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我々、零細業者が生き残るには・・・
他社との差別化を図る事と位置付けているのです・・・が、なかなか、思うようにはいきません。
アパレル業者のお得意先様との企画も色々とやりました・・・が・・・
北海道など動き回って頂いたのですが・・・どうも、反応が今一だったらしい・・・
また、現在新たに別の業界人の方に色々と動いて頂いて居ります・・・
果たして、吉と出るかどうか・・・ある程度、期待はしてしまうのです・・・が・・・
今朝は、中小企業と連携してユニークなアイデアで商品を再生・支援している社長の記事を紹介してみます。
~以下、2月10日読売新聞朝刊より抜粋~
時代を
ひらく
大企業から委託されたモノを一生懸命作っても生産拠点が海外に移転してしまう―――。セメントプロデュースデザインは、こうした苦い経験や不安を持つ中小企業と連携してユニークなアイデアで商品を再生させている。「中小企業は不安定な下請けから抜け出すべきだ」と説く金谷勉社長(41)は約4年前から商品企画や販売の新規開拓で地場産業を支援している。
アイデア加え技術高める
セメントプロデュース
デザイン
(大阪市西区)
包装に使うありきたりのリボンも、切り絵の手法でチョウやツタの模様を施したおしゃれなしおりにしてしまう。幅14センチ、長さ30センチの通常のリボンからしおりを3枚作ることが出来る。デザイン
(大阪市西区)
中小企業の技術や製品の付加価値を高めたいと語る金谷勉社長(大阪市西区で)=若杉和希撮影
包装用リボンのの小売価格は1メートルで200円程度だが、「デザイン」という新たな価値を加えると1枚1260円の商品になる。2011年8月に売り出したしおりは東京都や石川県の美術館などでこれまで約1万4000枚売れた。
福井県あわら市のリボンメーカーから「自社の技術を生かした新しい商品は出来ないか」と相談を受けたのが発端だ。金谷氏はこのメーカーが持つレーザー加工機に着目。高い品質のリボンを見て『切り絵』で別の商品を作れるはず、と思い着いた。
メガネの生産地で知られる同県鯖江市の商社からは、「フレーム用に輸入したプラスチック素材を有効利用できないか」と相談を受けた。吸湿性が高く、肌にぴったりと吸いつく素材は「耳かきに最適だ」と進言した。カラフルな柄で、
企業プロフィル
広告会社にプランナーとして勤務していた金谷氏が1999年に独立して設立。セメントプロデュースデザイン独自の商品も多い。13年前に制作した笑顔のイラストが特徴のクリップのほか、米アップルのスマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」向け透明ケース「iTattoo」は、傷つきにくい特殊加工でヒットした。米国の金融機関で使われる書類保管用の段ボール箱「バンカーボックス」に迷彩柄などのデザインを施したセ社製[BANKERS BOX」の愛用者も多い。本社は大阪市西区。売上高は約3億円、従業員25人。
同様の例は枚挙にいとまがない。愛知県瀬戸市の陶器の成形職人とは、共同作業でニットの網目風のデザインを施したマグカップを作った。大阪・泉州の熊取町のタオルメーカーにはユニークな包装を提案した。CDのケースのような形で、贈答用などで人気だ。滋賀県の繊維メーカー組合は、金谷氏の提案を受けて余った麻の生地でバッグを作って雑貨やインテリアショップで販売している。
金谷氏の本業はポスターやホームページの制作だが、大企業からの請負仕事が多い。「中小企業としての悩みを一緒に解決したい」(金谷氏)との思いから、協業を積極的に働き掛けている。現在も数十社からの相談に乗っている。
商品をデザインするだけでなく、雑貨店など500店を超える取引先を中心に販路の拡大も支援している。どこで誰に売れるかという「目利き」としての手腕には広告会社のプランナー(企画立案者)として積んだ経験が生きている。「地方発のアイデア商品を海外にも売り込みたい」。中小企業や職人が持つ高い技術力と斬新なアイデアを組み合わせれば、地域産業の再生につながる、との思いにゆるぎない。
(三宅隆政)