業をはじめとする産業の活性化などを通じて、活力をどう生み出していくかが大きな争点となった。
萩原氏は財政状況や人口の社会動態の改善といった8年間の実績をアピール。
市民協働の強化や、教育環境の充実、農林業振興などを訴え、さらなる改革を強調した。
旧町村単位に設けた後援会を軸に浸透を図るとともに、保守系市議らの支援も受け支持を固めた。
後藤氏は産業の育成、医療福祉の充実のほか、市が進める市役所移転新築と防災公園整備の再検討を主張したが、及ばなかった。
投票率は61・64%(男62・04%、女61・28%)。
教育長人事案を市議会で否決されたことなどを理由に萩原氏が任期途中に辞職し、
出直し選が行われた2020年8月の前回(64・88%)を3・24ポイント下回り、過去最低を更新した。
当日有権者数は2万2681人(男1万752人、女1万1929人)。
◇開票結果◇
=選管最終=
当8639 萩原誠司 無現
5214 後藤基 無新
(無効128)
令和4年3月6日
美作市長選3月6日告示
現新一騎打ちの見通し
任期満了に伴う美作市長選は6日、告示される。
新人で元三重大副学長の後藤基氏(69)=同市中山=と
4選を目指す現職の萩原誠司氏(65)=同市朽木=
がいずれも無所属で立候補を表明しており、一騎打ちとなる見通し。
山陽新聞 美作市の課題にリンク
美作市の課題(上)産業振興 観光衰退し活力低下
美作市の課題(上)産業振興 観光衰退し活力低下:山陽新聞デジタル|さんデジ (sanyonews.jp)
美作市の課題(下)地域づくり 人口減に募る危機感
美作市の課題(下)地域づくり 人口減に募る危機感:山陽新聞デジタル|さんデジ (sanyonews.jp)