ヌマンタの書斎

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護憲論者とマスコミの責任

2016-08-05 13:23:00 | 社会・政治・一般

甘やかすのも、いい加減にした方がイイ。

またしても北朝鮮がミサイルを発射して、そのうち一基は発射そのものに失敗したようだが、残る一基が秋田県沖に着弾したようである。陸地からは遠く離れており、該当海域に漁船がいたとしても、当たることはまず考えられない。

それでも他国の海域に、事前通告なしでミサイルを撃ち込むなんざ、宣戦布告に等しい乱暴な行為である。安倍政権が抗議をするのは当然である。

ところで、オカシイのは安倍政権を日頃非難し、戦争法廃止だと騒ぐ、平和を愛する市民と、それを応援しているマスコミ様だ。日本の平和が侵されているのに、黙り込んで知らん顔である。

日頃の憲法9条信者たちは、このような現実的な軍事的脅威に対しては、いつも決まって黙り込む。

私は憲法9条で日本の平和が守れる訳がないと考えているが、彼ら護憲派と云われる人たちは、そうではあるまい。戦後の日本の平和は、憲法9条あってこそだと力説しているではないか。

その平和が侵されんとしている時、何故に彼らは黙り込む。

おそらくだが、彼らは本音の部分では分かっているのではないか。憲法9条なんて現実の軍事的脅威に対しては役に立たないことを。役に立つとしたら、自らの善人ぶりを世間にアピールするための錦の御旗としてであることを。

私からすると、彼ら護憲派と称する偽善者たちは、自分たちの善人ぶりをアピールしたいだけ。本当に日本が平和であった欲しいと考えているとは、到底思えない。

もっとも、彼ら護憲派の善人様方は、穴を掘って首を突っ込んで「平和、平和!」と叫ぶだけで、穴から首を出して、現実をみようとしない卑怯者に過ぎない。現実に対峙する勇気はないが、偽善ぶりに固執して自らを省みない愚者であることに恥辱を感じる自尊心もない。

彼らをここまで頑迷な愚者に貶めたのは、彼らを褒め称えるマスコミあってこそだと私は信じている。シールズとかいう愚かな若者たちも、その犠牲者であろう。

バカがマスコミに踊らされて、舞い上がって、有頂天になった。でも、彼らの努力は、無意味であり、無駄であり、無価値である。いくらマスコミが褒め称えても、それが世間の多数派となることはない。大半の日本人は、それほど愚かではない。

青春の情熱を注ぎ込んだ努力が一向に実らぬ残酷な現実が、彼ら護憲派を平和原理教の愚かな信者を育て上げた。

困ったことに、大半の日本人は、その哀しい醜態を見て見ぬふりして済ませてきた。私もその一人だ。身近にそのような哀しくも愚かな平和盲信護憲派がいても、知らぬ、存ぜぬ、関わらぬを繰り返してきた。それが一般的な日本人の常識的な振る舞いだと思う。

でも、せめてマスコミだけは、彼らの眼を覚まさせる義務があると思う。彼らマスコミの無責任な煽動が、この惨めで憐れな平和盲信護憲派を育てたのだから。

コメント (5)
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