痔主さんにとっては有難～い便座なんですよ・・・

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数十年前、俳優の渡哲也さんが大腸がんで人工肛門の手術をされたとのニュースに・・・

私は、ドキッとしました・・・

何故かといいますと、当時の私は、仕事が忙しくて、

持病の痔(じ)が悪化していたのです。

手術を決心し、かかりつけの医師から紹介状を書いていただき、大病院へ・・・

ところが、診察した医師から・・・「従来の医師のところでこのまま治療を継続しなさい」・・・と差し戻し・・・

完治させたいと、意を決して行ったのに・・・


結局のところ、現在まで手術はしていませんが、

当時は洗浄便座がなかったので、持ち運びができる携帯洗浄器を使用していたのですが、

中々、症状が良くならなかったんですね・・・

それが、現在の場所に移転した時、トイレが温水洗浄便座やったんです。

これがやはり、良かったのでしょうね。

完治はしてないのですが、一切悪化することが無くなりました。

私にとっては、温水洗浄便座様様なんです。＼(゜ロ＼)(／ロ゜)／


今朝は、温水洗浄便座の使い方に関する記事を転載してみようと思います。

～以下、9月8日スポーツ報知より抜粋～

切れ痔、肛門湿疹などに…使い過ぎにご用心

　温水洗浄便座

　温水洗浄便座(シャワートイレなど)の一般世帯普及率は77.5%に達している(内閣府消費動向調査・2015年3月末)。これだけ普及すると、「もう温水洗浄便座がないトイレには入れない」という人が少なくない。

　しかし、使い方を間違えるとお尻のトラブルを招きかねない。たとえば、温水洗浄便座の水圧が強すぎると肛門にすり傷ができてしまう。つまり「切れ痔(じ)」だ。温水を当てて排便を促そうとする人は、浣腸(かんちょう)並みの刺激を求めて水圧を上げる傾向にあるので要注意だ。

　また、きれいにしようとお尻を洗いすぎると皮膚のバリア機能が低下し、肛門周囲がかぶれる「肛門湿疹」になることがある。

　肛門を含めて人の皮膚には雑菌から皮膚を守る常在菌がいて、ＰＨ5.4～5.7のアルカリ性に保っている。ところが肛門を洗浄しすぎると常在菌まで洗い流し、皮膚が中性になって雑菌が繁殖して炎症を起こすのだ。肛門周囲がかゆくなりボリボリかいてしまう。不潔にしていたことが原因と思いこみ、さらに肛門周囲を念入りに洗うから、ますますかぶれが悪化するという悪循環に陥っていしまう。

　女性の場合は小便の後にビデを使って膣(ちつ)を洗う人が多いが、洗いすぎると膣内の常在菌であるデーデルライン乳酸菌が流されてしまう。この乳酸菌は膣を酸性に保つことで雑菌から守っているのだが、温水洗浄便座で乳酸菌を洗い流すとカンジダ菌などが増殖して「膣炎」を起こしてしまう。

　清潔志向も度を過ぎるとお尻のトラブルを生むのだ。では、温水洗浄便座はどう使ったらいいのか。

• 水流が強くなくても洗い流せるので水圧は弱めで5～10秒ほど当てれば十分
• 肛門や膣の真ん中を避けて周囲を洗う
• 特に痔の人は水圧が強いと症状を悪化させるので要注意
• トイレットペーパーで水分を拭き取る際は、こすりつけるのではなく、押さえつけるように水分を取るのがコツ
• 温風機能を使う時もトイレットペーパーでお尻の水分を拭き取ってから乾燥させると短時間で済む。

（医療ジャーナリスト・田中　皓）