ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

角界いじめに思うこと

2010-07-29 13:37:00 | スポーツ
お客様は神様です。

そう言ったのは、歌手の三波春夫ではなかったか。また、ある会社経営者は語る。「お金を貸してくれる人には、後光が射して見える」と。

これが現実だと思う。お金を出してくれる人は、ただそれだけでありがたい。たとえその人がヤクザのような反社会的勢力の人であろうと、金は金であることに変わりない。

先月から相撲界が揺れている。ヤクザに升席を優遇したり、はたまたヤクザの関係者のビルを使っていると、善良なる方々からの批難が絶えない。野球賭博以来、角界いじめが流行なようだ。

まったくもって、マスコミ様は弱い者いじめが好きだ。もし本当にヤクザのような反社会的勢力とかかわりを持つことを批難したいなら、まず法曹界を攻撃してみろ。

元・最高裁判事、元・検察庁幹部が、ヤクザや右翼のような反社会的勢力の顧問弁護士として高給を食んでいるぞ。そのことを満足に批難できないくせに、弱り目に祟り目の相撲界をいたぶるあたりが厭らしい。

この夏の猛暑にはウンザリしているが、それ以上にマスコミの偏った正義感ぶりには反吐が出る。もし本気でヤクザのような反社会的勢力を排したいなら、まず自ら率先して範を示すべきだ。

ヤクザには新聞は売らない。ヤクザにはTVを観て欲しくないと言ってみろ。自分が出来もしないことを他人に求めるな。
コメント
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