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飼い犬・猫でも、かまれたら素早い対処が必要ですよ!

2016-07-26 | 梅肉エキス


且つて、我が家にビーグル犬のナナ様が来た時・・・

娘んの所のチビや近所の子供達に危害を加えないようにと、

ものを食べてる時に、敢えて、物を取り上げても怒らないように・・・

尻尾をつかまれても、怒らないように・・・と色々としつけをしました。


お陰様で、人にやさしい犬として皆から可愛がられていました・・・

それでも、数度・・・私に牙をむいたことも・・・

そんな時には、傷口を見せて「何で噛んだの?!痛いやんか!!」といえば、

ばつの悪そうな表情をして、最後にはペロッと傷口をなめてましたね・・・

勿論、その後はきれいに洗い、さらに消毒をして事なきを得てたんですが、

本来、犬や猫はパスツレラ菌を持っているらしく、やはり危険なんですよね。


犬や猫を飼っていらっしゃる方は、このことを念頭に置いて暮らされるのがいいと思いますよ。


今朝は、猫にかまれて発症した人の記事を転載してみようと思います。

~以下、7月26日読売新聞朝刊より抜粋~

 医療ルネサンス
ペットと安全に  


飼い猫にかまれ感染症
元気だったころの猫の写真を手に、当時の傷口を指さすA男さん
 シャーッ。2007年夏の早朝、飼い猫の激しく威嚇する声で、福岡県筑後市のA男さん(66)は目が覚めた。
 縁側で網戸を挟んで、野良猫とにらみ合っていた。

 「これはまずい」。とっさに飼い猫を抱きかかえ、その場から引き離そうとしたその時、右の手首に強い痛みを覚えた。興奮した飼い猫にかまれていた。出血はあまりなかったが、鋭い歯が刺さって5㍉くらいえぐられていた。

 取敢えず自分で消毒を済ませ、いつも通り仕事に向かった。痛みも徐々に気にならなくなった。しかし、昼頃から右腕の様子がおかしくなった。手首が赤くなって腫れ始め、時間とともにひじまで広がり、最後は脇の近くまで腫れ上がった。

 痛みより、ひどい腫れや赤黒い色が気持ち悪かった。「これは診てもらわんといかんな」。A男さんは仕事を終えた夕方、職場近くのかかりつけ医に相談。猫にかまれたと知った医師は、公立八女総合病院(同県八女市)の院長で、動物からうつる感染症に詳しい吉田博さん(現・姫野病院名誉院長)に連絡を入れた。

 噛まれて数時間後に患部が腫れ始めたことから、吉田さんはパスツレラ症と診断した。パスツレラ症は猫や犬の口の中に住むパスツレラ菌に感染して起こる病気だ。ほぼすべての猫がこの菌を持つほか、犬でも75%近くが持っているという報告もある。ペットにかまれたり引っかかれたりして起こる感染症では最も頻度が高い。傷口から感染し皮膚や関節に膿を伴った炎症を起こすほか、まれに重症化して敗血症になり、死に至ることもある。菌の増殖するスピードが速く、素早い対処が必要だ。

 吉田さんは飲み薬より効き目が早い点滴薬で治療を行い、A男さんの腕の腫れや赤みは、その日のうちに引いた。A男さんはその後も3日間、菌をきちんと押さえるために、点滴に通った。「飼いネコにかまれて通院するなんて恥ずかしかったけど、自分の腕があんなに腫れたのは見たことがなかった」と振り返る。

 パスツレラ菌は、ホコリなどと一緒に吸い込んで感染し、風邪や肺炎のような症状が出ることもある。健康な人なら重症化することは少ないが、高齢者や、がん、糖尿病を抱えている人は注意が必要。動物と触れ合った後に、手洗いやうがいをすることが大切だ。

 A男さんの飼い猫は昨年、この世を去った。「あれ以来、飼い猫でもいろいろな病原菌を持っていると分かり、興奮している時は気を付けるようになった。普段はおとなしかったんだけどね」と、猫の写真に目を細めた。
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