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乳房温存手術を可能に・・・術前薬物療法

2013-02-01 | 梅肉エキス


昨日、島根に住む義兄に電話をしてみました・・・

実は、姉が人工透析をしている義兄の言葉の暴力に苦しんでいるみたいなので、気になっていたのです・・・

内心、いい年をこいて何故?・・・と思いつつの電話でした・・・

会話の中で義兄は・・・

「徐々に身体が弱っている・・・」・・・「透析がしんどい・・・」・・・

「他の人に比べ、我慢が足りないのかも・・・」・・・と


彼は、自分の置かれている現状の重圧に耐えきれないのだと・・・

だから、その不安のはけ口を妻である姉に向けてしまうのだと思われますが・・・

果たして、姉がそれを受け止めるだけの精神的ゆとりがないのも事実だと思われ・・・

私には、解決出来る手だてが見つかりません。

兎に角、今日義兄は透析の日だから、留守中に姉に電話でもして話を聞いてあげることしかできません・・・


人として生まれたからには、身体的な苦しみ、心の苦しみ等々、誰しもが経験しなければならないことなのですが

出来うれば、その苦しみを少しでも和らげられれば・・・その手助けが少しだけでもできればと思っています。


今朝は、乳がんの最新治療の情報を紹介してみます。

~以下、2月1日読売新聞朝刊より抜粋~

 医療ルネサンス
乳がんの最新治療    



 

















 




 


























小池真理子さんの写真
 手術前に抗がん剤や分子標的薬でがんを小さくする「術前薬物療法」。乳房温存手術を可能にし、がん切除後では解りにくい薬の効果を判断するための療法だ。最近は、ホルモン療法を術前に行う試みも広がりつつある。

 千葉県茂原市の主婦小池真理子さん(61)は2010年2月、右胸にしこりを感じて当時住んでいた埼玉県の県立がんセンターを受診。乳がんと診断された時、しこりは3.7に成長していた。

 乳房の温存を希望した小池さんに、主治医の乳腺外科部長、武井寛幸さんは、「ホルモン療法が効くタイプのがんですから、手術前にホルモン剤を飲んで小さくなるか試してみましょう」と言った。小池さんのがんはホルモン受容体が陽性で、女性ホルモンの影響でがんが成長するタイプ。ホルモン療法は薬で女性ホルモンの働きを抑え、がんの増殖を防ぐ治療法だ。

 小池さんは「しこりが大きいので無理に温存しても形がゆがむかもしれないと不安でした。ホルモン療法が効いてほしいと祈る思いでした」と話す。

 閉経後の女性は、体内の男性ホルモンから女性ホルモンを作り出す。この作用を抑えるアロマターゼ阻害剤を毎朝1錠飲み始めた。

 がんは徐々に小さくなり、半年後には触診でも解らなくなった。このまま消えてくれればと願ったが、1年後にまたしこりが見つかり、直径1.4の段階で温存手術をした。

 手術後3日目、シャワーの時恐る恐る鏡を見ると、へこみもなく、ほとんど手術前と変わりないのにほっとした。再発予防で今も同じ薬を飲み続ける小池さんは「薬を飲むとき以外は乳がんだということを忘れるぐらいです」と喜ぶ。

 武井さんらが、がんが3以上の患者44人に対して手術前にホルモン療法を行った研究では、4か月間の予定の治療を最後まで行えた患者の66%でがんが縮小。手術した30人中27人が乳房を温存できた。武井さんの患者の中には、がんの大きさが変わらないため手術を受けずに、何年間もホルモン療法だけで体調を維持する高齢者もいる。

 ただし、ホルモン療法の効果には個人差があり、がんが完全に消えることもほとんどない。また、いったん効いても再びがんが勢いを取り戻す患者も多い。長期的な成績はわからないため、学会の治療指針でも「閉経後の患者は、乳房温存率は向上するため検討してもいい」というレベルだ。

 武井さんは「効果のピークが現れるのは平均すると半年ぐらいで、そこで効果がなければ手術や別の治療に変更する必要があると思います。効果が持続する期間は年齢も関係するようです」と話す。
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