アメリカで、スマートフォン用ゲーム・アプリの「POKEMON GO」が大人気だとのニュースを知って驚いた。
いや、アメリカどころか世界中で大騒ぎであるらしい。ポケモンというゲームが世に出て20年余り、世界中の子供たちが熱中していた。その子供たちが大人になって、ポケモンがスマホ用ゲームとして出てきた以上、無関心ではいられまい。
子供以上に、大人が夢中になってしまっているのだから、ャPモンが如何に愛されたゲームであるかが良く分かる。先週にはポケモン生誕の地である日本でも公開されたようで、既に週末、各地でいろいろと問題を起こしていたようである。
私自身は、頑固なガラ携派なので、このゲームをやることはないと思う。でも、もしスマホを持っていたら、やっていたかもしれない。別にポケモン自体に、たいして思い入れはない。
しかし、このアプリは、ポケモンを求めて街を歩き回らねばならない。これは素晴らしい。ただ単に歩き回るのは、それがダイエットという明確な目的があったとしても、歩くこと自体は労苦である。
歩くことが好きな私ではあるが、ダイエット目的の散歩には、些かウンザリしている。一昨年以来、健康の為、減量を目的に軽く走るようにしているが、今年は、あまり走れずにいる。
一度、足を挫いたのだが、その回復が遅れたのが最大の原因である。困ったことに、挫いてない方の足で、庇うように歩いていたせいで、こちらの足まで妙な痛みが出るようになってしまった。
仕方ないので、走るのは止めにして、歩く距離を伸ばすことにしている。昼間は暑いし、仕事もある。帰宅時に、二駅手前で降りて、家まで歩くのも良いが、この時期になると、スーツが汗だくになり、これはこれでかなり不愉快。
だから、夜、夕食後に歩くようにしている。夜の散歩は嫌いではない。むしろ、昼間歩くよりも楽しいかもしれない。私は歩きながら考え事をすることが多い。静かな夜のほうが、考えに集中できるのは確かだからだ。だが、ここのところ仕事の悩みが多く、考えることといったら仕事の事ばかり。これではストレス解消にならないというか楽しくない。
だから、ポケモンGOのニュースを読んだ時、世界各地でポケモンを求めて歩き回る人々がいると知って、ついつい関心を持ってしまった。まァ、わざわざスマホを買うのも何なので、やらないと思う。
思うけれど、このゲームに夢中になる人々の気持ちは分かる。ただ歩き回るよりも、ずっと楽しいと思うからだ。如何に健康目的であろうと、ダイエット目的であろうと、楽しくなければ続かない。
このゲーム、発案した人は凄いと思いますね。