令和6年3月19日
津山市議会3月議会採決
議案第78号修正案の採決(否決)
議案第 78 号 令和6年度津山市一般会計予算
議案第 78 号 令和6年度津山市一般会計予算(可決)
プールの予算議案で、修正案、執行部提出予算の両議案に賛成とは、これ如何に?
議案会第11号「令和6年度津山市一般会計予算認定に対する附帯決議」(否決)
議案第136号
津山市長及び副市長の給与に関する条例並びに津山市教育委員会教育長の
給与及び勤務時間に関する条例の一部を改正する条例(可決)
令和5年3月議会の採決結果
1年経過するとこうも変わるものか?
採決の判断を変えた理由をここに聞いてみたいですネ!
頭の上で「?」が幾つも出てきた3月定例議会でした。
・同一会派の各議員が、討論に立つ。
・アンケートの回答数が少ないと言う議員
統計学の観点から説明して欲しい。
直観だけで言葉にするのは如何に?です。
公認プールの是非巡り論戦 3月定例津山市議会を振り返って
さんデジ(2024年3月19日)
3月定例津山市議会は19日、閉会した。
3日間の質問戦では3会派と10人が久米総合文化運動公園市民プール(同市中北下)の建て替え整備や美作大(同市北園町)の公立化への対応などをただした。
23日間の会期を終えた定例会を振り返る。
2027年度運営開始を目指すプール建て替えは、岡山県北唯一として市が整備を計画する
日本水泳連盟公認25メートルプールが争点となった。
市によると、総工費は公認プールを整備した場合21億円、非公認だと16億円。
厳しい財政状況の中、その必要性が議論された。
質問戦で谷口圭三市長は「公認プールは市の拠点性を高め、大会、合宿誘致などで交流人口を増加させる」と説明。
整備を求める請願が市議会で3回採択された経緯やアンケート、設置を妥当とした市スポーツ推進審議会の答申を踏まえ
「市民から十分な賛同をいただいている」と強調した。
議員側は市人口に占めるアンケート回答者(659人)の少なさ、
審議会委員に請願提出者やスポーツ団体関係者がいるとして「賛同が得られたとするには材料不足」と指摘。
人口減少下、運営開始後の約4万3千人から15年間で約6万5千人に増えるとする利用者数見込みや
約51億円と見通す経済効果額にも疑問を呈した。
総務文教委員会で整備費1581万円を24年度一般会計当初予算案から削除する修正案が可決されたが、
本会議では否決された。
美作大公立化は慎重
美作大の公立化に関しては、谷口市長は慎重に検討していく姿勢を見せた。
美作大を運営する学校法人美作学園(同市北園町)は昨年12月、定員割れが続く短期大学部の募集停止を発表。
1月には大学公立化の検討を求める要望書を市に提出した。
大学も志願者数が減っている現状に、谷口市長は「存続が危ぶまれる状況になれば多方面への影響が予想される」と懸念を示した。
一方、学園に対しては、学園から分離される部門や資産、3月末までにまとめるという
大学改革プランの内容などが明確でない点を指摘。
検討材料の提示を求めていることを明らかにした。
さらなる周知を
デジタル技術の活用による利便性向上に向け、市が2月から始めたウェブサイトサービス「つやまポータル」には、
議員からさらなるPRが求められた。
市は3月4日現在の登録者が481人にとどまっているとして
「登録者や利用者の増加に向けてさまざまな機会を通じて周知を図る」と答弁。
今後は利用登録で可能となる電子申請サービスの内容充実に努める方針も示し、理解を求めた。
◇3月定例津山市議会は19日、本会議を再開。
494億3500万円の2024年度一般会計当初予算案など56議案と、
追加上程した市長ら特別職給与を減額する条例改正案など5議案、
議員報酬に関する議員発議の条例改正案2議案の計63議案を原案通り可決し、閉会した。
同予算は総務文教委員会で可決された久米総合文化運動公園市民プールの整備費1581万円を削除する修正案を
賛成10、反対14の賛成少数で否決。
整備についての情報発信を求める付帯決議案も賛成少数で否決された。
給与条例の改正は厳しい財政状況を踏まえ、4月から来年3月まで
市長が月額給与を98万円から30%、副市長が78万円から15%、教育長が69万円から10%減額する。
発議2議案は議員が刑事事件で逮捕、拘留された場合、その期間中の報酬などの支給を停止する。