いじめられっ子って、けっこうしぶといと思う。ただし、友達が一人でもいれば、だが。
よく分からない事を考え込む、ヘンなラッコとその仲間が繰り広げる可笑しな日常生活を描いた漫画が表題の作品だ。すぐに殴る、いじめっ子のアライグマ君と、「いじめる?、いじめるの?」とうっとおしい、いじめられっ子のシマリス君のやり取りが面白い。
正直、シマリス君はうざったい。周りにいたら、私でも苛めたくなる気がする。でも見捨てはしないとも思う。どうも、シマリス君は、そのことを知っている気がするのだ。だからこそ、苛められても耐えられる。
ふてぶてしいなと思う。逞しいとは思わないが、しぶといとは思う。幾人か、そのような奴を知っている。
人間という生き物は、集団を作って生きている。社会性の強い生き物だと言える。だから、その集団のなかで疎外感を受けることに耐えられない。いじめの問題が自殺へ繋がるのは、集団のなかで居場所をなくした子供がとる、必然の行動だと思う。
だから、例え苛められていても、その集団のなかで自分が居てもいい場所があるのなら、決して自殺までは行き着かない。その「自分が居てもいい場所」とは、友達が作ってくれる。不思議とそれは家族や家庭ではない。家庭も社会の一部だと思うが、なぜか家族は「いじめ」の助けにはならない。
いつもイライラして、すぐに殴るアライグマ君だが、決してシマリス君をのけ者にはしない。だから、シマリス君はアライグマ君から逃げない。アライグマ君のそばは、シマリス君の居てもいい場所なのだと思う。絶対に口には出さないだろうが、もしシマリス君がいなかったら、アライグマ君は寂しいと思う。だから、シマリス君は自殺なんかしない。
さらに付け加えるなら、中立的立場のラッコのぼのぼのの存在が、シマリス君とアライグマ君の関係をゆるやかなものとしていると思う。具体的には、まるで役立たずのラッコだが、彼の存在が両者の中和点となっている。役に立たないようで、実は役に立っているのだろう。
私自身は、三者のなかで例えるなら、ラッコが近いかもしれない。短気で、すぐ苛付く辺りはアライグマ君似だが、中立の立場に立ちたがる傾向があるので、ラッコのぼのぼの似じゃないかな。余計なことを考えたがるところも似てるし・・・でも、あれほどトボけてはいないが。
随分と長く続いている漫画ですが、実は最近は読んでいない。だから、現在どうなっているか、全然分かりません。暇が出来たら、漫画喫茶あたりで一気に読みたいと考えています。
嗚呼、暇が欲しい・・・
よく分からない事を考え込む、ヘンなラッコとその仲間が繰り広げる可笑しな日常生活を描いた漫画が表題の作品だ。すぐに殴る、いじめっ子のアライグマ君と、「いじめる?、いじめるの?」とうっとおしい、いじめられっ子のシマリス君のやり取りが面白い。
正直、シマリス君はうざったい。周りにいたら、私でも苛めたくなる気がする。でも見捨てはしないとも思う。どうも、シマリス君は、そのことを知っている気がするのだ。だからこそ、苛められても耐えられる。
ふてぶてしいなと思う。逞しいとは思わないが、しぶといとは思う。幾人か、そのような奴を知っている。
人間という生き物は、集団を作って生きている。社会性の強い生き物だと言える。だから、その集団のなかで疎外感を受けることに耐えられない。いじめの問題が自殺へ繋がるのは、集団のなかで居場所をなくした子供がとる、必然の行動だと思う。
だから、例え苛められていても、その集団のなかで自分が居てもいい場所があるのなら、決して自殺までは行き着かない。その「自分が居てもいい場所」とは、友達が作ってくれる。不思議とそれは家族や家庭ではない。家庭も社会の一部だと思うが、なぜか家族は「いじめ」の助けにはならない。
いつもイライラして、すぐに殴るアライグマ君だが、決してシマリス君をのけ者にはしない。だから、シマリス君はアライグマ君から逃げない。アライグマ君のそばは、シマリス君の居てもいい場所なのだと思う。絶対に口には出さないだろうが、もしシマリス君がいなかったら、アライグマ君は寂しいと思う。だから、シマリス君は自殺なんかしない。
さらに付け加えるなら、中立的立場のラッコのぼのぼのの存在が、シマリス君とアライグマ君の関係をゆるやかなものとしていると思う。具体的には、まるで役立たずのラッコだが、彼の存在が両者の中和点となっている。役に立たないようで、実は役に立っているのだろう。
私自身は、三者のなかで例えるなら、ラッコが近いかもしれない。短気で、すぐ苛付く辺りはアライグマ君似だが、中立の立場に立ちたがる傾向があるので、ラッコのぼのぼの似じゃないかな。余計なことを考えたがるところも似てるし・・・でも、あれほどトボけてはいないが。
随分と長く続いている漫画ですが、実は最近は読んでいない。だから、現在どうなっているか、全然分かりません。暇が出来たら、漫画喫茶あたりで一気に読みたいと考えています。
嗚呼、暇が欲しい・・・