日々のパソコン案内板
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新しいものを創り出すって、並大抵なことではありません・・・
私は繊維に携わって半世紀が経ちました・・・
それもトーションレースという細幅の機械編みレースをメインに企画してきましたが、
ここ何年も、頭打ちの状態が続いています・・・
繊維から離れることが出来なかったことが一番の原因なのかも知れませんが、
現在では、機械の編立装置にしてもコンピューターシステムを取り入れ、
且つて、できなかった柄も可能となっているわけですが・・・
私の頭では、ここまでが限界なんでしょうか・・・
今朝の新聞を読んでいてアスキーの創業者、西和彦さんのバイタリティーに
私も気持ちを奮い立たせ・・・諦めないで挑戦し続けようと思いました・・・
今日は、西さんのインタビュー記事を転載してみようと思います。
~以下、5月3日読売新聞朝刊より抜粋~
![「語る聞く」のロゴ](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/51/457bf81926f66871e8b27599db6c1df4.jpg)
![西和彦さんの略歴](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/d0/4766c97fa91f486974967257d42c08d7.jpg)
東京大の研究室のテーブルに、コンピューターの基盤や何かの部品が散らばっていた。
「20歳くらいからエンジニアを始めて40年。最初にパソコン、次に音楽などパソコン上でやり取りするコンテンツ(情報)にかかわって、またものづくりの世界へ戻ってきた。ここでやっているのはIoTの研究と授業。スマートフォンの次に来る技術がIoTです」
「学生や技術者のチームで、例えば、脈拍などを計測できる絆創膏 型の装置や、カメラの画像からジュースを買う人の年齢や性別を判定する自動販売機用の機械の開発をしています。似たような機能を持った機械もあるが、賢くて使いやすいものを開発したい」
「みんなに向けて原稿を書き、売ることが楽しかった。未来を想像し、創造する気持ちを込めていろいろな記事を書きました」
同年、米アップルが初の本格的パソコン、アップル2を発売。情報に飢えるマニアが雑誌に飛びついた。
「目指したのは、単なる技術情報の提供ではなくて、パソコンでこんな未来が訪れると提言することでした。『いまはまだ数字しか扱えないが、いずれ音や映像が出せるだろう』と」
78年、創業間もないマイクロソフトのゲイツ氏と意気投合し、同社製品を日本向けに展開する事業を始めた。日本の企業ともパソコンなどを共同開発した。だが、やがて事業方針を巡ってゲイツ氏とたもとを分かつ。アスキーの経営からも2001年に退いた。
「僕が考えるベンチャーの本質は、絶対的に優位な技術を持ち、勤勉で、社長が健康であること。アスキーは全部当てはまっていた。アスキーにしか書けない記事、作れないソフトをたくさん出したと思います」
01年から、祖母が創設した神戸市の須磨学園の運営に携わる。制服ならぬ「制携帯」を10年に導入し、今は特注のスマホを全生徒、教諭に配っている。
「世間で、子供に携帯が必要かどうかの議論をしていた時、必要だから安全に使えるように環境を整備することが大切だと先手を打ちました」
「メールは思った瞬間に返信でき、売り言葉に買い言葉とエスカレートしがちです。『学校が知らなかった』ではなく、だめなものはだめだと反省させる。もし自分のメールが他人に見られたとしても、恥ずかしくないところで止めておこう、と指導しています」
「でも、最近はLINEなど、やり取りが補足できないアプリの使用が増えていて頭が痛い。もう一回どうするかを考えないといけない時期に来ています」
「パソコンでは最初、計算やワープロ、インターネットができるようになった。スマホは携帯電話でパソコンの機能が使えます。できることや売れる理由が明白でした。ではIoTは?どう使えばいいのか、どんな事業につながるか、わかる人はまだ少ない」
「全国の桜の木に装置を取り付けて開花時期を測定しようという取り組みを行っています。その事業に誰がお金を払うかは、我々も正直分からない。とりあえず、やってみようと」
今、ゲイツ氏とは年に数回会い、話し合うという。
「日本のメーカーもマイクロソフトも、スマホの世界でアップルやグーグルに敗れた。IoTでは負けられない。ビルから、頑張れと言われました。「よいものができたらマイクロソフトを紹介してやる」って」
私は繊維に携わって半世紀が経ちました・・・
それもトーションレースという細幅の機械編みレースをメインに企画してきましたが、
ここ何年も、頭打ちの状態が続いています・・・
繊維から離れることが出来なかったことが一番の原因なのかも知れませんが、
現在では、機械の編立装置にしてもコンピューターシステムを取り入れ、
且つて、できなかった柄も可能となっているわけですが・・・
私の頭では、ここまでが限界なんでしょうか・・・
今朝の新聞を読んでいてアスキーの創業者、西和彦さんのバイタリティーに
私も気持ちを奮い立たせ・・・諦めないで挑戦し続けようと思いました・・・
今日は、西さんのインタビュー記事を転載してみようと思います。
~以下、5月3日読売新聞朝刊より抜粋~
![「語る聞く」のロゴ](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/51/457bf81926f66871e8b27599db6c1df4.jpg)
東京大IoTメディアラボラトリー・ディレクター
西 和彦さん 62
スマホの次 未来描く
パソコン黎明 期の1970年代後半から90年代、ITビジネスの中心にいたのが、コンピューター関連情報やソフトを扱っていたアスキーの創業者、西和彦さん(62)だ。米マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ氏の盟友として同社副社長も務め、日本でのパソコン普及を進めた。その後、アスキーを去り須磨学園高校校長(現学園長)など教育に携わる一方、昨春から東京大を足場に再び先端技術の開発に挑む。「ときめくものを作る」と意欲満々だ。
(文化部 沢野未来)
![西和彦さんの略歴](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/d0/4766c97fa91f486974967257d42c08d7.jpg)
![西和彦さん](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/bc/d25fb3874c6013e472e0808c5bf6f90f.jpg)
「20歳くらいからエンジニアを始めて40年。最初にパソコン、次に音楽などパソコン上でやり取りするコンテンツ(情報)にかかわって、またものづくりの世界へ戻ってきた。ここでやっているのはIoTの研究と授業。スマートフォンの次に来る技術がIoTです」
ゲイツ氏から頑張れと。ときめくもの作る
IoT(Internet of Things)とは、家電や車などあらゆるものがネットにつながり、情報をやり取りする仕組みだ。「学生や技術者のチームで、例えば、脈拍などを計測できる
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高校生の頃、アマチュア無線に熱中。早稲田大理工学部在学中の1977年、アスキー出版を創業し、パソコン専門誌を発行した。「みんなに向けて原稿を書き、売ることが楽しかった。未来を想像し、創造する気持ちを込めていろいろな記事を書きました」
同年、米アップルが初の本格的パソコン、アップル2を発売。情報に飢えるマニアが雑誌に飛びついた。
「目指したのは、単なる技術情報の提供ではなくて、パソコンでこんな未来が訪れると提言することでした。『いまはまだ数字しか扱えないが、いずれ音や映像が出せるだろう』と」
78年、創業間もないマイクロソフトのゲイツ氏と意気投合し、同社製品を日本向けに展開する事業を始めた。日本の企業ともパソコンなどを共同開発した。だが、やがて事業方針を巡ってゲイツ氏とたもとを分かつ。アスキーの経営からも2001年に退いた。
「僕が考えるベンチャーの本質は、絶対的に優位な技術を持ち、勤勉で、社長が健康であること。アスキーは全部当てはまっていた。アスキーにしか書けない記事、作れないソフトをたくさん出したと思います」
01年から、祖母が創設した神戸市の須磨学園の運営に携わる。制服ならぬ「制携帯」を10年に導入し、今は特注のスマホを全生徒、教諭に配っている。
「世間で、子供に携帯が必要かどうかの議論をしていた時、必要だから安全に使えるように環境を整備することが大切だと先手を打ちました」
「メールは思った瞬間に返信でき、売り言葉に買い言葉とエスカレートしがちです。『学校が知らなかった』ではなく、だめなものはだめだと反省させる。もし自分のメールが他人に見られたとしても、恥ずかしくないところで止めておこう、と指導しています」
「でも、最近はLINEなど、やり取りが補足できないアプリの使用が増えていて頭が痛い。もう一回どうするかを考えないといけない時期に来ています」
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コンピューターからパソコン、スマホ、そしてIoTへ、技術革新が進む。「パソコンでは最初、計算やワープロ、インターネットができるようになった。スマホは携帯電話でパソコンの機能が使えます。できることや売れる理由が明白でした。ではIoTは?どう使えばいいのか、どんな事業につながるか、わかる人はまだ少ない」
「全国の桜の木に装置を取り付けて開花時期を測定しようという取り組みを行っています。その事業に誰がお金を払うかは、我々も正直分からない。とりあえず、やってみようと」
今、ゲイツ氏とは年に数回会い、話し合うという。
「日本のメーカーもマイクロソフトも、スマホの世界でアップルやグーグルに敗れた。IoTでは負けられない。ビルから、頑張れと言われました。「よいものができたらマイクロソフトを紹介してやる」って」
取材後記取材中、テーブル上の2台の携帯電話が絶えずなり、連絡が入る。海外とのやりとりのために早朝と深夜、未明に起きてメールをチェックするそうだ。「大学は65歳定年だから残り時間が少ない。1日18時間仕事をしないと」と言い切る。
「心配の先取りではなく目の前の草取り。目の前のことをただ一生懸命やってきたし、これからもやるだけ」と穏やかに語るが、IoTの話題になると早口に、姿勢も前かがみになる。
学生時代、パソコンを作ったり、ホームページを運営したりと、IT文化を享受していた私にとって、ビル・ゲイツ氏やアップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏と並んで西さんも憧れの存在だった。技術の世界で未来を創ろうとする意欲に、発奮させられた。