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表題に書いたように「心不全とはあらゆる心臓病の終末像」
「完治しないで徐々に機能低下」と聞けば、恐ろしいですね。
一度発症してしまえば、症状は改善しても完治するということはないらしいですよ。
でも、予防できる病気らしく、健康な時から
- タバコは吸わない
- 食べ過ぎない
- 適度な運動をする
このブログでも、色々な病気などを取り上げていますが
どの病気もやはり「適度な運動」が大切なようですね。
今日たまたま、このブログを読まれた方は、早速日々の生活の中に運動を取り入れてくださいね。
私は、今朝も2時間近くの運動をやり終えましたよ。(^_-)-☆
今朝は、心不全に関するQ&A記事を転載してみようと思います。
~以下、1月18日読売新聞朝刊より抜粋~
医療ルネサンス
増える心不全
息切れや体重増は要注意
Q&A
高齢者に多い心不全について、日本循環器学会代表理事で、東京大学教授の小室一成さん(60)に聞いた。――心不全の患者が増えているとか。
「現在の患者は約100万人ですが、高齢化に伴い、2035年頃まで増え続けると推計されています。感染症の急拡大に例えて『心不全パンデミック』ともいわれます。日本では30年以上にわたってがんが死因のトップですが、75歳以上では循環器の病気で亡くなる人の方が多いです。中でも心不全は重要です」
東京大学教授 小室一成 さん
![小室一成さん](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/cd/f51d387c02d74b006f3db02425ac0e4c.jpg)
――そもそも心不全とはどういう病気ですか。
「高血圧や心筋梗塞、不整脈、弁膜症などの病気により、心臓の働きが悪くなった状態で、あらゆる心臓病の終末像と言えます。ただ、そう言われても一般の方にはわかりづらいので、学会として昨年10月、『心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気』と定義しました」
「いったん発症しても、適切な治療で症状は改善します。ただ、完治することはありません。過労やストレス、塩分や水分の取り過ぎ、風邪などにより再発します。悪化と改善を繰り返しながら、徐々に機能が低下します。経過は悪く、心不全で入院したことのある人は5年間で半数が亡くなっています」
――学会として啓発に力を入れていますね。
「予防できる病気だからです。健康な時から、タバコを吸わない、食べ過ぎない、適度な運動をするといったことが予防につながります。高血圧や糖尿病など、心臓病になりやすい状態になっても、血圧を下げる、肥満を解消するなどの対策で防げます。心臓病になってしまっても、適切な投薬治療や生活習慣の改善などで、心不全の悪化を防ぐことができます」
――心不全に気付かないことも多いと聞きます。
「息切れやむくみが主な症状ですが、歳をとると誰でも多少は息切れを経験します。ただ、急な変化があるかどうかが、見分けるポイントです。1~2か月で急に息切れするようになり、これまで上れた階段が上りづらくなったという時は要注意です。また高齢者の体重が急に1~2㌔増えることもあまりないので、心不全で水が溜まっていることを疑います。BNPという心臓の負荷を示すホルモンを調べると、おおよその状態がわかります」
――心不全になると、どんな治療が必要ですか。
「人それぞれですが、先ずは専門的にみられる病院にかかってください。その後はかかりつけ医にフォローしてもらうことです。心臓の病気は専門医が診るべきだと考えられてきましたが、患者は急増しており、専門医だけでは対応できません。また必然的にかかりつけ医が心不全患者を診る機会も増えてきてます。病院と診療所が連携して、患者を診る体制が重要になります」
(森井雄一)