日々のパソコン案内板
【Excel関数】 No.1(A~I) No.2(J~S) No.3(T~Y)
【Excelの小技】 【HTMLタグ&小技】
【PDFの簡単セキュリティ】
【複数フォルダーを一括作成するんならExcelが超便利だよ!!】
【アップデートが終わらない!? Windowsの修復ツールを使ってみる方法】
【削除してしまったファイルやデータを復元する方法ー其の一(以前のバージョン)】
【削除ファイルやデータを復元する方法ー其の二(ファイル履歴)】
【Excel振替伝票の借方に入力したら貸方に対比する科目を自動記入】
【手書きで書くように分数表記する方法】
【Web上のリンクさせてある文字列を選択する方法】
【Excel2010以降は条件付き書式設定での文字色にも対応!】
【Windows10のWindows PowerShellでシステムスキャンの手順】
私のような歳になってくると、年齢相応に、いろんな人との出逢い・・・そして、別れを経験してきます
私が40歳前後の頃だったと思いますが、得意先の担当者である年配のS氏が肝臓がんを患っていらっしゃいました・・・
入退院を繰り返し・・・それでも、退院されると出社され仕事をこなすという生活をされていました
その時、NHKの番組だったと思いますが・・・和歌山医大で肝臓の血管バイパス手術を施す治療法があると知り、
早速、大阪に住んでらした彼に、「一度、和歌山医大に相談に行ってみたらどうですか」と進言しました・・・
彼はさっそく、相談に行かれたみたいですが・・・「一度カルテを見せてもらいたい」とのこと・・・
堺の病院にかかっていた彼は担当医にその話を・・・
担当医曰く・・・「そちらへ行くのならもう面倒は見ないよ」と言われたそうな・・・
患者の立場は弱いもので、結局、彼は元の病院を変えることなく人生を終えてしまいました・・・
この時、医療とは何だろう?・・・人を救うための医療ではないのか?・・・
と、腹立たしくなりましたが、勿論如何しようもありませんでした・・・
今朝は、日本の難病対策が変わろうとしている記事を紹介してみたいと思います。
~以下、2月8日読売新聞朝刊より抜粋~
医療ルネサンス
難病とともに 変わる対策
平 等 な 助 成 求 め る 声 |
ん な 難 病 に も 平 等 な 支 援 を し て 欲 し い | と 話 す | 足 の 潰 瘍 の た め 外 出 時 は 杖 を 使 う 井 上 さ ん | ど |
「助成対象に入るなら、正直すごくうれしい」と話すのは、ウェルナー症候群という病気の兵庫県川西市、井上咲季さん(47)だ。この病気は、思春期から早いペースで老化が進む。患者は国内に推定約2000人と少なく、治療法も確立されていないが、助成の対象外だ。
この病気には手足に重い潰瘍ができる症状があり、井上さんは両足の指を1本ずつ切断している。足裏が薄くなって痛みも強く、歩くのが不自由だ。
手術で入退院を繰り返したこともあり、昨年、仕事を辞めざるを得なくなった。今は職探しをしながら、資格を取る勉強中だ。
「失業保険や障害者年金、父の年金などでやりくりしていますが、医療費が月4、5万円かかり、毎月、赤字続き」
病院で診察を待つ間、入院時に顔見知りになった患者に再会した。症状が似ているので話を聞いてみると、助成対象の病気なので、医療費の心配はないという。方や自分は、薬代や診察代に四苦八苦している。「同じような状態に見えるのに、あまりに差が大きい。そんな不公平があるなんて、ショックでした」。井上さんは振り返る。
昨年、患者同士の集まりで出会った仲間は、当初、医療費の助成対象である病気と診断され、公費助成を受けてきた。ところが、最近、実はウェルナー症候群だったことがわかり、助成が打ち切られたこの患者は「闘病生活は何も変わっていないのに」と困惑し、落胆していた。
今回の見直しで、医療費助成の対象は、これまでの56疾患から300以上に拡大されるとみられる。
条件は、
- 患者数が人口の0.1%以下
- 原因不明
- 治療法がないか、あっても一時的な症状緩和にしかならない
- 生活に長期にわたる支障がある
- 診断基準があるか、診断基準に準ずる客観的指標がある
ウェルナー症候群は条件を満たしているとみられ、井上さんらの期待は高まる。様々な難病の患者が、期待と不安を胸に、対策の行方を見守っている。