ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

Hanako 雑誌

2009-12-22 21:23:00 | 
世に数多あふれるグルメ情報。

食いしん坊の私としては、どうしても無関心ではいられない。基本的には自分の舌がなにより当てになる。グルメとは程遠い胃袋満腹感重視の偏った舌だと思うが、自分で納得した味なら他人の評価なんてどうでもいい。

次に当てになるのは、やはり口コミだ。偏見かもしれないが、これはやはり女性のほうが良い情報を持っている。口コミにより美味しい店に集うのは、圧倒的に女性が多いようにみえる。

私の経験からすると、食事時に女性客が多い店は、けっこう美味しい店が多い。もっとも、高級レストランで数千円のランチを食していらっしゃる妙齢の女性たちをみていると、旦那さんたちの実直な昼食が思いやられて微妙な気持ちになる。セレブだかなんだか知らないが、お優雅なことだなと皮肉な眼差しになるのは私の僻みだろうか。

さらに言うなら、世の女性たちは美味しい店の口コミ情報をかなりもっていると思われるが、なぜか男性にはそれを明かさない傾向があるように思えてならない。

どうも男性に美味しい店に連れて行ってとの思惑が透けて見えて仕方がない。これが結構なプレッシャーに感じる。味覚よりも満腹感重視の私は、女性のお眼鏡に適う店を探すのが苦手だ。

まあ、世の中ありがたいことに「ミシュラン」やら「ザガット」といったグルメ本があるので、とりあえず有名なお店をピックアップしておけば無難に済ませられる。ただしお財布に空っ風が吹くのは避けられない。

私は「地球に優しく」なんて言葉は嫌いだが、「財布に優しく」なら大歓迎。こんな時頼りになるのが雑誌「Hanako」のグルメ情報なのだ。女性をターゲットにしている雑誌だけに、女性向けに、はずれが少ない。

わりと丁寧な取材をしていると思うし、実際にいってみて大きくはずしたことはない。でも、たまに大はずれもあるようだ。そう思ったのが、最近発売されたHanakoの増刊小冊子だった。

銀座特集だったので、パラパラと頁をめくっていると、私の知っている店、知らない店等いろいろあり、買ってみるかなと思っていたら手が止まった。

「おいおい、この店載っけるのかい!?」

安い店であることは認める。ヘルシーな印象もあることも認める。でもねえ・・・あの味はないだろう。メインのメニューの味は悪くない。ところが、付けあわせで付く点心がヒドイ。率直に言って、ファミリーレストランのものと大差がない。しかもファミレスのほうが安い。

ただし、私もスタッフも昼のメニューしか食べたことはない。夜のフルコースは分らないから、安いランチ・メニューだけで判断しているのでお店の名前は出さない。

Hanakoという雑誌がよく作られていることは認めるが、やはりたまにはポカをするらしい。人のやることだから、必ずミスは出る。これは致し方ないことだし、蓼食う虫も好き好きなのも分る。でもねえ・・・

誰が取材したのか知りませんが、本当に食べたのかな?広告記事ではないと思うけど、ちょっとがっかりでしたね。
コメント (6)
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