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Photo by NKZW氏
連日ツタウルシがどうしたこうしたと言ってるわりに、肝心のツタウルシの写真が少ないと。それで今日は、前回小さいサイズで紹介したNKZW氏の作品をフルサイズで載せてみた。
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そしてもう1枚、これはご存知Ume氏の作品。撮影場所は、二人とも同じ焼き合わせ付近。これらの作品から、「秘められた姫君の恋」の物語でも、秋の夜長に思い描いてみてはいかがか。
本当のことかは知らないが、若いころに聞いた話。幕末、皇女和宮は公武合体のため徳川家茂に降稼したが、すでに有栖川宮熾仁親王という意中の人がいた。しかし結局彼女は時代の流れに逆らわず、徳川家に嫁し、難しい時代を幕府や新政府のために尽くして、家茂亡きあとは出家した。その和宮の墓所が訳あって、発掘調査された。
棺を開いてみた関係者は驚いた。なんと和宮の胸の上には紛うことなき、あの有栖川宮熾仁親王の写真が置かれてあったのだそうだ。ところがその写真は、太陽光を浴びたためみるみる変色して、たちまち誰が写っていたかは分からなくなってしまったという。ムーン。
和宮は中仙道から江戸に下ったが、随行した者の数は万を超えた。伊那からも助郷として木曽方面に駆り出された人がいたと聞くが、それにしてもこれだけの人の数、驚く。中には助郷に出た人と同じように、路傍に一夜の夢を結んだ人もいたかもしれない。因みに、迎えに出た幕府側の数はその約倍!呆れ返る。
「酒は美味すぎていけない」と言ったのはあの山頭火だが、この季節本当に酒が美味くて困る。ついつい一日を閉じる祭りの酒量が上がる。酒好きで有名な行乞の人だが、焼酎は嫌いだったようだ。そこだけは似ている。
昨日かけた罠には、早速キツネがかかっていた。一発で昏倒させることができず、二発喰らわした。ダメージが大きかったか、息を吹き返したあとも近くから離れず、小梨の木の根元から恨めし気な目をしてこっちを見ていた。
今日も雲に隠れて、御嶽山は見えず。
山小屋「農協ハウス」とキャンプ場の営業に関しましては9月5,6日のブログをご覧ください。ご存知氏の作品まだまだ続きます。お楽しみに。