タイトルって大事だと思う。
表題の作品は、なかなかに面白いミステリーだった。傑作と称してもおかしくない。私としては、最近読んだミステリーの上位にランクさせるつもりだ。長すぎることなく、多少の笑いと、意表をつくストーリー展開。そしてその顛末の鮮やかさを思えば、当然のことだと思う。
でも、もしタイトルが「チンパンジー誘拐殺人事件」だとしたらどうか。・・・多分、私は手に取らなかったと思う。いや、実際中身はその通りなのだが、それでは内容の面白さが伝わらない。
ちなみに原題は「Don't monkey with murder」。私には適切な直訳ができない。ここは翻訳者の意訳を良しとしたい。実際、このタイトルであったからこそ、私は書店で手に取ったのだから。
食わず嫌いが良くないのは分っている。見た目がよくなくても、食べてみれば美味しいものって沢山ある。本も同じこと。一見くだらねえ~と思っても、読んでみたら傑作だったこともある。
お猿さんの誘拐殺人事件なんて、くだらねえと思うかもしれませんが、ちと一読してみては如何。先入観を覆す、面白さがあると思うのですがね。
表題の作品は、なかなかに面白いミステリーだった。傑作と称してもおかしくない。私としては、最近読んだミステリーの上位にランクさせるつもりだ。長すぎることなく、多少の笑いと、意表をつくストーリー展開。そしてその顛末の鮮やかさを思えば、当然のことだと思う。
でも、もしタイトルが「チンパンジー誘拐殺人事件」だとしたらどうか。・・・多分、私は手に取らなかったと思う。いや、実際中身はその通りなのだが、それでは内容の面白さが伝わらない。
ちなみに原題は「Don't monkey with murder」。私には適切な直訳ができない。ここは翻訳者の意訳を良しとしたい。実際、このタイトルであったからこそ、私は書店で手に取ったのだから。
食わず嫌いが良くないのは分っている。見た目がよくなくても、食べてみれば美味しいものって沢山ある。本も同じこと。一見くだらねえ~と思っても、読んでみたら傑作だったこともある。
お猿さんの誘拐殺人事件なんて、くだらねえと思うかもしれませんが、ちと一読してみては如何。先入観を覆す、面白さがあると思うのですがね。