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眠れない被災者のため、睡眠薬よりもまず、避難所に談話スペースが必要!

2016-06-15 | 健康タオル
昨日(14日)で熊本地震から2か月を迎えました・・・

全半壊した家屋は3万棟を超えたなか、

完成している仮設住宅は232戸どまりで、

未だに6211人の方が避難生活を送られているとのことです・・・


阪神大震災後・・・

私は、少しの揺れにも胸の鼓動が大きくなるのを感じていました・・・

寝てても、意識が揺れに対して集中しているような毎夜でした・・・

それでも、人間というものは、徐々に忘れてしまうものなんですね

気が付けば、いつの間にか普通に当たり前のように熟睡している日常がありました。


勿論、このような甚大な被害をもたらす災害は忘れてはいけません。

しかし、わずかな揺れに鼓動がバクバクするようなことや、

眠れないような日常が続くなんてことは、

一日も早く過ぎ去り、忘れ去ったほうが良いに決まってます。


熊本地震の被災者の方々も

そのような精神状態から一日も早く解放されますことを切に願って居ります。


今朝は、厚労省の睡眠に関する被災者向け情報関連記事を転載してみようと思います。

~以下、6月14日読売新聞朝刊より抜粋~

 医療ルネサンス
被災者の心を守る  


発生直後の不眠は自然
 震度7の激震の後も、多くの余震が続いた熊本地震。不安や緊張が抜けず、眠れぬ夜を重ねた住民が多かった。被災者の中には「不眠症になったのでは」と不安とつのらせ、救援に来た医師が睡眠薬を処方する例もあった。だが、これまで薬を必要としなかった人が、被災後、すぐに服薬を始めることは勧められない。

 厚生労働省は今年5月、睡眠に関する被災者向け情報を「災害時心の情報支援センター」のインターネットサイトに掲載した。被災直後の不眠について、次のように解説している。
熊本地震での被災者のテント村
熊本地震では、避難所よりも安心して眠れる場所を求め、テン
ト生活を選ぶ被災者も目立った(5月23日、熊本県益城町で)


 「震災なっどの直後は眠れなくなることがありますが、これは危機的状況に対処するための自然な反応です」
 「人には自然治癒能力があるため、時間が経つにつれ不眠は徐々に改善していきます。少しずつでも起床した時に気分が改善しているなら、回復が始まっていると考えられます」

 監修した国立精神・神経医療研究センター精神生理研究部長の三島和夫さんは「眠れない時に無理に眠ろうとすると、眠りに対する苦手意識が強まり、ますます眠れなくなる。眠れない被災者のためには、睡眠薬よりもまず、避難所に談話スペースを作るなどの対策が必要」と語る。

 不眠症は「今日も眠れないのでは」という不安や緊張によって悪化していく。それは被災地に限らない。
 東京都の40歳代の女性は8年前、不眠症に陥った。仕事で気が張りつめた日、夜になっても緊張が解けず、寝室で眠ろうと頑張ったが、ますます目がさえてしまった。この日を境に、眠りへの苦手意識が芽生えた。

 内科で睡眠薬をもらって飲み始め、次第に量が増えていった。薬に頼る気持ちが強まり、「薬がないと眠れない」と思い込むようになった。だが、薬による眠りでは熟睡感を得られず、一日中続くだるさなどの体調不良に襲われた。

 2年前、女性は同センター病院で三島さんの診察を受けた。「一部の病気を除けば、人の眠る力はなくなりません」。三島さんの言葉にハッとした。毎日の睡眠時間を日誌に書き留めることを勧められて実践。後で見直すと意外と眠れていることに気付いた。眠れない夜は寝室を出て、料理を作るなど楽に過ごすようにした。三島さんの指示で減薬にも取り組み、現在は薬なしで眠れるようになった。

 眠れない時のリラックス法として、三島さんは「肩や腹部などに力を入れ、一気に力を抜く筋弛緩法も効果的」と勧める。だが、不眠が1か月以上改善しない時は「睡眠への苦手意識を深めないために専門医に相談してほしい」としている。
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