ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

禁断症状

2020-04-23 12:13:00 | 日記

最近、苛立ちが止まらない。

私の日々の習慣の一つに、一日一回本屋さん、といったものがある。十代初めから続いている習慣である。入院などして外出できない時や、長期の登山に入っている時を除けば、一日のうちどこかで本屋さんを散策するのが私の長年の習慣である。

以前は昼休みに、銀座界隈の大型書店に足を運んでいた。ところがその書店が無くなってしまった。今、近くにある本屋といえば、GINZA6にある蔦屋だけである。ちなみに、この蔦屋さんはかなり凝った造りの店舗で、本好きなら一度は足を運んでみても良いと思う。

だけど、私の好みの本屋ではない。あんなお洒落な造りだと、私はかえって居ずらい。だから私が通っていたのは、渋谷の本屋さんである。渋谷の街は十代の頃から通っており、そのなかでも本屋さんは最も足繁く通ったものである。

もっとも当時とは店舗も変ってしまい、行かなくなった店もある。だけど割と遅くまで営業しているので、帰宅の遅い私にはありがたかった。

ところが今回の新型肺炎に伴う緊急事態宣言で、私が通っていた本屋さんが一斉休業してしまった。昼間営業している本屋さんはあるにはあるが、忙しい私には行く時間がない。

しかたなく週末にだけ本屋さんに行くようにしているが、実は仕事が忙しくて昼間は事務所にこもっている。おかげで本屋散策が出来ずにいる。

ただでさえ公共図書館は閉館なので、私は活字中毒に陥り、苛立ちが止まらない。仕方ないので、家の中の段ボールを開けて、仕舞い込んでいる本を取り出して、再読に励むようにしている。

不思議なのだが、再読に選ぶ本はたいがい数回読んでいるはずのものばかり。本当は忘れているような本を選びたいと考えているのだが、何故か数回読んだ本ばかり選んでしまいます。

ヘンなの・・・いずれにせよ、本屋の通常営業を望んでやみません。

コメント (4)
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