世間では、いろいろと喧しく言われているようですが、男子は韓国の優勝で、日本は2位は順当な結果だと思います。
日本も韓国もチーム再建途上で、国内組と若手の起用が目立つのは同じ。違いは地力の差でしょう。差はわずかなものですが、これを縮めるのは難しい。身体の寄せ方、球際の厳しさ、判断力の速さなどは、選手だけでなく指導する側の力量が問われます。
既に30年近くワールドカップにて、世界と戦い苦杯を舐めてきた韓国の指導者たちと、アマチュア上がりの日本の指導者たちとでは経験の重みが違う。この差は容易には埋められないと思うのです。だからこそ、1位と2位の差は順当だといえるのです。
一方、がっかりしたのが中国チーム。日韓ワールドカップの頃のほうが、ずっとレベルが高いチームでした。名将ボラ監督の下、初のワールドカップ出場を果たし、本戦では残念な結果でしたが、可能性を感じたチームでもありました。しかし、今のチームは明らかに力量が落ちている。
あれだけ反則が目立つのは下手な証拠。2~3人、上手い選手もいましたが、全体としてはレベルが落ちている。だから反則をやらざる得ない。おまけに、ホームとの意識が却って意識過剰となり、平常心でのプレーが出来ていない。
最下位に終わった北朝鮮ですが、あんなものでしょう。身体を張って当たり、強靭な意志で走る従来の北朝鮮のサッカーを踏襲するものでした。国際試合の経験が少ないので、どうしても単調な試合運びになりがち。日本育ちの選手を主力に使わざるえないのも無理ないと思います。
なお、今大会で非常に目立ったラフプレーと偏った審判への批判ですが、私はそれほどヒドイとは考えていません。たしかに北朝鮮や中国の選手には、ヨーロッパの大会なら一発退場となるラフプレーが幾つもあったのは事実です。審判もずいぶんと中国に偏ったレフリングをしていたのも事実です。
でも、国際試合なんて、そんなものではないか。BSやCSでヨーロッパの試合、特にUEFA杯やユーロなどの高度な試合と比較すれば、たしかに酷いラフプレー、偏ったジャッジです。でも、ガルフ杯やアフリカ・ネーションズ杯だって、相当なラフプレー、酷い審判は今もあります。
むしろ、日本のJリーグが綺麗すぎる。だから日本の選手はラフプレーに弱い。南米やヨーロッパの国々と対戦し、上手に身体を寄せるラフプレーをされると、ミスを連発して自滅する。はっきり言って、Jリーグの開始前のほうが、ラフプレーに強かった。今の選手は、きれいなプレーをしたがりすぎる。
相も変らぬ、日本のサッカーの弱点を晒した大会でした。でも、一度も負けなかったのは十分評価していい。今大会、最大のミスは初戦に勝てなかったこと。これに尽きます。
後、最後に一言。日本のマスコミ(特にTBS)さんよ、ちと中国様に気を遣い過ぎではないかい?
日本も韓国もチーム再建途上で、国内組と若手の起用が目立つのは同じ。違いは地力の差でしょう。差はわずかなものですが、これを縮めるのは難しい。身体の寄せ方、球際の厳しさ、判断力の速さなどは、選手だけでなく指導する側の力量が問われます。
既に30年近くワールドカップにて、世界と戦い苦杯を舐めてきた韓国の指導者たちと、アマチュア上がりの日本の指導者たちとでは経験の重みが違う。この差は容易には埋められないと思うのです。だからこそ、1位と2位の差は順当だといえるのです。
一方、がっかりしたのが中国チーム。日韓ワールドカップの頃のほうが、ずっとレベルが高いチームでした。名将ボラ監督の下、初のワールドカップ出場を果たし、本戦では残念な結果でしたが、可能性を感じたチームでもありました。しかし、今のチームは明らかに力量が落ちている。
あれだけ反則が目立つのは下手な証拠。2~3人、上手い選手もいましたが、全体としてはレベルが落ちている。だから反則をやらざる得ない。おまけに、ホームとの意識が却って意識過剰となり、平常心でのプレーが出来ていない。
最下位に終わった北朝鮮ですが、あんなものでしょう。身体を張って当たり、強靭な意志で走る従来の北朝鮮のサッカーを踏襲するものでした。国際試合の経験が少ないので、どうしても単調な試合運びになりがち。日本育ちの選手を主力に使わざるえないのも無理ないと思います。
なお、今大会で非常に目立ったラフプレーと偏った審判への批判ですが、私はそれほどヒドイとは考えていません。たしかに北朝鮮や中国の選手には、ヨーロッパの大会なら一発退場となるラフプレーが幾つもあったのは事実です。審判もずいぶんと中国に偏ったレフリングをしていたのも事実です。
でも、国際試合なんて、そんなものではないか。BSやCSでヨーロッパの試合、特にUEFA杯やユーロなどの高度な試合と比較すれば、たしかに酷いラフプレー、偏ったジャッジです。でも、ガルフ杯やアフリカ・ネーションズ杯だって、相当なラフプレー、酷い審判は今もあります。
むしろ、日本のJリーグが綺麗すぎる。だから日本の選手はラフプレーに弱い。南米やヨーロッパの国々と対戦し、上手に身体を寄せるラフプレーをされると、ミスを連発して自滅する。はっきり言って、Jリーグの開始前のほうが、ラフプレーに強かった。今の選手は、きれいなプレーをしたがりすぎる。
相も変らぬ、日本のサッカーの弱点を晒した大会でした。でも、一度も負けなかったのは十分評価していい。今大会、最大のミスは初戦に勝てなかったこと。これに尽きます。
後、最後に一言。日本のマスコミ(特にTBS)さんよ、ちと中国様に気を遣い過ぎではないかい?