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異端児たちが常識を取り払う?!

2018-01-05 | 日々のパソコン
息子は今朝、帰郷していきました・・・

昨夜の夕食時、彼も思うところがあったのでしょう・・・

突然、「これからはグローバルじゃなければアカンよな・・・」と


彼は今迄から、己の気持ちを正直に伝えることはしてこない性格だから、

先程の言葉が、ただ単に世間一般の話としての話題やったのか・・・

現在の職場に関することなのかは解るはずもなく・・・

私としては、私の持論を話していました。


今の日本、ことITに関しては世界と競争するということにおいて、

一歩も二歩も後れを取ってるように感じてしようがありません。

やはり、日本古来からの雇用体系が問題なのかもですね・・・

でも、その働き方に風穴を開けようとしている人たちがいるのも事実のようです。


本日は、企業の異端児たちの活躍ぶりを紹介した記事を転載してみようと思います。

~以下、1月5日読売新聞朝刊より抜粋~

「異端児」企業に新風

MUFGの藤井達人さん
支援する新興企業の社員と話すMUFGの藤井
達人さん(東京都中央区で)=栗原怜里撮影
変革へ 銀行に「ITの知」
 終身雇用や年功序列賃金に代表される日本人の働き方が大きく変わろうとしている。
これまでと一線を画す様々な仕事の形は、日本経済が活力を取り戻すきっかけになるのか。現場に新風を吹き込む人々を追う。

 ノーネクタイ

 色鮮やかなストライプのシャツに、右腕には「アップルウォッチ」が光る。
 一見、IT企業の社員のようにみえる藤井達人さん(42)は、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の上席調査役。スーツに白シャツ、ネクタイが一般的な銀行では、その身なりだけでも「異端児」そのものだが、新卒一括採用を行うメガバンクの中にあって経歴も一味違う。
 商学部の出身。就職活動では大手銀行の内定を得たものの、「これからはITの時代だ」と考え、日本IBMに入社した。2007年にマイクロソフトに転職し、外資系企業でもまれてきた。

  転機

 転機は11年、マイクロソフトの米国本社に派遣されていた時だった。新興企業(ベンチャー)がスマートフォンを使った金融サービスを次々と生み出す姿を目の当たりにした。
 そんな時、MUFGが「銀行にない新しいビジネスをするには銀行員だけのアイデアでは限界がある」(幹部)と、ITを使った新部署で人材を募集していると知り、13年に再び転職した。
 転職当初は、社内の根回しに多くの時間を割く日本式に戸惑った。「違う惑星に来た感じで、変な汗が止まらなかった」と苦笑いする。それでも金融界に押し寄せる大変革の荒波を一足先に肌で感じていただけに、ひるまなかった。
 15年には、日本ではなじみが薄かったITと金融を融合した新サービス「フィンテック」をベンチャーと生み出すプロジェクトを開始。人工知能(AI)が為替の変動を予想し、投資のタイミングを知らせてくれる一般向けのスマホアプリなど、とがったサービスをいくつか世に送り出した。当初は「お遊び」と冷ややかに見られていたが、風向きは変わった。
 今では構内でノーネクタイで通しても誰も問題視しない。「人と同じことをしていたら、自分が生きてる間に新しいものなんて生み出せないよ」

富士通の本多達也さん
「髪で音を感じる」装置開発
 世界で戦うグローバル企業は、生活を一変させるイノベーション(技術革新)を次々と生み出している。グーグルやアマゾンなどの米IT企業はその代表格で、世界から有能な人材を集め、創造性にあふれるベンチャーを次々とにのみ込む。
 日本企業はどうか。人材や技術を自社で囲い込む高度経済成長時代の成功体験からなかなか抜けられない。これでは勝てないと、危機感を抱く型破りな社員たちが企業を内部から変えようとしている。
 猫のひげが空気の流れを感じるように、髪の毛で音を感じる全く新しい装置――。富士通で今、こんな聴覚障害者向けのヘアピン型小型装置「Ontenna(オンテナ)」の製品化に向けた準備が進んでいる。

  256段階

 開発者は本多達也さん(27)。音を256段階の振動に変換し、髪の毛から音の特徴を伝えるユニークな装置を作るきっかけは、大学時代の聴覚障害者との出会いにある。手話サークルの活動を通じ、「聴覚障害者に『音』を届けたい」と思うようになった。大学院でも研究を続け、卓越したIT人材を認定する経済産業省の「スーパークリエータ」に選ばれた。しかし、そんな研究実績や「肩書」は社会ではなかなか通用しない。最初に就職した大手メーカーは「入社していきなり自分のプロジェクトを始める人はいない」とつれなかった。
 悶々としていたところ、ユニークな研究が富士通の目にとまり、16年に転職した。
リコーの生方秀直さん
360度 周囲の景色を撮影
今は数年以内の発売を目指して、約20人の開発チームを率いている。上司の徳永直美さん(52)は「世界では自社だけでイノベーションを起こせないということは共通認識。組織の中の『異分子』を社内ベンチャーに見立てて新機軸を開きたい」と語る。

 「社内起業家」

 リコー生え抜きの生方うぶかた秀直さん(52)は、シャッターを切ると周囲360度の全ての景色を撮影できる異色のカメラ「シータ」の生みの親。従来の延長線上にない商品やサービスを生み出す、いわば「社内起業家」だ。11年の東日本大震災後の復興支援では津波で流され、汚れた写真を洗い、複合機でデジタル化して持ち主に返す活動に取り組んだ。
 今月から社外の人材や技術を積極的に活用して斬新な製品や技術の開発に挑む新部署で働く。リコーにはなかった組織で自ら設置を提案した。「世の中にない新しい価値を生み出したい」。その信念が生方さんを突き動かす。
 過去の常識にとらわれない異端児たちが、企業を、日本を変える原動力になろうとしている。
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