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アメリカでは6月18日からトランス脂肪酸を含む油脂の食品への添加を原則禁止する予定。
2015/6/18 戸田 耕一郎氏投稿文より抜粋
世界保健機関(WHO)も今月、人工的に生産されたトランス脂肪酸を2023年までに、米国ではトランス脂肪酸が2018年から禁止、日本はどうする!?
デンマーク(2003年)、スイス(08年)、オーストリア(09年)では、100g当たり2g以上のトランス脂肪酸を含んだ油脂の国内流通を禁止しています。米国、カナダ、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ、ブラジル、韓国、香港、台湾、中国では、食品含有量表示を義務付けており、いかにこの物質が健康に有害なものかがわかります。ちなみに日本はトランス脂肪酸についての規制はなく、事業者任せとなっているのが現状です。大丈夫でしょうか。
世界で流通する食品から排除するための戦略を発表したらしいのに、
内閣府食品安全委員会は日本人のトランス脂肪酸の摂取量がWHOの目標摂取量を大きく下回るから大丈夫やと
食品に表示することすら義務ではなく、未だに任意とは如何なものでしょうね?!
そんな中、各企業ではトランス脂肪酸の含有量を減らす努力を続けているようです。
ただ、WHOで2023年までに世界で流通する食品から排除するとしているのだから、
日本でもトランス脂肪酸自体をゼロにする方向性を国自体が模索しなければ駄目だと思うのですが・・・
これもあくまでも各企業に任せます・・・ということなのでしょうか?
これも日本国独特の曖昧さで時の流れに身を任せようとしているのでしょうか!?・・・決められない日本・・・ですか・・・
今日は、マーガリン類に含まれるトランス脂肪酸に関する記事を転載してみようと思います。
~以下、5月27日読売新聞朝刊より抜粋~
国内のマーガリン類から、トランス脂肪酸※が大幅に減った。健康への懸念から、米国でトランス脂肪酸を多く含む油脂の使用規制が6月に始まるのを前に、大手メーカーが消費者の不安を払しょくしようと商品を刷新した。
(及川昭夫)
液状の油を固めて程よい硬さにするため、トランス脂肪酸を多く含む「部分水素添加油脂」が、これまで製造段階で使われてきた。
だが、近年はトランス脂肪酸の過剰摂取は心筋梗塞などのリスクを高めるとされ、米国は、部分水素添加油脂の食品店化を6月18日から原則禁止する予定だ。
トランス脂肪酸 大幅減
※
トランス脂肪酸 油脂を構成する脂肪酸の一種。マーガリン類やショートニング、それらが原材料のパンや洋菓子、揚げ物に含まれる。多量摂取すると悪玉コレステロールが増え、心疾患のリスクが高まるとされる。WHOは今月、人工的に生産されたトランス脂肪酸を2023年までに、世界で流通する食品から排除するための戦略を発表した。マーガリン
原料見直し
トランス脂肪酸に対する消費者の不安も高まり、国内の家庭用マーガリン類生産料は2000年に年間約7万㌧だったのが、17年には同約4万㌧まで落ちた。風味変わらず
業界はイメージ改善に必死だ。明示は3月販売分から、家庭用マーガリン類全10品で部分水素添加油脂の使用をやめた。口溶け感や風味が変わらないよう、新たな油脂を開発。主力製品「コーンソフト」で比べると、トランス脂肪酸は従来の約1割に減った。開発担当の高橋寛行さんは「見た目やスッとする口溶けも変わりません」と話す。
雪印メグミルクやJ―オイルミルズも、全ての家庭用マーガリン類で部分水素添加油脂を不使用にした。ホームページでトランス脂肪酸について説明し、低減に向けた取り組みを紹介している。
内閣府食品安全委員会によると、日本人のトランス脂肪酸の摂取量は、平均で1日あたりの総エネルギー摂取量の0.3%にとどまる。世界保健機関(WHO)が摂取量の目標とする、1日あたりの総エネルギー摂取量の1%未満を大きく下回り、通常の食生活では健康への影響は小さいとされる。国は11年、食品事業者が含有量を表示する際の指針をまとめたが、表示は義務ではなく任意だ。
飽和脂肪酸も注意
一方で、マーガリン類にはトランス脂肪酸のほか、摂取し過ぎれば動脈硬化を招く恐れがある飽和脂肪酸も含まれる。ある企業の担当者は「現在はトランス脂肪酸だけが『悪者』になっている」と指摘する。富山短期大教授(脂質栄養学)の竹内弘幸さんは各メーカーの取り組みについて「健康のために好ましい」と評価する一方、「トランス脂肪酸だけでなく、飽和脂肪酸の過剰摂取にも注意すべきだ。食事全体のバランスを考えることが重要です」と話す。