ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

お休み

2016-08-03 14:03:00 | 日記

毎年ですけれど、8月は毎週水曜日も休みとさせていただきます。

3、11の後の電力不足を受けての措置でしたが、恒例になっており、この時期に他の雑事をやっているので、仕事も休んでおります。

平日の休みはありがたいようで、やることが沢山あって、却って忙しいくらいです。9月からは通常とおりに戻ります。

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ポケモンGO

2016-08-02 11:56:00 | パソコン・インターネット

アメリカで、スマートフォン用ゲーム・アプリの「POKEMON GO」が大人気だとのニュースを知って驚いた。

いや、アメリカどころか世界中で大騒ぎであるらしい。ポケモンというゲームが世に出て20年余り、世界中の子供たちが熱中していた。その子供たちが大人になって、ポケモンがスマホ用ゲームとして出てきた以上、無関心ではいられまい。

子供以上に、大人が夢中になってしまっているのだから、ャPモンが如何に愛されたゲームであるかが良く分かる。先週にはポケモン生誕の地である日本でも公開されたようで、既に週末、各地でいろいろと問題を起こしていたようである。

私自身は、頑固なガラ携派なので、このゲームをやることはないと思う。でも、もしスマホを持っていたら、やっていたかもしれない。別にポケモン自体に、たいして思い入れはない。

しかし、このアプリは、ポケモンを求めて街を歩き回らねばならない。これは素晴らしい。ただ単に歩き回るのは、それがダイエットという明確な目的があったとしても、歩くこと自体は労苦である。

歩くことが好きな私ではあるが、ダイエット目的の散歩には、些かウンザリしている。一昨年以来、健康の為、減量を目的に軽く走るようにしているが、今年は、あまり走れずにいる。

一度、足を挫いたのだが、その回復が遅れたのが最大の原因である。困ったことに、挫いてない方の足で、庇うように歩いていたせいで、こちらの足まで妙な痛みが出るようになってしまった。

仕方ないので、走るのは止めにして、歩く距離を伸ばすことにしている。昼間は暑いし、仕事もある。帰宅時に、二駅手前で降りて、家まで歩くのも良いが、この時期になると、スーツが汗だくになり、これはこれでかなり不愉快。

だから、夜、夕食後に歩くようにしている。夜の散歩は嫌いではない。むしろ、昼間歩くよりも楽しいかもしれない。私は歩きながら考え事をすることが多い。静かな夜のほうが、考えに集中できるのは確かだからだ。だが、ここのところ仕事の悩みが多く、考えることといったら仕事の事ばかり。これではストレス解消にならないというか楽しくない。

だから、ポケモンGOのニュースを読んだ時、世界各地でポケモンを求めて歩き回る人々がいると知って、ついつい関心を持ってしまった。まァ、わざわざスマホを買うのも何なので、やらないと思う。

思うけれど、このゲームに夢中になる人々の気持ちは分かる。ただ歩き回るよりも、ずっと楽しいと思うからだ。如何に健康目的であろうと、ダイエット目的であろうと、楽しくなければ続かない。

このゲーム、発案した人は凄いと思いますね。

コメント (5)
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サイレントヴォイス行動心理捜査官・楯岡絵麻 佐藤青南

2016-08-01 12:42:00 | 

安易に他人の心に踏み込んではいけない。

人の心は、無意識に態度に顕れる。嘘を付いた時だけに顕れる特有の仕草などから、本当の気持ちが読み取れる・・・ことがある。それを学問的に体系化したのが、行動心理学である。

私も何冊か読んだことはあるが、頷ける点も多いし、いささか背筋が寒くなるような気にもなる。なくて七癖、自分が気が付いていない、特殊な癖ってあるのだろうと思う。

もっとも、行動心理学を学んでいなくても、無意識にそれをやっている観察力のある人は少なくない。どちらかといえば、女性に多いように思うが、女性は無意識にそれをやっているように思う。

男性の場合は、ある程度意識して観察し、それをシステム化させて、活用しているように思う。いずれの場合であっても、一番難しいのは、自分自身の無意識行動を認識し、それを抑制することではないかと思っている。

職業でいえば、占い師などは、この行動心理学を商売に活かしているのではないかと思う。あと、誤解と偏見を恐れずに云えば、人気のある宗教家や政治家である。詐欺師などにも、その使い手は多いのではないかと私は考えている。

彼らの大半が、大学などで行動心理学を学んだのではなく、日常的に意識して習得している。実務のなかで磨き上げているとも云える。ただ、問題なのは、中途半端に行動心理学を学んた人だと思っている。

テキストと講師の話だけで、自分が行動心理学を習得できたと想い込み、それを現実に活かそうとする。気持ちは分かるが、実地経験が不足しているので、引き時を知らず、暴走してしまうことがあるように思えてならない。

以前、ネット上の掲示板で、そのような実例をみたことがある。きっかけは些細なひと言であった。その人は状況を自分なりに分析して、それを寸評のような短文で書き込んでしまった。分析された当人はいたく憤慨して、結果的にその掲示板が閉鎖に追い込まれた。

あまりに軽率な書き込みであったが、やらかした当人は最後まで自分が間違っているとは思わなかったらしい。傍観者であった私からすれば、あの余計なひと言が、すべての始まりであったことは明白だった。

行動心理学は無意識の態度から、その人の本音に食い込んでいく。人の気持ちに踏み込む以上、それなりの覚悟と配慮が必要だと思うのだが、それが足りなかったことが、結果的に人間関係を破綻に追い込んだ。

学んだ知識だけでは足りない。その知識という骨格に現実の経験という血肉が備わるまで、安易に使うべきではなかった。想像だけど、相当に勉強したのだと思う。頭のイイ人だったけど、知識に振り回されていたことに気が付いていなかった。

表題の作品は、行動心理学を駆使して容疑者から真実を引き出す女性捜査官が主人公の短編集である。たいへん、読みやすく、楽しめる。私はまだ、これ一冊しか読んでいないが、シリーズ化しているようなので、じっくり楽しもうと思っている作品です。

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