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人は、時として・・・この健康が永遠に続いて行くものと錯覚してしまいます・・・
でも、頂いたこの命は、この世に生を受けた段階から消滅へ向かって進んでいるわけですね。
このように考えると、命あるものは、何のために生き続けるのか・・・との疑問が・・・
若い頃には、生きる意味を知りたくて随分と考え悩み知人と論じた記憶があります。
ただ、この年になるまで一つの結論めいたことにはたどり着いてはいません・・・
言えることは、己の生きてきた証というものを己の心の中だけであろうと残したい・・・と
そのためには、心残りにならないよう一つずつ・一つずつ消化しながら人生を全うしたいな。
一昨年、義理の兄が亡くなる前、歩くことすらおぼつかなかった義兄が・・・
家族の集まりに、出席したいと急きょ申し出てきた時、
正直驚きました・・・その義兄を駅まで迎えに行った時、さらに驚きが!
自分の足でしっかりと歩いていたんですね。
その日の夕食時に、その義兄がポツリと言った言葉・・・
「俺もうそんなに長くないから・・・○○のことをよろしく頼むな!」・・・
心が繊細な長姉のことを心配し、この言葉を私達夫婦に頼みたくて気力を絞って出席したんですね。
・・・それから、4か月後に旅立ちました。
そんなこともあり、毎年のように長姉と逢うことを決めたんですが、
今年もいよいよあと二日で逢うことが叶います!
今年は私達の子供・孫達と一緒に逢いに行くんで余計に楽しみですね。
今朝は、最愛の人との別れに際しての家族の悩み、決断についての記事を転載してみようと思います。
~以下、9月18日読売新聞朝刊より抜粋~
医療ルネサンス
別れを話し合う
認知症 決断迫られる家族
![病棟の集会所で夫に寄り添うB子さん](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/8b/491551833f587e6b084d9182254e523d.jpg)
病棟の集会所で寄り添うB子さんは夫(左)
に「一日でも長く生きてほしい」と願っていた
(6月下旬、国立長寿医療研究センター病院で)
夫は6年前に若年性認知症を発症。今年5月に肺炎を起こし、同病院に入院した。肺炎は治ったが、認知症の進行で飲食物を飲み込みにくくなった。
栄養と水分の補給は、腕の静脈からの点滴が頼みになり、衰えで静脈に針を刺すのも難しくなった。別れの時が近づいていた。
認知症の患者は自分の考えを話せなくなることが多く、その場合、患者の意向を推し量って家族が、今後の治療やケアの方法を決めるのが一般的だ。B子さんは夫に変わり、エンド・オブ・ライフケアチームの西川光則さん(緩和ケア診療部医師)らと話し合った。
腕の静脈からの点滴ができなければ、手術で鎖骨近くの太い静脈にチューブを入れ、そこから水分を補給する方法がある。しかし一時的な延命治療で、大きな回復は見込めない。
夫は以前、家族に「延命治療は受けない」と話していた。西川さんは「ご主人なら、チューブを入れる手術は受けないというのでは」と話した。
しかし水分を入れないと、時期に夫は亡くなる。B子さんと家族は悩み、7月初めごろに決めた。「一日でも長く生きてほしい。チューブを入れて下さい」
そう決めた後も、7月10日の手術当日まで「苦しみを長引かせることになるのでは」と迷い、手術の同意書が出せなかった。
ここで西川さんが声を掛けた。「手術を受けましょう。これだけ家族が悩んだ結論なんだから、ご主人もわかってくれます」
B子さんは「そう云う言葉を求めていたのかなと思う」と話す。
夫は4週間後、B子さんと娘、母親に見守られて息を引き取った。亡くなる3日前、「一生懸命に世話してくれてありがとう」と夫が言ってくれ、B子さんは涙を流した。認知症になる前に戻ったようなしっかりした口調が忘れられない。
患者の意向と家族の思いのどちらを優先するか。正しい答えはない。西川さんは「丁寧に話し合って決める過程が大切」と話す。
夫の死後もB子さんは考え続けている。「手術後、水分で増えた