令和6年3月27日13:30~
RTK基地局設置の説明会に参加
勝北地域の3つの大規模農家で設置を進めています。
カーナビやドローンの自動運転、最近では土木現場での3次元測量の精度向上のためにも使われている位置情報サービスは、
今後ますます精度が高まっていくといわれています。
位置情報というと真っ先に思い浮かぶのがGPSですが、最近では、より高精度な測定方法である「RTK」を使ったサービスが登場し、
注目を集めています。
RTKとGPSの違いとは?これからの高精度測位サービスについて|ビジネスブログ|ソフトバンク (softbank.jp)
株式会社中四国クボタの担当者
RTKとは
RTKとは「リアルタイムキネマティック(Real Time Kinematic)」の省略形で、「相対測位」と呼ばれる測定方法のひとつです。
固定局と移動局の2つの受信機で4つ以上の衛星から信号を受信する技術で、2つの受信機の間で情報をやりとりしてズレを補正することで、
単独測位よりも精度の高い位置情報を得ることができます。
RTKでは、多少の誤差は生じるものの、その範囲をわずか数センチメートル以内に抑えられるのが最大の特徴です。
主に、農機や建設機械、ドローンの自動航行など、より正確な位置情報を求められる分野で活用が広がると考えられています。
例えば、設定したルートに沿ってドローンを自動航行させる場合、現状ではGPS(単独測位)を使うのが一般的ですが、
誤差が生じてドローンがルートから逸れて別の方向に飛んで行ってしまったり、近隣の建物に衝突したりするリスクもあります。
RTKを導入すれば、より正確で安定した低リスクの飛行が可能になるのです。