日々のパソコン案内板
【Excel関数】 No.1(A~I) No.2(J~S) No.3(T~Y)
【Excelの小技】 【HTMLタグ&小技】
【PDFの簡単セキュリティ】
【複数フォルダーを一括作成するんならExcelが超便利だよ!!】
【アップデートが終わらない!? Windowsの修復ツールを使ってみる方法】
【削除してしまったファイルやデータを復元する方法ー其の一(以前のバージョン)】
【削除ファイルやデータを復元する方法ー其の二(ファイル履歴)】
【Excel振替伝票の借方に入力したら貸方に対比する科目を自動記入】
【手書きで書くように分数表記する方法】
【Web上のリンクさせてある文字列を選択する方法】
【Excel2010以降は条件付き書式設定での文字色にも対応!】
【Windows10のWindows PowerShellでシステムスキャンの手順】
何年も前になりますが・・・
義理の息子は、今までやれていた仕事上の訓練に
しんどくて付いて行けなくなり病院で検査してもらった結果・・・
甲状腺に異常が出ていたらしいんです・・・
当時、最新の治療法といわれ、短期間で治療が済むとのことで、
放射性のものを飲む方法を選んだようです。
その薬を飲んだ日は、子供たちを近づけないようにしていたと聞きました・・・
確か・・・被ばくを避けるためじゃなかったかなぁ~
お陰様で、現在も元気で仕事に頑張ってくれているようですが、
放射性の薬は1回だけだったようですが、
別の薬はず~っと続けて飲んでいるようです・・・
実は、私達は正式な病名を聞いていないんです・・・
昨夕の新聞を読んでいて・・・ひょっとしてバセドウ病?!・・・と
ただ、病名がどうであれ、
元気に家族のために働いてくれているだけで十分だとは思うんですが、
欲を云わせてもらえば、完治してくれたらもっといいのですが・・・
今朝は、バセドウ病に関する記事を転載してみようと思います。
~以下、6月15日読売新聞夕刊より抜粋~

バセドウ病
女性に多い甲状腺の病気、バセドウ病は、適切に治療すれば、健康な人とほとんど変わらない生活を送れます。でも、中途半端に治療をやめると急激に悪化し、重い合併症を起こすことがあります。医師の指示のもと、治療を受け続けることが大切です。

なぜ起きる?
甲状腺は、のど仏の下にある小さな臓器で、羽を広げたチョウのような形をしています。脳下垂体から出る「甲状腺刺激ホルモン(TSH)」というたんぱく質が、甲状腺の表面にある「受容体」に結合すると、甲状腺ホルモンが合成されます。このホルモンには、体内の脂肪などをエネルギーに変える「代謝」を促進する働きがあります。
甲状腺のホルモン過剰

治療薬は途中でやめない
健康な人は、TSHが受容体に結合したりは成れたりして、必要な量だけホルモンを分泌します。ところがバセドウ病では、免疫の不調が原因で「自己抗体」と呼ばれる異常なたんぱく質ができ、常に受容体に結合して、ホルモンが出っぱなしの状態になります。どんな症状?
ホルモンが過剰になって代謝が盛んになるため、動いていなくても走っている時と同じくらいのエネルギーを消費するような状態になります。その結果、動悸や大量の発汗、疲れなどが起きやすくなります。このほか、甲状腺の腫れや眼球の突出、目つきがきつくなるなど、外見にも特徴的な変化が表れます。
男性より女性の方が約4倍、発症しやすいとされています。
どう治すの?
治療は、主に△甲状腺ホルモンの合成を抑える「抗甲状腺薬」の服用△甲状腺の細胞を放射線で破壊する「放射性ヨード」の服用△手術で甲状腺を切除――の3通りがあります。まずは抗甲状腺薬から始めるのが基本です。薬の量は、症状の重さや年齢などを総合的に判断して決めます。症状が落ち着いてきたら、量を段々減らしていきます。少量で甲状腺の機能が安定していれば、中止を検討します。
岡本甲状腺クリニック(大阪市旭区)の岡本泰之院長は「抗甲状腺薬の服用を始めると多くの場合、症状が収まってくるので、自己判断でやめてしまう人がいますが、非常に危険です。急に症状が悪化し、不整脈や心不全を起こして急死することさえあります。医師がやめてもいいと言うまで続けましょう」と話しています。
また、抗甲状腺薬は2種類ありますが、このうち「メルカゾール(商品名)」は妊娠初期に飲むと、胎児に先天的な異常が起きることがあると報告されています。妊娠中、あるいは妊娠を考えている女性は、医師と相談のうえ、別の抗甲状腺薬を使うなどの対応が大切です。
抗甲状腺薬で改善しない場合や、本人の希望などによって、放射性ヨードの服用や手術も行います。この三つの治療を使い分けることで、健康な人と同じように暮らすことができます。
予防には?
発症の引き金となる免疫の不調がなぜ起きるかは分かっておらず確実な予防法はありません。ただし、喫煙者はバセドウ病になりやすく、治りにくいことが分かっており、予防には禁煙が勧められます。
岡本泰之・岡本甲状腺
クリニック院長
クリニック院長
夏場はバセドウ病の症状が出やすくなります。例年以上に大量に汗をかいたり、少し動いただけで動悸や疲れを強く感じる場合、甲状腺機能の検査を受けるとよいでしょう。