喫煙・酒好きのがん患者 別のがん発症のリスクはしない人の5倍！

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以前にもお話したことがあるんですが、

私の亡父はヘビースモーカーで、肺がんに罹(かか)り60歳になった途端に亡くなりました。

そんな私も父に似て、一日多ければ3箱は吸うくらいのヘビースモーカーでした・・・

飲み屋のママさんに、いつも怒られるくらいたばこ、酒を飲んでました・・・がっ！

あるきっかけで、タバコをやめて早や20年以上なりますね・・・

お酒は、年齢とともに、以前のような飲み方はしなくなり・・・晩酌程度で満足するようになりました。


亡父が肺がんでなくなった時には・・・

実は、私も心の中で・・・「多分、俺も肺がんで死ぬんやろなぁ～」と考えていたんですが

まさか、タバコをやめられるなんて想像だにしませんでした。

私が、こんな健康オタクみたいになるなんて・・・自分でも、信じられません


今朝は、喫煙・飲酒とがん患者に関する記事を転載してみようと思います。

～以下、9月6日読売新聞朝刊より抜粋～

喫煙・飲酒好む がん患者

たばこ関連 別のがん５倍

　喫煙し、酒好きのがん患者が10年以内にたばこに関係する別のがんを発症するリスクは、喫煙も飲酒もしないがん患者より５倍高いとの論文を、大阪府立成人病センターなどのチームがまとめた。論文が国際的ながん専門誌の電子版に掲載された。

　喫煙や飲酒は様々ながんの原因になるが、一度がんになった後に別のがんを発症させる危険性も高めることを示した。同センターの田淵貴大医師(公衆衛生学)は、「何度もがんで苦しみたくなければたばこは厳禁。酒はやめるか控えめに」と呼びかけている。

　田淵医師らは、1985～2007年に同センターでがんと診断され、10年以内に転移や再発ではない別のがんを発症した1904人を分析。

　先ず、肺や食道、口腔(こうくう)、膵臓(すいぞう)などのたばこ関連のがんを発症した1163人について、最初のがんが診断された時の喫煙や飲酒の習慣との関連を調べた。

　その結果、発症リスクは、喫煙も飲酒もしない場合より、たばこを1日20本以上吸うと1.8倍、酒を1日2合以上飲むと2.4倍高くなった。両方がそろうと5倍に跳ね上がった。

　1日20本未満の喫煙でも1.5倍高かったが、飲酒量が2合未満では発症リスクは上がらなかった。

成人病センターなど 発症リスク調査

　多く飲酒した場合のリスクが高いのは、たばこ関連のがんは飲酒が原因となるがんと共通するものが多く、飲み屋などで他人のたばこの煙を吸う機会が増えることも考えられるという。

　また、たばこ関連以外を含む全てのがんの発症リスクは、たばこを1日20本以上、酒を1日2合以上の場合に3倍以上高かった。

　田淵医師によると、たばこ関連のがんは全てのがんの約半数を占め、治りにくいがんが多い。田淵医師は「がんになった後でも、喫煙や飲酒をやめれば、別のがんの発症リスクを下げられるだろう」と話している。